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選挙中にちゃんと「これ」を訴える辻村さんをぜひ国会に送りたい!

10月24日に放送された「ニコニコ生放送 衆院選2024 ネット遊説」
我らが辻村ちひろさんも出演!ご覧になった方も多いかと思います。


ドキドキしながら見て、そして泣いた。選挙期間中に、しっかりと「このこと」を訴えてくれる辻村さんに本当に感銘を受けました。何が大事か、本当に大切にしなければいけないことは何なのかを訴えてくれる辻村さん。

何のための積極財政なのか、ということを。何のために闘わなければいけないのか、ということを。

私たちが目指す社会は「消費税が廃止」されるだけで実現できるものなのか、さまざまなことを考えさせられ、そして改めて、私は「こっちの社会を実現させたいんだ」と思いました。

皆様にも、ぜひ、このお話を聞いてほしい。そう思い文字起こしさせてもらいました。元動画も貼っておきます。お時間ある方はぜひ動画でもご覧になってみてください。

選挙期間中、ネットでの番組、もっと派手なことを言うこともできたと思うけども、そこで辻村さんがれいわ新選組の1番の根っこの理念に立ち返ったこの話をしてくれたこと、この場においてそれを伝えることを選んでくれたことを感謝します。ありがとうございます!

以下文字起こし


私、ずっと日本自然保護協会というとこに勤めてまして、全国の自然保護問題を扱ってきました。なのでやっぱり自然保護問題というのがメインのテーマになるんですけれど。

ちょっと最近の社会情勢というのが、戦前の状況に似てきてるなってどうしても思ってしまう。で、それが自然保護の歴史とも、ものすごく一致してるって思うんです。

これ、私よく演説や講演会とかでおはなしするんですけれど、「世界の歴史の中で最も優れた自然保護法を作ったのはどの国か?」っていう質問させていただくんですね。

分からない方が多いんですけど、これドイツなんです、しかも「ナチスのドイツ」なんです。

(ナチスドイツの)自然保護法という法律は、中身はものすごく素晴らしいんですけれど、これがいつの間にか最終的にホロコーストに繋がってってしまう。この思想の転換っていうのが実は自然保護の中にはあって、で、それが怖いんですね。

この自然法案って、実はアメリカに伝わったら今度は移民の排斥運動につながっていくっていう。

要するに自分たちの国の自然が宝である、というところまではいいん
です。これを大事にしようっていうのもいいんです。けど、他者と比較をして自分たちの方が優れてるじゃないかっていうような見立てになってってしまうんですね。
で、そうなると危険な思想になっていく。
今そうなってませんか?っていう風に感じるんです。

だから、この自然保護をやってきた人間として、自然保護の歴史を考えた時に、例えば「日本」とか「日本人として」とか「日本人とは」とか「伝統的に日本人は」みたいな、そのなんかすごく大きな塊の中で物事を捉えるようになると、他と比較が始まってものすごく排他主義的になっていく。

これ、今、国内でものすごく排他主義的になってるんじゃないかなっていう風に思うんですね。

この、本当に、他者と比較して自分たちの方が優れてるっていうような、その差別の芽が出てきてるような状況っていうのが今だと思うので、これをなんとか止めたいなっていう風に今思ってます。

で、それが自然保護やってきた人間としてのその大きな柱になるのかなと思ってまして。

で、じゃあ自然保護っていうのをどうしていくのか

今現在では「生物多様性保全」って言葉が多く使われます。
これは「多様性」って言葉が入っていて、その他と比べるのではなくてそれぞれが違うことを前提として、その多様性を理解し合って、共に成長していくみたいな、人間の方での多様性と合致するんですね。

生物の世界、自然の世界っていうのは、どこかが優れてるのではなくて、それぞれの自然がユニーク、個性を持っている。その個性をそれぞれ認めた上で、それにあった自然保護を進めていくっていうところには差別の芽がない。

私はそういう意味で「日本」っていうユニークな自然環境を守るっていうことは、世界の自然と同等で日本の自然を大事にするっていうところだけに特化していく。

そのためには日本1個分の暮らしをして行くべきだろうと。

日本が他の国から収奪をしない、誰かの犠牲の上に立たない。生きてるだけで価値があるっていう「れいわ新選組」の理念と一緒なんですけれども、そういう誰も犠牲にしない、誰も取りこぼさないっていう、そういう社会を作っていきたいっていうのを今は訴えるようにしています

うい子さんから「辻村さんはれいわ新選組のオリジナルメンバーですよね、2019年に立ち上がった時からの1番最初のメンバー、れいわ新選組への思いを是非お話しください」のフリ

今の話の最後の方でちょっと触れたんですけど、誰も犠牲にしない社会っていうのは、この自然保護の現場では、小さな声というか…小さな、数少ない人たちが、多くの人たちの利便性のために犠牲になってくって構造があるんです。
つまりは誰かを犠牲にして自分たちが繁栄をしていく、幸せになってく
。これは本当の幸せではないだろう
と思ってます。

そういう中で、私たちが考えなければいけないのは、全ての人たちが幸せになっていく社会、誰も取りこぼさない社会、つまりは生きてるだけで価値がある社会っていうことだと思うんですね。

「れいわ新選組」の理念として「この国を守るということは、あなたを
守ることから始まる」そして「誰も取りこぼさない社会を」ってことだと思うんです。

ここのところと、自然保護の私の考えがすごく合致してるので、この理念を是非広げていきたいなと思ってるんです。

昨今では尊厳死を考える、みたいな空気が出てきてます。それを法制化しようみたいな話も出てきています。私の中では、それはもう全然おかしな話で、尊厳死を考える前に、尊厳を持って生きてられる社会、生きていくことのできる社会、それを作っていくことのが先決だろうと。それこそ憲法に合致する、そういう話だと思うんです。

なのでこの日本っていう国の中で、そういう尊厳死っていうのを考えるんじゃなくて、尊厳を持って生きていけるそういう社会を構築する、そのためにはやはり「積極財政」で、まずは経済を整えてあげる。
経済を整えていく中で、公共事業として自然保護行政を進めていく、これの組み合わせで、私たちはこの国を立て直したい、そういう風に思ってます。なので「れいわの理念」を是非広げていきたいなっていう風に考えています。



辻村ちひろ プロフィール

元公益財団日本自然保護協会保護部長 尾瀬や小笠原など全国の自然保護問題に従事。国会でのロビー活動を行う。 2017年に衆参両院の環境委員会で参考人を務める。 2019年からは活動の場を政治活動にも軸足を置くようになる。元れいわ新選組公認候補。 現在は、自然保護アナリストとして活動をしております。 自然保護、環境保護の観点から環境の事など沢山の人に知っていただけるように発信しています。


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