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人が感情的になる時、切実に求めている「何か」がある

こんばんは!えのもとです!

今回は、感情についてお話します。

人が感情的になる時、そこには何が起こっているのか?
考えたことはないでしょうか?

よく分からないけれど、なぜか涙が出るんです…

涙ぐみながら、訴えかける人もいるでしょう。
頭では理由を考えることはできないけれど、体としては反応が出ている。

その体からの反応がシグナルであることが殆どです。
SOSのようなものです。

例えば、お腹が空いたらお腹が鳴りますよね
これは体の生理的反応です。心では抗えないのです。

他にも、「眠たい」「しんどい」「我慢できない」など。

生理的欲求に対しては、正確に感じ取ることができるのです。

では今度は、感情面ではどうでしょうか?

  • 恋人にひどいことをされているが、好きなので別れられない

  • 怒られる度に自分の存在意義が感じられず、仕事をやめたいと思ってしまう。しかし、生活のことを考えるとやめられない。

  • 暴力をふるうこともあるけれど、普段は優しいから縁を切れない

…など、たくさんありますね。
全部、頭で考えてることです。

人は、何かが起こった時に自分で出来事に対して解釈をしようとする性質があります。

この性質が良い方向にいけば、自己啓発をすることができます。
悪い方向にいけば、自己嫌悪と自責の念にとらわれてしまいます。

そこで、最初に例えを出した、
理由は分からないが涙が出る」ケースについて考えてみましょう。

同じような状況が起こった時、注目すべきは
涙が出る直前に何が起こったか?です。

もし恋人や友人に酷いことを言われたのであれば、その発言内容ですね。

なんとなく冗談で「お前ってバカだよな」とか、「配慮できない」とか、「お前と仲良くできるの私くらいだよね~」など。
言われることってありますよね。

言われた側は、傷つきます。
そこに、発言者に悪意があったか、ないかは関係ありません。

もしバカと言われた時に、自分が裏で必死に勉強していることや集中していることがあるとしたら?
あなたはその努力を認めてもらいたい、という欲求があるのです。

もともと、努力をする人は現状を変えたくて努力しますから。

そして他に、配慮ができないと言われた時。
あなたが自分なりに考えて配慮していることがあるとしたら?
あなたは、自分なりに気配りを頑張っているのです。
気が利かない自分を変えたいと思っているのです。

私たちの体はいつも正直です。
感情を殺さない限り、割り切らない限り。

素直に自分の考えや大切にしているもの、
信念に基づいて、体は反応として返事をします。

体からのシグナルに対して、私たちが素直に改善への行動をするか、できるかはまた別の問題です。


本記事で私が最も伝えたいこと、それは…

感情は理由があるから生まれてくるものだということ。

言葉にすると、当たり前じゃん!と思いますが、感情を大事にしてあげることこそ。
自分を大事にするということなのだと、思います。

えのもと



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