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コロナ禍の健康の守り方~風邪をひかない除菌~


風邪・感染症対策は何に気をつけたらいい?

こんにちは。子育てママのゆきです。
赤ちゃんの風邪予防で一番重要なのは、家族が感染予防を徹底し、自宅にウイルスを持ち込まないことです。
風邪は免疫が低下した体内に、ウイルスが侵入することによって引き起こされます。
ウイルスは主に主人を媒介して運ばれるので、赤ちゃんにウイルスを近づけないように注意しましょう。
特に気をつけて欲しいのが、満員電車や職場などで人との接触が多いお父さんやお母さん、学校や幼稚園、保育園に通っているきょうだいです。
帰宅したら手洗いでウイルスを洗い流しましょう。
手洗いをしっかりすることで、感染症はかなりの割合で防ぐことができます。
コロナ禍によって、手洗い・マスク着用が浸透したことで、風邪やインフルエンザの感染症はかなり減ったことが知られています。
帰宅時の手洗いは指の間や爪の間、手首回りなどもしっかり洗いましょう。
手洗いにはウイルスを物理的に洗い流す効果が、せっけんにはウイルスの細胞膜を壊して無効化するといった効果があります。
流水で15秒洗うだけで、手についたウイルスは100分の1に、ハンドソープを使い、10~30秒洗ってから流水ですすぐと1万分の1にまで減少します。
お家の中でできることとして挙げられるのは、床やテーブル周りの除菌です。
家族の唾液が飛んだり、手で触れたりしやすい場所ですし、赤ちゃんも比較的触りやすいので、アルコールシートで拭いておくといいでしょう。
また、換気もウイルスに対して非常に有効な手段です。
窓と玄関などの2箇所を空けて、風の流れをつくることで、屋内のウイルスを空気ごと外に流すことができます。
「窓を開けたら外から新型コロナウイルスなどのウイルスが入ってくるのでは?」と心配される方もいますが、人からの飛沫によって感染するため、感染者が近くにいない限り大丈夫です。
換気する際には、必ず安全を確かめてから開けるようにしてください。
近年、高層マンションから子どもが転落する事故が相次いでいます。
3歳ごろになると、子どもの運動能力は親の予想以上のペースで向上します。
ちょっとした柵や段差は簡単に乗り越えてしまうので、気をつけて欲しいですね。
ウイルスを持ち込まず、家が安全な場所になれば除菌も換気も普段通りで大丈夫です。

外で遊ばせる際に気をつける点は?

公園などで遊んだり、ちょっとお出かけをしたりする際には、遊具や水道の蛇口、ドアノブなど、他の人が触る場所にウイルスが付着している可能性があります。
遊び終わった際には、手洗いをしっかりすることが大事です。
また、携帯型のお手拭きやアルコールジェルなどがあると便利かもしれません。
新型コロナの影響や、赤ちゃんを日焼けから守ろうと、家にこもりがちになっているご家庭も多いかもしれませんが、日光に全く当たらないとビタミンDが生成されなくなり、免疫力低下や「くる病」という骨が軟化する病気になることもあります。
新型コロナウイルス感染症の流行以前から、乳児の「くる病」が少しずつ増加しているので、適度な日光浴も大切です。
日中に15分~20分くらいは外に出て、日の光を浴びさせてあげましょう。

手洗いやマスクを嫌がります。どうしたらいいの?


手洗いは0歳児ならお父さんやお母さんがやってあげましょう。
冬に冷たい水で洗うと嫌がることもあるので、少し温かいお湯で慣れさせてやるのがおすすめです。
1~2歳はイヤイヤ期なので、手洗いを嫌がる子も多いかもしれません。手洗い歌を歌うなどして、手洗いは楽しいというイメージを持たせることが大事です。
どうしても手洗いを嫌がるようでしたら、手を拭くだけでも構いません。
お母さんやお父さんが、濡れたタオルなどで手のひらや指の間をサッと拭いてやることで、ウイルスへの感染リスクを減らすことができます。
アルコールの入った除菌シートやスプレーなどは、肌が弱い子にとっては肌荒れの原因になりかねないので、手が荒れてしまうようであれば、無理に使わない方がいいでしょう。

手洗いは非常に効果的な除菌方法ですが、無理に手洗いをさせようとすると、子どもは怖がったり、苦手意識をもったりしてしまいます。
親御さんには、神経質になりすぎず、手洗いには代替え手段があるという心の余裕をもってほしいですね。

マスクについては、幼児につける必要はありません。
2歳未満は自分でマスクを外すことができないため、窒息のリスクがあることが指摘されています。
また、子どもによっては、マスクが気になってしまい、かえって頻繁に顔を触ってしまいます。
鼻や口、目に触れることで、手に付着したウイルスが体内に侵入する可能性があります。
マスクは紐を持って着ける、表面部分は触らない、口と鼻をしっかり覆う、という正しい着け方をしていなければ効果がありません。
こうした点を踏まえて正しく使える2歳以上の子であれば、屋外でマスクを着けることは効果的です。
就学までは、子どもに合った方法で感染対策をすることで十分です。
子どもは外気温の影響を受けやすく、熱中症にもなりやすいため、暑い環境に行った時や、運動した後などはマスクを外してあげてください。

もし家族が新型コロナに感染してしまったら?

保護者が風邪やインフルエンザに罹った際に、子どもを祖父母や親せきに預けている家庭は多いかもしれません。しかし、新型コロナの場合、子どもを高齢者に預けるのはリスクが高いといえます。
子どもが祖父母にウイルスをうつしてしまいかねないためです。
感染していることがわかり、入院が必要となった場合に、検討してほしいのが、自治体の緊急託児サービスを活用することです。
自治体ごとに制度は異なりますが、
1、親が感染し入院が必要
2、子ども本人が感染していない
という条件を満たせば、自治体が用意し、保育士が24時間常駐する施設に入ることができます。
入院が必要ない場合は、家族への感染に注意しながら自宅療養をすることになります。
家庭内での新型コロナ感染を防ぐためには、手洗いだけでなく、感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける、感染者の世話をする人を一人に限定する、食事の場所を分けるといった対策も有効です。
感染者やその看護者が子どもに接する際には、ゴーグルなどで目を守り、マスクなどを着用して、感染対策を行ってください。
親が感染している場合でも子どもは抱っこやスキンシップを求めてくるかもれません。
そういった場合には、子どもを抱く際、子どもの頭を片方の肩に乗せて、正面で顔を向き合わせないといった気遣いをしてあげてください。
感染が判明した時には、精神的な余裕がなくなってしまいがちです。
感染時には仕事はどうするのか、子どもをどこに預けるか、他の同居家族はどうするか、食料品や日用品の備蓄は十分かといったことを普段から話し合っておくことをおすすめします。
夫婦ともに感染した場合や子どもだけがかかった場合、入院が必要になった場合など、さまざまな場面を想定して考えてみてほしいなと思います。

いかがでしたか。
今回は除菌についての基本的な知識をもう一度振り返る意味も込めて書いてみました。

本日もお読みいただきありがとうございました。


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