子どもの夢中を邪魔しない
こどもが夢中になっているものに気づいていますか?
家に居ると、
「宿題をやったのか?」
「歯を磨いたのか?」
「明日の準備はしたのか?」
こども達が言われてすぐに行動したら、
親としては楽です。
しかしながら、楽だが、
子どもたちにとっては、
親からの受けた気持ちのいい言葉がけではありませんね。
子どもには子どものペースがあります。
先日、こどもの授業参観に行ってきました。
感想。
楽しかったですね~。
私は図工の授業から参観できたのですが、
小学一年生の子どもたちの、
自由な発想に驚かされました。
太陽を描くお題が与えられた授業でした。
子どもたちはそれぞれが思う太陽を描きました。
笑顔の太陽
元気にどやって顔の太陽
形が丸ではない太陽
色がブルーの太陽もありました
みんな大人が思うオレンジの太陽ではありません。
子どもたちは熱中して描いていました。
担当の教諭は子供たちがどんな太陽を描いても、
否定しません。
だから、どんどんそれぞれの太陽を描く。
早く描ける子
時間がかかる子
創作のスピードにも先生は注意しません。
唯一の注意は、
時間かけて創作している子に、
太陽を描き終えた子が話しかけにいかないこと。
邪魔しないで子どもたちの創作する心を
止めないように指導しています。
もちろん、授業時間内に終わらせるためもあったと思います。
私たち大人は、
現在の常識を子どもに教えることを優先としています。
大人になった今は青い太陽なんて描かないですよね。
常識が無い子供たちは、
色も形も様々な太陽を描く。
色も形も様々な太陽を見るのは楽しかったです。
なぜ、楽しいと思ったか。
子どもたちが楽しそうに描いたから。
その心が伝わったからです。
こどもが夢中でやってること。
これは子どもが楽しくやったこと。
楽しいと、工夫するようになる。
工夫すると上手になる。
それでは、どうやって子どもたちの夢中、工夫を見つけるか。
先日ポストした鬼ごっこが、
子どもたちの夢中を見つけたことです。
え~、鬼ごっこが、夢中だと?
このように小さなことで大丈夫です。
鬼ごっこを例としましたが、
先ず、大人が立ち上がる(phase1)
全力で遊ぶ(phase2)
この過程で、子どもの考え方、行動変容を把握することができます。
鬼ごっこの場合、
声を出して、仲間に協力を求めるタイプ。作戦を練るタイプなど
楽しかった~、またやろう!と子供が言う(phase3)
また、phase1に戻る。
鬼ごっこに限らず、
何か子どもがやろう、やりたい気持ちに大人が立ち上がるのが重要です。
この小さな積み重ねが、
その後の子どもの発育発達過程において、
親と子のコミュニケーションを成立させてくれます。
特にphase2で個々の性格がよく見えてきます。
phase2を育てたい。ここが夢中です。
夢中は見ている大人も楽しいですからね。
しかし、YouTubeを夢中に観ることは、
まだまだ承服できないな~。
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