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毎月どんどん自分を好きになる!?月経のお話

こんにちは!

初めまして。福井県から、助産師のゆっきぃです!
現在、2歳3ヶ月になる男の子の子育て中です。
そんな私が今日は、月経(生理)のお話をしたいと思います。
月経は、女性とは切っても切れないものですね。しかし結婚し、妊娠を希望してから初めて、月経を大切にしようと気づかれる方も多いのではないでしょうか?しかし10代のころから(初経から)毎月の月経を大切にすることで、将来の妊娠につながっていきます。
また、月経を大切にすることは、女性が自身の身体を大切にすることに繋がっています。 このテーマを通して、すべての女性に自身の身体を大切にしていくことを伝えたいと思います。ぜひ10代の方にも場広く読んでいただければ嬉しいです。

では早速本題に入りましょう!

月経は自然そのもの?

今日のテーマは、「自分を好きになる」
ですが、毎月女性は新しい自分と出会えるようになっています。
それは月経のおかげです。月経という言葉に月という文字が入るように、月経は月の周期とリンクしています。月経の周期が28日前後なのに対して、月の周期は29.5日。これは偶然ではありません。女性は、自然のリズムを体内にプログラミングして生まれてくるのです。 まさに月経は自然そのものです。とはいえ、最近は人の生活そのものが”自然”ではなくなり、夜でも強い光をスマートフォンから浴びたり、勤務形態が夜勤の方もいらっしゃると思います。月経を自然なものとして捉えながらも、我慢する必要はありません。低用量ピルや漢方などを用いて、自分の月経とうまく付き合うことも大切です。

月経の役割は自分を感じること

月経を見直すことは、体の変化を見直すことにつながります。
なぜなら、毎日をどう過ごしたかどうかで、経血や体調に変化が現れるからです。自分を大切にできた時期と、無理してしまった時期、みなさんの月経の状態はどのように変化していますか。
月経は心の状態とも密接な関係にあります。精神的ショックを受けると、予定より早く月経が来たり、反対に極端に遅くなったりします。
私は月経に限らず、体に起こることは、全て自然現象だと感じることがあります。体の声に耳を傾けると図星なことも多いので、自分の生活を正すヒントにもなります。でも逆に自分の体に意識を向ける習慣がついていないと、それを認められず身体の声を不快に感じてしまったりするかもしれません。

反対に、体が起こす自然現象をしっかりと見つめて受け止めることは、自分を受け入れる事につながっていくのです。だからこそ普段から、小さな体の声に耳を傾けることを大切にしています。
心に余裕が出てくると、なんとなく面倒に感じていた月経のことも、丁寧に扱いたくなるようになるかもしれませんね。それが、自分を好きになる第一歩です。

「月経=小さなお産」は本当か

月経は、小さなお産とも言われ、巷ではデトックスという捉え方もされるようになってきました。
※デトックスは医療用語ではありません。

妊娠に至らなかった場合、受精卵のために用意していた子宮内膜を経血として流すことで、子宮内をお掃除し、肉体のデトックスにもなるからです。
女性の月経が起きている時間を日数でならすと、約7年ほど。日本人の平均寿命の男女の差は、ここ数十年、6〜7歳なので、月経が起きている期間とほぼ一緒と言えます。この数字があらわすように、月経が女性を守ってくれていると言えるかもしれません。
月経の分だけ女性が長生きできるって面白いですね。
月経のある女性は、月の満ち欠けにリンクするようにホルモン量が増えたり減ったりし、ゆらゆらと揺れる曲線的な生き方をしています。自分の持つホルモンのリズムに合わせて過ごすことで、今よりも月経期間を楽しく過ごせます。毎月、大切な体を守り、育み、潤わせてくれる女性ホルモンの波に乗れるようになれば、次はいつ月経が来るのかな?と待ち遠しくなることもあるかもしれませんね。

毎月の月経は、捉え方次第で自分を好きになるチャンスです。日常生活を少しずつ見直し、その小さな声を月経から感じることができれば、月経がくるたびに、新しい自分が発見できるかもしれませんね。

今日はこの辺で。私の初めてのコラムを最後までお読みくださり、ありがとうございました!また文字を通してお会いできるのを楽しみにしています。

参考文献;毎月、新しい自分に生まれ変わる、やまがた てるえ、大和書房、2017


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