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地域おこし協力隊に着任して意識すること

地域おこし協力隊の任期は最大3年!
3年間で地域に馴染み、多くの協力者を味方につけ、生業を創らねばなりません(生計を建てていく)。

3年後のゴールに向かって
まず最初ステップは
「自分自身が地域から好かれること・地域との信頼関係を築く事」
から始まります。

ここができると3年間の物事のスピード感が全然変わってきます。
何か新しいことを地域で始めようとすると、必ず誰かが否定的になります。

そんな時に物事を前に進める協力者が一人でもいるだけで
やれることの範囲が一気に広がります。

今日のテーマは「地域おこし協力隊に着任して意識すること」

1年目は全力で【地域に溶け込み、好かれること】に注力をしましょう。
そのための心がけについて今日は書いていこうと思います。

最初は地域の方々(住民・行政職員)とのコミュニケーションを
頻繁に取ることが大切です。
その中で必ず話題になるのがこちら。

  • なぜ地域おこし協力隊になりたいと思ったのか(この地域で何がしたいのか)

  • 着任地域の何が魅力だと感じて選んだのか

  • これまで何をしてきたのか(前職や趣味)

  • 着任地域に来た最初の印象

協力隊の採用面接でも聞かれるような内容かと思います。
ご自身の中で可能な限り整理をして
いつでも話ができるようにしておくことをお勧めします。


なぜ地域おこし協力隊になりたいと思ったのか

これから迎える3年間、やりたいことがたくさんあってワクワクしている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方がやりがちなのが「大きな夢を語る」ということ。

地域の方々は 地域を変えたい と思っている方もいれば
地域が変わることを望んでいない方もいる ということを
忘れてはなりません。

地域をかき乱すのではなく、この方なら
「地域を大切にしつつ、より良い地域を一緒に創ってくれそうだ・・・」
と思っていただけるように
自らの野望だけではなく、
地域へのリスペクトを加えたちょうどよい期待感のある夢を語りましょう。

着任地域の何が魅力だと感じて選んだのか

これは徹底的に着任地域について調べましょう!
僕は面接の前に地域に足を運び、喫茶店で地域の方々と交流したり観光施設の様子を観察したりしました。

自分たちが住んでいる地域の魅力を第三者が語っているのを聞いて嬉しくない方はいません。
なるべく具体的に魅力を語れるように
ホームページはもちろんSNSで地域名を検索してリアルな投稿を見ておく
地域に足を運んで肌で魅力を感じる
など念入りな調査を行いましょう。

実は市内の○○山を先日歩いて登ったんですよ~。4時間かかりました・・・
地域の方々はバスで登るみたいですね(笑)でも桜がすごくきれいでした!
みたいなエピソードがあると気に入ってもらえます。

実体験を持って地域のことを知ろうとしている
前のめりの姿勢がすごく好まれます。

これまで何をしてきたのか(前職や趣味)

これは相手によって変えるべきですが
地域住民の場合は自分自身を大きく見せる必要はありません。
むしろ同じ目線で共通の趣味などを共有できると良いでしょう。

目的は距離を縮める事。
過去にどんな素晴らしい経歴があっても自慢や見せつけるようなことはせず
自らのスキルを活かして地域と共に歩む、ということを伝えましょう。


まとめ

地域の方々は協力隊に対して「よそから来てくれてありがとう!」と思ってくださる方ばかりではありません。

「もしかしたら自分たちの地域をかき乱されるのではないか・・・・」
警戒心を持って接して来られる方々もいます。

そんな中「○○さんがやることなら応援するよ!」
そう思ってくれる人をどれだけ1年目に創ることができるか

人としての信頼を得られるよう、思いを語れるようになっておきましょう!

その思いはあくまで地域ありきです。
地域へのリスペクトを持ち、
地域の方々と一緒になって地域の方々の想いもくみ取ってともに歩んでいく姿勢が大切です。

そのために積極的に地域のイベントに参加したり、訪問をしたりして
地域住民とのコミュニケーションを増やしていくことを意識していきましょう。




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