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赤ちゃんはインフルエンザワクチン打っていいの?


こんにちは。子育てママのゆきです。
いよいよ今年も12月に入りましたね。
そして今インフルエンザが大流行しています。
小さな赤ちゃんがいるご家庭では風邪に加えて、インフルエンザも心配ですよね。
赤ちゃんは一度インフルエンザにかかると、体力のある大人に比べて重症化しやすいという特徴があります。
赤ちゃんは成人よりも抗体ができにくいため、予防接種を受けていてもインフルエンザにかかる可能性はあるのですが、予防接種を受けることによってインフルエンザが重症化するリスクを下げる効果は期待できます。
今日は赤ちゃんにとってのインフルエンザワクチンについてお話していきたいと思います。

インフルエンザワクチンってどんなもの?いつから受けていいの?

インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンといって死んだ病原体の成分を無毒化させたものを、1~4週間の間隔を空けて2回、注射によって接種します。
大人の場合は、過去にウイルスとの接触歴があるので、1回だけの接種でもある程度抗体値が上昇しますが、赤ちゃんは2回接種しないと十分な抗体値が得られないので、通常は2回接種となっています。
生後6か月から接種できます。
一般的には外出が増えてくる生後1歳頃から接種するケースが多いですが、保育園などの集団生活に入る場合や、年上の兄弟がいる場合には、生後6か月を過ぎたら早めに接種してもいいでしょう。

効果的な接種方法は?

ワクチンを接種してから、抗体値が病気を阻止するのに十分なレベルに達するまでには、4週間ほどかかると言われています。
そのため、できれば流行が予測される時期の4週間前までに接種を済ませておくのが効果的です。
毎年インフルエンザが本格的に流行するのは12月中旬から1月にかけてです。
ですから11月上旬に1回目を済ませておくと安心です。
ただ時期を逸してしまったり、流行前の時期に接種対象月齢になっていなくても、出来るときに早めに受ければそれなりの効果が得られます。

卵アレルギーの子どもは注意が必要

インフルエンザワクチンには鶏卵の一部が使用されているため、明らかな卵アレルギーと診断されている人は注意が必要です。
かかりつけの小児科の医師に相談してみるといいでしょう。
病院によっては卵アレルギーの子どもは、接種後30分病院で待機し体に異変が起こらないか確認してから帰宅するようにしているところもあります。

赤ちゃんのインフルエンザワクチンの副反応は?

インフルエンザワクチンの副反応としては、
接種した部位が赤く腫れる・37.5℃以上の発熱・軽い風邪のような症状が赤ちゃんには見られやすいです。
時間の経過によって治まってくるようであれば特に心配はいりません。
腫れがある場合は、冷たいタオルで冷やし、あまり激しい運動などはさせずに安静にしてあげることが大切です。
ただし赤く腫れた箇所が大きく広がった場合や、数日たっても高熱が続く場合には病院を受診した方がよいでしょう。

インフルエンザワクチンの費用って?

インフルエンザの予防接種は、赤ちゃんが生後2か月から接種が始まる定期接種の予防接種とは違い、任意接種のため公費では接種できません。
接種費用は病院や施設によって異なりますが1回あたり3000円~5000円ほどのところが多く、2回接種することで6000円~10000円ほどかかります。
ただ、自治体によっては助成金を受け取れるところもあるため、お住いの自治体に確認してみるとよいでしょう。


いかがでしたか。
今年の冬もまだまだインフルエンザの流行が続きそうです。
みなさんもワクチンやその他の感染対策を行い元気にお過ごしくださいね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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