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宣伝会議賞の旅、コトバとコピー

「支えはね、挑戦するためにあるんだよ。」

前回の続きに行く前に、きっとこの言葉が選ばれたことは大きい。

これは数年前の高橋書店主催の「手帳大賞」の日めくりカレンダーに選ばれた私の作品となります。「手帳大賞」とは、誰かが言った心に刺さった名言や言葉を集めて、その中から大賞等の数点、そして日めくりカレンダーの載る名言や珍言が選ばれる公募である。

まだ宣伝会議賞やコピーに出会う前、この名言(当時の姪っ子の言葉)がカレンダーに載った時、「次も絶対、載る!!」と誓い、そこから1年2年と人の名言や子どもの名言をメモるようになった。そう「コトバ」集めだ。

コトバとコピー。

その間、前回の最中になります。
コトバは人が言った言葉で、コピーは自分はつくる言葉。同じ言葉なのに、なかなかそれが難しくて、差が難しくて、コピーが何のか?よく考える時期になりました。

それでも旅を始めた私は、とりあえず進んでいきました。
どちらとも年に1回。ある意味、「宣伝会議賞」は課題発表されてから怒涛のように考える。2年目3年目になれば、数を書くことには馴れており(その辺についてはまた今度)、「手帳大賞」は貯めていた名言のストックを出すだけで、毎年秋ごろになれば両輪でいけるようになっていました。

「たいようは、わたしがすきみたい。」

2019年。8月2日。忘れもしない。
仕事にメールが届いていた。休憩中に読むと…そこには、
「手帳大賞事務局です。あなたの作品が最終選考に残っています…」と。
そう。上記でもいった大賞等の数点に選ばれた報告でした。

そう、そこから東京へ。授賞式へ参加へ。
いやいやまさに夢舞台でした。帝国ホテルだったかな~。
プレゼンターは俳優の吉沢亮さんだったので、メディアも多く来てたな~。
でもその年は、もうカレンダーに載ってからの2年間で貯めて名言のストックを送るだけ送った上、その発表まで何の名言が選ばれたのかも分からない状況、そして何より自分の言葉じゃなく、娘の言葉(笑)

だから「優秀賞」(結構早めに発表された)で選ばれた時のインタビューなんて、ひどいひどい(笑)何を言ったかさえ、覚えていません。

授賞式という夢舞台

娘のコトバとはいえ、素晴らしい公募で選ばれ、授賞式という夢舞台に行けた。その結果に、多くの皆さんからお祝いの言葉をもらいました。改めてありがとうございました。

しかしその舞台を経験すると思うのが…
「もっと上位で選ばれたい。」「またこの舞台に立ちたい。」
そして…
「自分のコトバを選んでほしい!!!」

この想いが大きくなりました。早速、授賞式の帰りは当時の宣伝会議賞へ取り組みながら帰った事を思い出しますw

しかしその年も3435本という本数を出しながらも、
一次14本、二次1本というほぼ前年1818本出した時と変わらない結果に。


つづく

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