自分を大切にするということ
自分の大切な人には、
ただ生きていてくれるだけでいいんだよ、と思う。
どんな仕事をしてようと、仕事をしてなかろうと、
偉業なんて成し遂げなくたっていい、1日の大半寝て過ごしていたっていい。
それでもいいんだよ。
あなたはあなたのままで大丈夫。
他人事とかそういうのではなくて、
本当にそう言える。
でもどうして自分自身には同じように思えないのだろうか。
どうして自分には大丈夫だよと言ってあげられないのだろうか。
どうしてできない自分に労いの言葉ではなく、
否定の言葉をかけてしまうのだろうか。
本当は自分の一番の味方は自分でありたい。
自分を癒せるものを外に探し求めるのではなく、
自分で自分を認めることで癒したい。
そして、そうやってできない日も、
そんな自分でも大丈夫だよ。愛してるよ。と
言えるようになりたい。
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あるベストセラー作家の方の講演会に行った際に、あるワークをしました。
「自分の大切な人を紙に書いてください。」
私は家族をはじめ、友達やお世話になってきた人たちの名前を書きました。
「そこにあなた自身の名前はありますか?」
それを聞いた時にはっとさせられました。
「自分の名前を書いた方はいますか?」
1000人以上の会場内でほとんど手が上がりませんでした。
自分の人生のために日々もがき、頑張っているはずなのに
大切に思っている人の中に自分がいないなんて。
私は自分にとても申し訳なくなりました。
私のカイロプラクティックの先生は、
治療前に私に「どんな私でも受け入れます」と
復唱するように言う時があります。
私の知っているセラピストさんたちは
「どんな私も私は愛しています」
「今まで気づいてあげられなくてごめんね」
という言葉を自分に言う時間をまず設けます。
その言葉や考えに出会うたび、
自分を一番大切に出来ていないのは自分で、
自分を癒せるのもまた自分なのだと思うのです。
それと同時に、この忙しく複雑な世界において
自分を大切にすることの難しさも感じます。
自分の一番の味方は自分であり、
癒しを外に探すのではなく、
自分の中に見つけることができるようになりたいなと思います。
そんな日は来るのだろうか、と思いますが、
まずはここに記すことで、
自分でこの考えに戻って来れるようにしようと思います。
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card : classics the small luxury
illustration : 我喜屋位瑳務さん
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我喜屋位瑳務さんがInstagramで一年前ぐらいに投稿していらした、
行き詰まった時に歌いながら(愛モルモットの)シモンくんと外気を吸う
2コマのイラストが、私の中ですごく笑えて
Instagramの保存機能を使って行き詰まった時にいつも見ているので
ここでシェアさせてください。
※2コマ目は少し観覧注意かも。笑