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子育ての不安をほぐす 続編~できるところから始めよう 「つらさ」を乗り越えるきっかけづくり~

こんにちは。子育てママのゆきです。
今日は前回のお話の続きです。
子育ての中で感じる自分の「つらさ」を理解する、そして、「助けて」と声をあげる。
その後、自分でできることはどんなことでしょうか?
具体的なきっかけづくりを見てみましょう。

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●大人の会話術を回復させる

理屈が通じない子どもを毎日相手にしていると、論理的思考が苦手になりがち。
新聞を読んだりニュースを見たり、社会人時代の言語を取り戻す努力をしましょう。
夫に何か頼むときも「こういう理由でこの時間までに済ませたいからこれをお願い」というと通じやすいようです。

●ライフプランを描く

見通しが立たない道はゴールが遠く感じるもの。
5年後の自分を思い描けば、とるべきルートも見えてくるはず。
「子どもが幼稚園や小学校に入り、少しは手が空きそう」
「もしかしたら次の子の育児の真っ最中?」ちょっと余裕ができそうなら、「取りたかった資格の勉強を始めよう」など目標が持てますね。

●全てを完璧にしようと思わない

ママになる前のあなたは、何でも完璧にできていましたか?
食事は必ず手作り、ちり一つ残さない掃除、人の話には常に笑顔で耳を傾け続ける。そんな風にできていましたか?
これまでできていないのに、育児だけ完璧にこなそうというのは無理な話。
自分らしい育児でいいのです。
大切なのは全て完璧な食事や綺麗に掃除された部屋よりも、ママ自身がご機嫌でいること。
それが子どもにとって何よりの安心につながるのです。

●夫にテリトリーを明け渡す

夫に手伝ってほしいけれど、「私のやり方でやって」というのでは、夫は納得できません。
手伝ってもらう以上、テリトリーを明け渡す覚悟で。
どうしても譲れないところは、「この子はおしりがかぶれやすいから、すすぎは〇回以上する必要がある」と根拠を示して具体的に伝えること。

●育児のメリハリをつける

全部自分でしようとすると、心身共に疲れ果て、自分を見失ってしまいます。
たまには子育てを忘れる時間を持って、育児にメリハリをつけること。
ファミリーサポートセンターなどを活用し、美容院に行くのも◎。
少し離れると、「うちの子やっぱりかわいい!」と愛情を再認識することも。

思い込み育児から外へ出よう 倒れた人の方がまた歩き出せる

「日本人はよく『お母さんなのに…』という表現をしますね。
『つらいのは当たり前、泣き言は甘え』とばかりに、けなげなお母さん像だけが求められているのです。」と森木さん。

現実には、すべてのママが型にはまったけなげなママに変身できるわけではありません。
大半の人が「子どもにあたるのはよくない」とわかっていながら、抑えきれずに声を荒げたり手を出してしまったり、なかには自分を責めて自信を喪失し、うつになるなど危機に陥る人もいるのです。

大日向先生によると”危機”を指す「クライシス」という言葉の語源には「分岐点」「分かれ道」といった意味があるそうです。
悪くなる道もあれば、良くなっていく道もある分かれ道。
この先をどう進んでいくかを選ぶ大切な場所なのです。

「つらさをきちんと見つめることで、出口の先に希望も見えてきます。
どん底を見たママならなおさら、何とか這い上がろうとして抱く希望です。」

疲労を少なくするには定期的に小休止をとるのが登山の基本。
疲れたら原因を探って対処するのが育児の基本。
立ち止まったり倒れたりするからこそ、育児の中にキラリと光る人生の小さな輝きに気が付くのです。
今子育てがつらいと感じている皆さん、自分にとって何が一番つらいのか、そしてどうすればそのつらさは軽減できるのか。
少し立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか。
今子育てで少しでも「つらい」と感じるママさんに読んでいただけたら、そして何かのきっかけ作りにしていただけたら嬉しいです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

引用・参考「AERAwithBaby」

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