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ヤマハの小規模なコンクールに生徒さんが参加

私が所属するヤマハ主催のコンクールに幼児〜中学3年まで12名の生徒さんが参加してくれました。
いろんな賞が用意されていて、上位3名に選ばれると金銀銅のメダルがもらえます。

ミスなく弾けた生徒さんもいますが、緊張で途中でとまってしまったり、間違えたり、緊張でいつも通り弾けずに悔しくて泣いた子も。

途中で止まって固まってしまい、舞台上で10秒ほど固まってしまったNちゃん。私もご家族も、助けたいけど見守るしかなく、10秒どころかもっともっと長い時間に感じました。
仕上がりがギリギリだったこともあり、弾きこみが足りてなかったと思うのですが、辛い本番になってしまい、なんと声をかけたらいいか悩んでいたのですが、イベントが終わってからご家族が挨拶に来てくれました。
かなり緊張していたようなのですが
「今日の演奏では黒メダルやな」とお父さん。
それを聞いてゲラゲラ笑うNちゃん。
「頑張って練習してたから、またどこかのピアノで弾こう!」とお母さん。
ご両親の明るさに感動しました。

過去には同じように舞台上で演奏が止まってしまい、ショックのあまりそこから3年間舞台に上がってくれなくなった生徒がいました。
「舞台で起こってしまった辛い出来事は、もう一度舞台に立って演奏しないと、一生嫌な思い出になるよ」とお母様が説得して下さり、3年後同じコンクールでメダルを受賞する素晴らしい演奏を披露してくれました。

大勢の人前で演奏するって、ドキドキです。
怖いと思ってしまうかもしれません。
そこで勇気を出して演奏するって大変な経験です。
普段の練習は本人任せで大丈夫
間違えていても、そこは私の出番ですし。

でも、一生懸命発表した後は全力で褒めて
「また聞かせてね!」と言ってあげてほしいです。

って、誰に向けて書いてるのかわからなくなってますが、素敵なご家族だな〜と思ったという話です。

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