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介護をしている全ての人へ#82 ~ がん進行

 膵臓も肝臓も弱っている父の深酒が尾を引いていた。2日目の夕方まで身動きが取れないほどビールの影響が残った。父は自分の膵がんのことはよく分っていない筈だが、やっぱり怖かったのかもしれない。

2019年3月23日(土) 母の日記

 曇天、寒い一日
 次男、学位取得。看護師として働きながらよく頑張ったと思う。息子ながら心から尊敬する。お祝いをしてあげられず親として情けない。
 昨日の塩山に引き続き、今日は焼津のお墓参り。夫は昨日の深酒がたたって墓参りに来られなかった。長男の運転で焼津へ、墓参りの後、夫の従兄弟の家にいってしばらく話す。初めは、お寺の一室を借りるつもりだったのだが、お金を取るという。ここのおっさん(お坊さん)の守銭奴ぶりは見事。
 夫が子供のころの話を聞いたり、長男が本づくりの裏話をしたり、2時間ほど楽しく過ごした。お墓参りは親せきが関係を温めなおすには良いイベント。帰り道、Jさん(夫の弟)のレストランによる。
 お昼ご飯を食べていなかったが、J さんが手早くカレードリアを作ってくれた。おいしい!流石。Jさんの明るい性格がうらやましい。同じ病気で苦しんでいるJさんの回復を祈る。
 帰宅後、鼠径部リンパ節あたりに強い張りを感じる。がんが確実に進んでいることを感じ、暗澹たる思いになり、トイレで独り泣く。
 夕食は、3人、Jさんが持たせてくれたもので軽く済ませる。夫は体調が悪いらしく6時ごろ就寝。
 息子が、またスーパー銭湯、サウナががんに効くという民間療法にすがってみたくなり、連れて行ってもらう。
 息子、月曜日から在宅勤務が許された由、安心。

2019年3月23日(土) 私の日記

記述なし。(晩酌後、すぐ寝てしまった?)

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