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期待しない子育て??

いってきま~す

娘氏は今日も元気に登校してくれました。

学校では、逆上がり、上り棒に昇ると、
アクティブに過ごしているようです。

幼稚園の遊具が物足りなくなって来た頃の卒園でしたので、
一年生の今は鉄棒や上り棒がスリル満点で楽しいのでしょう。

あと数年で飽きてしまうのかな。

体を動かすのが好きな子なので、
どんな習い事を通わせよう。

ダンス、サッカー、バレーボール、水泳、
どれがこの子に最適解かな?

よくどの習い事がいいか悩みませんか?
自分は親のエゴを押し付けていないか。
なんて。

ある県のエリートプログラムの話です。

現在も実施されている選抜方法なのか不明ですが、
新体操、バレエなどの審美系の種目では、
選抜試験時の面接時に祖母も同席することを求めているそうです。

厳しい勝負の世界の厳しい選抜の仕方です。

選抜の過程で、
その子はまだ、幼児で体形には他の子と多くの差はない。
体形で選抜の判定はできない。

それならば、お母さんを見てみよう。

お母さんは審美系種目の求める体系であったとしても、
この子がお母さんと同じ体系になるとは限らない。

遺伝ってよくわからないですからね。

そこで、祖母も同席させる。

できれば祖母は二人いるとよい。

ここでその子の体形的な遺伝情報がよくわかると言うことですね。

これは才能を見るという、
厳しい勝負の世界の厳しい選抜試験の一例ですが、
我が子を育てる際の極めて重要な考え方になりました。

つまり、逆に考えれば良いのです。

『多くの期待をかけないと言うこと』

私は、小学校中学校を通して、
特別頭が良く、
特別足が速くて、
繁華街を歩いていて、
芸能事務所の人にスカウトされるような美少年でもない。

そんな私の遺伝情報を娘は持っているので、
明るく、元気に、健康に育ってくれればよいではないか。

特別な教育をしても、
私に外れ値に相当する特異な分野はない。

けれども、自分とは違う一面を見つけたら、
そこはしっかりと記憶し、
伸ばすきっかけを考えること。

もちろん、親と比べてもよいが、
よそ様の子とは比べない。

そして、自分と同じような失敗や
苦手意識が高い分野に関しては、

「パパも苦手だったよ」
と語ればよいでしょう。

失敗して、
できなくて、
強く叱責する必要もないでしょう。

親も苦手な分野だったんだから。

失敗、できなくて子を叱ることは、
自分を叱ることと同義でしょう。

叱る必要もない。
同じような失敗、
できない経験を持っているので、
わかってあげられる。

それだけで、よいかな。

多くの期待をしない子育て。
けれども、これが難しい。

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