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野宿ツーリングを広めたい①

こんにちは、おくとです。

季節は2月後半、寒さのピークは越えましたが、まだまだ野宿ツーリングはきつそうです。

そろそろ野宿の禁断症状が出てきたので野宿旅のメリットを紹介します。
メリットなんて文字通り”野宿体験全て”ですが、手始めに数個書きます。ぜひ温かくなったら野宿ツーリングを始めてみましょう。

以下人に迷惑をかけないことは大前提です。

場所に縛られない

ホテルなら観光地、ネカフェなら交通量の多い国道沿いと、大体宿には法則があります。

快適に走れる無人地帯へ向かうほど、ここで寝たいと思っても宿が無いこともしばしば、そんな時は野宿という選択肢を取れる。それだけで一段と旅の風通しがよくなります。

目覚めたらどこまでも開けた空気、目の前の阿蘇山へミルクロードを走る、”内”と”外”がある宿では味わえない感覚です。

歴戦の猛者に会える(かもしれない)

野宿旅をしていると、他の旅人と野宿スポットが被ることもしばしば、金のない若者、それこそ学生が多いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、自分の記憶では、高齢の方が多かった記憶です。

それも、その方たちは旅のエキスパート、歴戦の猛者たちが多い印象です。

  • スーツケースを引いて歩いて東北一周している。

  • 数か月~数年かけて原付で一地方を走り、それを繰り返して全国制覇。

  • お金を全く持たずに歩いて日本一周。

時間と体力のある若者ですらやらないような、できないような、いい意味でクレイジーな旅をしています。

それもそのはず、そんな猛者たちは若いころから旅を積み重ねています。世界一周をしていた時~とか、何十年も旅を続けていて~とか聞いていて飽きないような本物の武勇伝が飛び出します。

その世代の方々はSNSでの発信共有など行わない、旅のスタイルとして自分のための旅が多く見受けられます。それだけ体験が濃密に蓄積されているわけで、例えるなら何十年も積み重ねた濃厚な門外不出のタレのようです。

まとめ

更に自由に旅をしたいもよし、予算を節約したいもよし、人の人生をのぞきたいもよし、野宿には文字通り”全て”があります。

野宿を始めるのに遅いということはありません。どんな年代の方でも遭遇しますし、旅人同士の互いの存在を尊重する独特な距離感は心地よく感じるはずです。

たまたま野宿スポットが一緒になって、旅人のよしみで盃を交わす。翌朝にはお互いが別方向へさようなら。そんな最高の一期一会を体験できるのは野宿だけです。

もちろん、他人とかかわりたくないも尊重する、それも旅人です。

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