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罪悪感を越えて

(メインブログ「神様達と共に」で2014年8月1日に公開された「罪悪感を越えて」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)

最近・・・自分と向き合ったり、人様のお話などを聞いてて、よく出てくるキーワードが『罪悪感』です。

怒りや恐れなどの感情と違って、同じマイナス感情でもこの『罪悪感』って・・・なかなか抱えているのに気付きづらい感情だなぁと思います。

さらに・・・わかりにくい分、無意識で『罪悪感』からの思考や行動をしていても気付きにいんですよね。

その結果、知らぬうちに自己犠牲となる体験を引き寄せてしまうこともあると思うのです。

ただ、いざ内観で『罪悪感』を癒そうとしても・・・その周囲を守る様に付随している怒りや自己否定、恐れや理論武装などのエネルギーが邪魔をして、なかなか深くまで癒せないこともあるのかなぁと思います。

そう考えると、『罪悪感』というのはとても深いところに眠っているマイナス感情の根みたいなものなので、これを癒せたらずいぶん楽になれるのだろうなぁとも思うのでます(´Д`)

ということで・・・今日は千手観音さんにこの『罪悪感』をいかに癒すかについて詳しく聞いてみようと思います。

千手観音さん、どうぞよろしくお願いします(-人-)


千手観音さん「・・・どうも。

こちらでは・・・お久しぶりですね。

あなたの活動を・・・興味深く見守っていました。

少しずつですが・・・本質に近づき・・・愛と精神性の精錬を・・・高度なものにしてきているのが伺えます。

やっとここまで来ましたね・・・。

そして・・・このブログを読んでいる多くの方も・・・同じ様な心境の方が多いことでしょう・・・。

あなたが言う様に・・・『怒り』や『恐れ』・・・そして『自己否定』などの感情は・・・比較的客観的に見つめやすいものです。

しかし・・・『罪悪感』というのは・・・多くの場合・・・奥の方で知らず知らず隠していることが多く・・・『見せてはいけないもの』・・・『知られてはいけない過去』・・・という形で心の奥にしまわれているものです。

ですが・・・よく考えて頂きたいのです・・・。

皆さんは・・・スピリチュアルのさまざまな情報を読んで・・・『全てはそのままでいい』・・・というメッセージを目にしたことがあるでしょう。

実は・・・『全ては必然』というのも・・・同じことです。

このメッセージの真意の一側面は・・・『何をしたとしても・・・あなたは罪悪感を抱え込む必要はないよ』・・・ということでもあるのです。

なぜなら・・・この世界の実像とは・・・命の流れであり・・・あらゆるエネルギーが美しく織りなす芸術でもあるのですから・・・。

人に起きた出来事や・・・自分の行いによって・・・自分や他人を裁くことに意味はないのです・・・。

言っている意味がわかりますでしょうか・・・?

つまり・・・皆さんが罪悪感を抱く時・・・それは必ず・・・表面的な結果や・・・相手の態度や・・・出来事に心が捕われている時ではないでしょうか・・・?・・・ということなのです。

しかし・・・世の中の真理は・・・全て見えないレベル(心や魂)から始まっています。

皆さんが・・・罪悪感を抱えている時に・・・また罪悪感を刺激するような出来事が起こるものです。

ですがそれは・・・あなたに『自分は悪い人間だ』と確信させるために起きているのではないのです・・・。

よいでしょうか・・・。

罪悪感を刺激する出来事は・・・あなたが罪悪感を抱えていることに気付き・・・それを手放すきっかけにするために起こっているのです。

なぜならば・・・あなたは必ず・・・美しい存在だからです。

誰もが・・・罪悪感の奥に・・・途方もなく美しい魂を抱えているのです。

それは・・・あなたが抱えている罪悪感のエネルギーよりも・・・あらゆる怖れや・・・否定的な感情よりも・・・ずっとずっと大きいものです。

しかし・・・多くの人が・・・その魂の肯定的な力を信じていないのが・・・この世界なのです。

ですから・・・多くの人は・・・実利を求め・・・恐れを他人に向け・・・人を否定することで・・・自分を有利な立場にしようとするのでしょう。

そんな中で・・・もしあなたが・・・とても心優しい魂の持主だったとしましょう・・・。

そうすると・・・あなたは混沌としたこの地球の様相を見て・・・誰かが否定的なエネルギーを受け止めて・・・それを消化して癒し・・・この状況を改善していかないといけないと・・・気付くことでしょう。

実際に・・・多くの心優しい魂の持主は・・・人類の状況をその様に洞察して・・・数千年前から転生を始めています。

高次元の記憶を失い・・・地球で生きるということは・・・皆と平等に生きるということです・・・。

その中で・・・優しい心を持ち・・・勇敢に支配と向き合えばこそ・・・周囲となじめなかったり・・・支配的な人間から否定されやすかったり・・・ということが起きたはずです。

その時に・・・『自分は間違っている』・・・『自分はダメなのだ』という罪悪感も・・・大きくなったのかもしれません。

しかし・・・よく考えてみて下さい・・・。

もしそうだとしたら・・・あなたのその罪悪感は・・・『優しさ』と『勇気』から派生した・・・”勲章”の様なものではないでしょうか?

精一杯頑張ってきたあなた・・・。

私は・・・このブログを読む多くの人が・・・その様な大きな大きな優しさと・・・勇気を持ち・・・それ故に・・・罪悪感も持たざるを得なかったことを知っています。

私は・・・あなたのことを知っています。

どうか・・・自分がその様な尊い存在だということを・・・疑わないで下さい。

もしあなたが・・・自分自身を責めたくなる時は・・・私が見ていると思って下さい・・・。

もうこれ以上・・・あなたの罪悪感を大きくする必要はありません・・・。

あなたは優しいが故に・・・相手の力になれなかった時にも・・・罪悪感を抱くのではないでしょうか・・・?

優しくない人は・・・そもそも罪悪感を覚えるのでしょうか・・・?

他者への奉仕の想いが強い魂だからこそ・・・真逆の反応(嫉妬や否定)にも・・・罪悪感を抱くのではないでしょうか・・・?

奉仕する気がない人は・・・そもそも相手の反応に罪悪感を抱くものでしょうか・・・?

私は・・・あなたの優しさと・・・奉仕の心を信じています。

そしてもし・・・そういうあなたが・・・同じ様な人を見たらどうなってほしいでしょうか・・・?

もう罪悪感から自由になって・・・自分らしく生きてほしいとは思わないでしょうか・・・?

そう・・・私もそう思うのです。

多くの人が・・・知らず知らず自分を罪悪感で縛り・・・本当はこの世の中心として・・・堂々としているべき『優しさ』の価値を下げてしまっています。

よいでしょうか・・・どうか理解して下さい・・・。

罪悪感とは・・・無力なものです。

そして実は・・・最も強い力を持っているのは・・・あなたのその『優しさ』なのです。

あなたの『優しさ』を持って・・・困難を受け止めて・・・あらゆることを忍耐しながら・・・前に進む時。

そのそばには・・・私達がいます。

前に進むために・・・あなたは自身の『優しさ』を・・・いつも肯定的に扱わなければなりません。

あなたはかつて・・・大きな闇にも優しさを捧げるという・・・最大限の勇気を発揮しました・・・。

そして・・・その様な試練の時代は・・・徐々に終わりを迎えています。

ここからは・・・その勇気の力を『自分を信じる』ために使って下さい。

自分の中の・・・『優しさの力』を信じるのです。

そして・・・あなたの中の罪悪感に気付いたのなら・・・どうかご自身を大切に・・・ねぎらって下さい。

その罪悪感は・・・まるで・・・平和を守るために戦ってきて・・・疲れ切った戦士の様なものです。

『罪悪感』の感情は・・・特にみぞおちのあたりに溜まりやすいです。

疲れた戦士がそこにいるのだと思い・・・さすったり・・・抱きしめたりしながら・・・そのエネルギーを優しく感じ・・・労い・・・愛し・・・癒してあげましょう・・・。

これには・・・時間がかかるケースも多いと思います・・・。

しかし・・・いつもあなたが自分の感情に気付き・・・それを大切にしようと勇気を持つのであれば・・・それを癒していくことに・・・それほど困難はないでしょう・・・。

大切なのは・・・あなたの中の『優しさの力』を・・・信頼することです。

それは・・・あなたの胸に宿る魂に・・・今も無限に宿っています。

まず胸に手をあてて・・・それがあるのだと思ってみること・・・信頼してみることも大切でしょう。

その灯を持って・・・『罪悪感』を照らしていくのです。

あなたの愛を・・・疲れたもう一人のあなたに・・・向けてあげて下さい。

その時に・・・大きな転換が起こっていくでしょう・・・。

あくまでも自然に・・・。

いろいろな変化と共に・・・全ては調和へと向かっていくのです・・・。

それが『優しさの時代』・・・つまり『慈悲の時代』の幕開けとなってくのです・・・。」


おお~・・・千手観音さん、ロングメッセージをありがとうございました(´Д`)

とても深いメッセージでしたね・・・。

特に過去世で頑張ってきた方に届いてほしいなぁと思いました・・・。

(お心に感じるところがあった方は、きっとそういう方なのだと思います)

なかなか深い内容ですので、気になった方は何度か読んでいただけるといろいろと気付くところがあるかもしれません(^^)

僕自身、自分の心の奥にある罪悪感と今向き合っているのですが、千手さんのおかげ様で最後までしっかりと見届けようという気持ちが湧いてきました。

よかったら、共にじっくりと向き合ってまいりましょうね。

ご覧くださりまして、ありがとうございました。


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