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酵素風呂に行ってみた

 去年の5月から近所に酵素風呂屋さんを見つけて一か月2-3回のペースで通っている。きっかけは、鍼灸師さんに冷え性ですねと言われ、できるだけ身体を温めることを努めるようにアドバイスをもらったことにある。身体を温めることと言えば、温泉だと思いGoogle Mapで検索すると近所に酵素風呂があることがわかった。面白そうなので、Websiteを覗いてみると円形になった土のようなものの上に人が頭だけを出しそれ以外の身体の部位はすべてその土のようなものの中にすっぽり隠れている状態で酵素風呂とやらをされている写真をみた。
 早速試してみたくなり、電話予約をし行ってみた。幹線道路から舗装されていない敷地内を通り酵素風呂の看板を目にすると、何やら香ばしい独特の香りがして更にお店に入るとその香りが鼻いっぱいになった。なんだか自然の香りに包まれている感じがした。
 お店の方の説明通り、用意して下さった紙パンツとペーパーガウンに着替え、香ばしい香りでいっぱいの酵素風呂場へと通された。
 四角いコンクリートの部屋の中央に少ししっとりした茶色の土のようなものが円形状に平らに均されていて、まるで小さな相撲の土俵にも見えた。お店の方の説明によると、土のように見えるのは100%の米ぬかを微生物で自然発酵させたもので、常に60-67℃の温度が保たれるように管理されているそうだ。お店の方がフォークの形の鍬でこれから私が身体を埋めるところを掘ると、その米ぬかの表面に湯気があがり、先ほどの香ばしいぬかの香りが立つ。早速掘って頂いた場所に身体を横たえ、上からぬかをかけてもらい完全に顔のみぬか上に出し身体をぬかへ埋めてみた。
 しばらくすると、両下肢の小指の先が熱くてジンジンしてきた。お店の方が、熱く感じたら適宜足を動かす、もしくはぬかの上に足を出して、低温やけどを防ぐよう注意されているのを思い出した。早速我慢できず足先をぬかの上へ出すと熱く感じていた足先は、たちまち冷めて寒く感じる。
 仰向け15分ぬか床に身体を埋めた後、お茶を一杯飲んだら、更にうつ伏せで15分埋めた。終わってみると身体は十分温められ熱いぐらいの体感だったが、汗をほとんどかいておらず身体にぬかがほとんど付着していなかった。それを見た店の方から、かなり身体が冷えているね、セールストークでもあるかと思われたが、体質改善のために、ちょっとある程度の期間通ってみるのもいいのではないですか、と提案される。
 そうして、最初は多い月で1か月5-6回酵素風呂に通うようになった。通って一か月半ぐらいがたったころ、酵素風呂の終わりに身体にぬかが付着しきちんと汗がでるようになり、酵素風呂に行った後は身体のポカポカが持続し軽く感じられるようになった。その日はよく眠れ翌日の朝起きも爽快に感じられるようになった。更に数日間は全身のお肌がモチモチして艶が出てきてアンチエージング効果も感じられた。
 酵素風呂で過ごす時間は、私にとって日ごろの疲れを落し束の間の幸せを感じられる至福の時間である。
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