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小1の壁って知ってる?~後編 小1の壁を乗り越えるための主な対策~


こんにちは。
子育てママのゆきです。
今日は前回の続きで「小1の壁」についてお話しします。

小1の壁に不安や悩みを抱く人は多いものの、不安を和らげるために個人でできる対策はいくつかあります。
それぞれの家庭で育児や働くことに対する価値観と照らし合わせて、取り組みやすいことから実践してみましょう。
私の体験談も踏まえてお話していけたらと思います。

①働き方を見直す

小1の壁にうまく対応するためには、保護者の働き方を改めて見直すことが重要です。
現在の職場に時短勤務制度がある場合は、小学校入学も利用できるか確認しましょう。
フレックス勤務やリモートワーク・在宅勤務といった制度も、積極的に活用することをお勧めします。
ひと昔前までは、リモートワークや在宅勤務を取り入れている企業はかなり少なかったのですが、コロナの影響で現在はリモートワーク・在宅勤務を取り入れている企業がかなり増えたため小1の壁にとってはありがたいですね。

現在の働き方や職場の制度では小1の壁への対応が難しい場合、「雇用形態を変えてパートや契約社員になる」「転職する」といった方法も考えられます。
いずれの場合も親子ともに負担が少なくなる方法を検討することが大切です。

②上司・上長に相談する

小1の壁を乗り越えるためには、職場の理解を得ることも重要です。
上司や上長に、自分の家庭の事情や小1の壁への不安、今後のキャリアなどを相談してみましょう。
業務内容や量を必要に応じて調整してもらえたり、小学校入学後も利用できる職場の制度を紹介してもらえたりする可能性があります。
また、小1の壁を実際に乗り越えた社内の先輩ママなどの相談できる相手との接点を作ってくれることも期待できます。
実際に乗り越えたママの話を聞くなども、自分も同じ方法を活用できたり非常に参考になる場合があります。
仕事と家庭との両立に悩んだ際は、面談などで上司や上長に悩み・不安を伝えアドバイスを求めてみましょう。
直前に相談すると上司も余裕がなかったり対応が難しかったりするので、数か月前から一度面談をしてもらうといいですよ。

③民間学童を利用する


公立の学童保育に入れなかった場合や、公立の学童保育ではお迎えの時間が間に合わない場合は、民間学童保育を利用することもおすすめです。
民間学童は、公立の学童保育と比べて利用料金がやや高い傾向にあるものの、比較的遅い時間まで利用できるメリットがあります。
また、公立の学童保育よりサービスも豊富です。
民間学童をうまく活用すると親子ともに負担を軽減できるため、日常生活に余裕を持つことができるでしょう。
民間学童が提供するサービス内容は、企業によって異なります。
民間学童を検討する際はアクセスや利用料金だけでなく、各家庭に適したサービスがあるかどうかも確認しましょう。
自分の子どもの性格・好きなもの・興味のあること等を考慮して選べるといいですね。

④親同士で情報共有する

小1の壁を乗り越える方法として、同じ学校に通う子どもの親同士で情報共有ができる環境を準備することも重要です。
同じマンションや近所の人でも同じ年代の子どもがいる人と困ったときに助け合えるように、この機会に連絡先を共有しておくこともひとつです。
ママ友やパパ友の関係をうまく構築できれば、宿題や持ち物の確認ができたり、子どもの様子を把握したりしやすくなります。

また情報共有ができるママ友・パパ友がいれば、学校関連の些細な悩みや疑問も相談できるため、今後の小学校生活への心配も少なくなります。
同じ小学校に入学予定の知り合いがいない場合は、保育園や近所などで探してみるとよいでしょう。

娘の場合も実際、小学校からのお知らせは子どもがもらってくる手紙が基本です。
その他毎日の宿題や持ち物などは子どもが自分で書いてくる連絡帳が情報源となります。
そのため書き忘れや抜けていることもあり、小さなことでも「あれ?」と思ったことを聞けるママ友の存在はありがたいです。

⑤習い事をさせる

地域の学童保育の閉所時間までにお迎えが間に合わない場合、遅い時間まで開いている習い事を預け先として活用することも一つの方法です。
1週間に1~2回程度の習い事からスタートし、子どもの様子などの状況を見ながら複数の習い事をさせることを検討してもよいでしょう。
ただし習い事の多くはお迎えやお送りの付き添いサービスがありません。
友だちと子ども同士で一緒に通える・送迎を実家やファミリーサポートに依頼できるといった環境にない場合は、子どもが1人で通える範囲の習い事を考えましょう。
学校から指定場所までのお迎えお送り付き添いサービスを提供している民間学童を利用する方法もおすすめです。

子どもが一人で帰ってきて習い事に行く場合は、戸締りや鍵を携帯させることも必要になってきます。
そのあたりのことも子どもさんとよく話し合って無理のない方法を考えましょう。

⑥小学校生活を前提とした生活リズムをつくる


大人でも生活リズムに突然大きな変化が生じるとストレスを感じるものです。
6歳の子どもならなおさらです。
可能であれば、年長の1月ごろから少しずつ小学生のリズムに慣らしておくのもいいでしょう。
保育園や幼稚園では午睡の時間が年長さんでも続いているところもあります。
そのため小学生になったら午睡もなくなり疲れが出やすいため、夜早めに就寝する習慣をつけておくことも大切です。

また足し算や50音などの勉強まではいかなくても、点つなぎや迷路など簡単な幼児遊びを活用して座る練習や鉛筆を持つ練習をしておくのも効果的かもしれません。

⑦子どもとじっくり話す時間をつくる


親がどれだけ万全に対策を施していたとしても、先述の通り小1の壁は子どもによる要因で起こるケースもあります。
小1の壁は、子どもの心構えも必要です。
親だけで事を進めるのではなく、子どもも当事者の1人として子どもの気持ちや思いに応えられるように、何を求めているのかじっくり家族で話す時間をつくることが大切です。
意外にも大人が思っている以上に、子どもが学校生活に順応しているケースもあります。
子どもと話をする時間をきちんとつくることで、子どもの成長を垣間見れるシーンもあるかもしれません。

⑧完璧を求めない


仕事や家事など時間に追われる日々ですが、ただでさえ親も子も新しい環境と向き合う時期です。
完璧を求めすぎず、できるところは力を抜いて乗り切りましょう。
また、小1の壁は永遠に続くわけではありません。
学校生活も徐々に慣れていき、学年が上がることで自然に親の手がかからなくなっていくものですので、一時的なものと捉えて乗り切っていただくといいと思います。

今はGPSのサービスも


端末を子どものランドセルに入れておいて、学校の正門を通過したらアプリを通して保護者の携帯に通知が来るサービスもあります。
また子どもの現在地もわかるため帰り道に寄り道していないか、なども把握することができます。
これは私の娘にも活用しており学校を出てからだいたい何分で帰宅するかわかるため、職場からの帰宅時に娘が下校したのか把握することができ重宝しました。

小1の壁について全2回に分けてお話させていただきました。
上の内容を参考にしていただき、各ご家庭に合った対策を実践していただけるといいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。

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