つわりのタイプと対処法とは?
つわりには食べ物を食べたら気持ち悪くなる以外にも、様々なつわりがあります。
みなさんが経験する(経験された)つわりはどのタイプでしょうか?
つわりの原因については前回のコラムにてお話ししました。
気になる方はこちらもお読みくださいね。
1.食べづわり
①食べづわりの症状
食べづわりは、常に食べていないと気持ち悪くなるつわりです。
しかし、一度にたくさん食べてしまうと余計気持ち悪くなる場合も
あります。
寝ている間は空腹の時間が長いので、朝起きたときは吐き気が強いです。
常に何かを食べている状態なので、体重増加に注意しなければならないつわりでもあります。
②食べづわりの対処法
飴、ガム、グミなどを常備して、️すぐに食べられるようにしましょう。なるべくカロリーが低いものを選んでくださいね♬
朝起きてすぐに食べられるように、軽食を用意しておくのもおすすめです。
食べる回数が多くなってしまうので、食事は少量にして、こまめに食べるのもいいですね。
2.においづわり
①においづわりの症状
においづわりは、妊娠前には気にならなかったにおいに敏感になって、気持ち悪くなるつわりです。
炊きたてのご飯のイメージが強いですが、食べ物だけではなく、体臭や柔軟剤、水やお風呂の湯気などでも気持ち悪くなることがあります。
②においづわりの対処法
直接においをかがないように、マスクを着けてみましょう。
ハッカや柑橘系など、すっきりするオイルや好きなオイルをマスクに垂らしてみましょう。
ただし、妊娠中に使用禁止のアロマオイルもあるので注意してくださいね!
3.眠りづわり
①眠りづわりの症状
眠りづわりは眠気が強すぎて、中々起きれなかったり、生活に支障が出る眠さを感じたりするつわりです。
他のつわりに比べて、軽いつわりだと思われるかもしれませんが、仕事や運転中など、大切な場面や事故につながる場面で眠気が強くなる可能性もあります。
②眠りづわりの対処法
睡眠の質を高めるために、好きな音楽を聴いたり、睡眠に意識が向かないように、趣味の時間をつくったりしてみましょう。
仕事中や運転中など、起きていなければいけない場面の前には、顔を洗ったり、軽く運動や会話をしたりして、起きられる環境を作るのもいいですね。
4.よだれづわり
①よだれづわりの症状
よだれづわりは、よだれが飲み込めないほど出てしまうつわりです。
口の中が常に気持ち悪かったり、よだれが垂れてしまったり、あふれてしまったりします。
②よだれづわりの対処法
口の中の唾液をなるべく少なくすると気持ち悪さが軽減します。
こまめに唾液を出したり、水を飲んだりするのがいいでしょう。
ティッシュでは間に合わない場合は、タオルや空のペットボトルを持ち歩いてもいいかもしれません。
口の中がすっきりするので、こまめに歯磨きをしたり、マウスウォッシュを使うのもおすすめですよ✨
5.吐きづわり
①吐きづわりの症状
吐きづわりは、口にものを入れるだけで吐いてしまうつわりです。
水や歯磨きでも吐き気がしてしまうこともあり、脱水になったり、歯がボロボロになってしまったりするため、注意が必要です。
②吐きづわりの対処法
食べ物は少量ずつ数回に分けたり、食べたいときに食べたいものを食べましょう。
脱水予防のため、水分の多いものを食べることを意識しましょう。スープ、ゼリー、炭酸水、フルーツ、トマトが水分の多い食べ物になります。
いかがだったでしょうか。
つわりがある方も、つわりがない方も、不安な時は病院の助産師や私たちミッドワイフに、気軽に相談してくださいね。
Twitterをしている方は「 #ミッドワイフコール 」をつけて、相談することができます。
つわりがある方は、つわりの症状によって、体重のことも気にしている方もいらっしゃるかもしれません。
次回は妊娠中の体重増加について詳しくお話ししていきます。
お楽しみに!
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〈参考文献〉
百枝幹雄,働く女性のつわりについて,働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート,【特集】専門家コラム
あなたのつわり症状は何タイプ?【助産師】原因&対処法ポイント,まなべび,2022/03/07
つわりのピークはいつからいつまで?症状のタイプや対処方法,UR
くらしのカレッジ,2023/01/18