お腹すいたら”これ”！

WITH USコネクト　代替肉インタビュー　TERRA FOODS様
2023年8月28日

救世肉

WITH USの代替肉企業インタビュー
＃2　TERRA FOODS株式会社

じゅわ〜っと溢れ出す肉汁、香ばしい香り、弾力のある食感。思わずよだれが垂れてしまいそうなハンバーグ。すごく美味しそうですよね。実はこれ、牛肉じゃないんです！これは、代替肉専門会社WITH US（ウィズアス）が認めた最新の「代替肉」です。

初めまして、Z世代の代替肉専門会社「WITH USコネクト」代表の菅原龍佑（18）と申します。
このnoteシリーズでは、国内外の代替肉を数えきれないほど食べてきた「自称：代替肉ヲタク」の私が、本当に美味しいと思った代替肉商品を製造販売されている代替肉企業に訪問し、インタビューを行います。
「そもそも代替肉ってなんやねん！」ってなっているあなた、ご安心ください。
代替肉とは、味、見た目、香り、食感、肉汁までお肉の再現がされた、植物由来もしくは培養加工の新食材です。巷では大豆ミートやプラントベースミートなどの呼称もよくありますね。中には美味しくない代替肉もありますが、私たちは美味しいと思った代替肉のみを取り上げて記事にしていきます。

noteシリーズ第2回にご紹介する代替肉企業は、TERRA FOODS株式会社さんです！！
ミンチ型の代替肉やソーセージなどを販売されています。

2023年8月28日、神奈川県にある本社オフィス兼工場に訪問し、中山社長にお話を伺ってきました。

⚫︎TERRA FOODSの事業について教えてください。
サステナブルと健康を提供する「TERRA FOODS」はヘルシーでサステナブル、そして美味しい100％植物性のヴィーガンミートを製造・販売しています。
新しいお肉のかたちで、食のニーズに応えます。オリジナル大豆ミートT-MEAT使用の生ミンチと日本初の国産ヴィーガンソーセージのOEMも承っております。

⚫︎なぜプラントベースに取り組まれているのですか？
私の過去の経験が大きな要因です。20歳まで慢性疲労症を患っており、多くの病院で診てもらいましたが治ることはありませんでした。当時、症状の治し方を徹底的に調べた私は、断食に挑戦することにしました。すると、体が楽になり慢性疲労症が完治させることができました。ターニングポイントは10年前、タイで２週間断食をして日本に帰ってきたときのことです。タイでは一歳動物性の食事は取らずに生活しており、花粉症が治り(実は花粉症は20代の断食生活で治りました)、体の調子も向上しました。日本に帰国し、ハンバーグのお店に行った私は、動物性のお肉(最初の一口の匂いと味)に体が拒否反応を起こし、戻してしまいました。この出来事の後、ヴィーガニズムや環境問題、健康やアニマルライツなどを徹底的に調べ上げました。少しずつ、動物性食材や乳製品をカットしていくようになりました。しかし、当時は外食で提供されるプラントベース料理はあまり美味しくなく、昔食べていたハンバーガーが恋しい時期がありました。そこで私は、美味しいプラントベースハンバーガーを開発しようと考えました。初めはプラントベースのチーズやウィンナーから始まり、キッチンカーやイベント出店を経て、現在に至ります。

⚫︎TERRA FOODSの代替肉の強みを教えてください
加熱してもパサつきにくいことと、動物性のお肉と同じくらい食感がしっかりしていてジューシーなところです。

⚫︎今後はどのような人に食べてもらいたいですか？
本当は、みんなに食べてもらいたいです。ただ、やはり若い人に食べてもらうのが大切だと考えます。今の食生活の中で自然と食べたくなるような商品を届けたいです。また、飲食店などの外食市場を大きくすることが重要だと考えています。外食での美味しい経験が食卓への導入につながるからです。

⚫︎5年後、10年後の展望を教えてください
牛や豚など、既存のお肉の選択肢の中で、代替肉が美味しさで選ばれるようにしたいです。日本人は美食家で食のクオリティも高いです。健康な人はヘルシーさよりも美味しさで食材を選びます。私は、できるだけ本物のお肉と同じクオリティに近づけることを大切にしており、特にじゅわ〜っと溢れ出す肉汁のジューシーさにこだわっています。
そして、代替肉が美味しい食の「選択肢」として、選んでもらいたいと考えています。


取材では、美味しい代替肉を作ることへのこだわりと情熱を終始感じました。筆者もTERRA FOODSのミンチでハンバーガーや餃子を販売したことがあるのですが、ジューシーで本当に美味しかったです！TERRA FOODS中山さんのパッションと熱意で世界の美味しい選択肢が増えることを楽しみにしています。

読んでくださりありがとうございます！
素敵な日になりますように。