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自由に発想するということ

私たちは無意識のうちに、子供の頃に受けてきた教育によって行動、思考パターンが決まっている。

こう聞くと、どこか反発をしたくなりますよね。
そんなわけないだろう、と。

しかし、実際に私たちの行動は思考パターンによって決められています。
人生においても、義務教育を受けたら仕事をして、家庭を持って、定年まで子育てをしながら働き、老後は何をしようかと悩む。
幸せのように感じていた結婚生活でさえも、いつの間にかパートナーに対しての愚痴ばかりな人が多い。
不景気といわれる昨今なので、自分がお金持ちになる想像さえつかない。仕事をする以外に、副業や投資をして備えろって言われるけど、何をしたらいいかが分からない。なぜなら、今まで生きてきた世界も教育も、みんなパターンが決まっていて、そのパターン以外を教えてくれる人がいないから。

考えれば考えるほど、お先真っ暗な世の中のようにも思えます。

しかし、それは本当にそうでしょうか?

確かに、受けてきた教育に関しては、人生に影響を及ぼします。
しかし、それならば、人生で逆転劇を成功させた!という話はないはずではありませんか?
ネットが発達してきた近年では、これまでサラリーマン層や学生など、経営者以外でも若くして成功している人はたくさんいます。
中には、東大卒や高学歴ではなくても成功している人も。

では、成功している人とそうでない人の違いは何でしょうか?

それは、
どこまで自由な発想ができるか
だと私は考えます。
そして、その発想を行動に結びつける行動力。

もちろん、新しい仕組みを作るにも機械を組み立てるにも知識はいります。
それらが成り立つための最低限の知識は。

しかし、知識があるからこそ、それに心が囚われてしまって、自由な発想ができなくなってしまう。その結果、その業界に革命を起こしたのは、全く違う分野からきた新参者、という話もよくあるパターンですよね。

そしてこれは、何も新しいプロジェクトを起こすという目に見えた成功だけではなく、普段の仕事にだって使える万能な能力。
かつ、発想力というものは、個人の特性によるものですから、100人考えれば100通りの発想が出てくる魅力的な能力です。
正解は一つだけではありませんから、どんな答えを出したっていいんです。

また、磨けば磨くほど制度が上がってくるものです。


この発想力というものは、その発想がバカにされたとしても、それはその人と自分の感性が合わないだけ。
そう開き直ると、そういった発想力で何かを生み出すたびに、もっと作りたい!という気持ちになってきます。

私が以前に書いた、「没頭は、全てを加速させる」という記事についても、この話につながります。発想力というものは、自分の中にある考えを取り出すこと。いわゆる、考えたことは自分の好きなことがいっぱい詰まった結果になりやすいのです。

自由に発想した結果、何が生まれるかは分かりません。
しかし、それが日々の生活に彩りをもたらすものであれば、昨日よりも少し、自由に考えてみる習慣を取り入れてみるのはどうでしょうか?

では、また次回!

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