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宙は語る13『わたしたちは小宇宙』- 本質的な美しさとしての対話の時間


数年ぶりに行った本屋で
心理系はやっぱり、ここが充実してる!と
オンラインの本屋よりも、断然、実店舗派。

すっかり忘れていたけど
人気(ひとけ)も少ないし
クラシックが流れていて落ち着く。


ユングの
これまではスルーしていたのであろう
ある一冊の本に目が留まり
びっくりしてしまった。

頭がもげそうになる
スピリチュアル関連よりは
理解しやすい気がする。
スピリチュアルの否定ではない。


音叉もイベントまでに
今だとして揃えたいのがあるし
クリスタルボウル演奏会用に
これはいい!と思った
素敵なロングワンピに出会ってしまい
高いけど長く使えそうだから
買ってしまおうか迷う。

 

体調悪すぎて出先から娘に連絡すると
独りで食事を済ませてくれて助かった。
中華のとろとろスープのラーメンに
お酢をたんまり入れて。

 

お稽古ごとかなぁと壁を隔てて聴こえる
禅問答みたいなやりとりが面白かった。
女性の返しが可愛らしくて
何歳になっても、こういう感じの方って
なんかいいなぁと思った。


私はますます
笑えなくなってしまっている。
笑いたくないのに
笑いで自分を誤魔化し過ぎた。

 

自転車漕ぐ際に
足の動きを感じられて
筋肉が足りないことを思う。

ピラティス行かなくなったから
そういう時間がつくれて嬉しい。


外を
脅威なく歩けることが
嬉しくてたまらない。

 


会ってみたいなぁと思ってた
静かな身体系の方々に
会いに行けるといいなぁ。

そういう世界が一番好き。
淡々とこなして淡々と過ぎていく。

 

出会えた!と思う本は
人生にそんなに多くはない気がする。
今日、そういう本に目が留まった。

どうしても欲しい本は
仕事で確実に役立つ類いとは違い
どっちを優先しようか迷ってしまう。

すっからかんになっていく身体。
そろそろインプット期なのかも。
アウトプットしすぎた感。
もっとゆっくりでいい気がしている。

  

いつでもオープンでありたい。
それは関わるという意味で。 
相手に自我は押し当てずに。

フラットに人と人とで
シンプルだと滞りなく流れる。
そこには争いも傷もない。

  

人と関わることに器用不器用はないし
上手下手もないと私は思っている。
人をそう観る人々の人間性がよくよくわかる。


ラナンキュラスが売ってあった。
そういうのを飾って
楽しめる暮らしに戻りたい。

 

先日、娘に、
地震がなかったら熊本の田舎に
居たかもしれないという話をした。

自然の中で
あなたを育てたかったから。
大切にしてきた世界があるとして。
 
 

阿蘇の大地と水と緑と空に
たくさんたくさん癒された人生。
生きていることが出来る環境。
そこには癒しアイテムなど要らない。  
馴染みすぎて価値が薄れるから。 


今日、娘に贈りたいと
手が伸びた一冊の本。
ハタチの頃に読み込んだ
哲学者の若者向けの本。

 

笑いには種類がある。
能はそれを深く知っている。

私の好んだ心理療法の題材として
多くのケースを学んできた。
まだまだ理解出来ているとは思えない。


 

噛み砕いたものを
人生に活かせるエッセンスとして
魔法塾という場に置いている。

こどもたちは自由を生きながら
共に時を過ごし、共に在ること。 

私の審美眼が選んだ世界。
美しいと感じた対話の場。
 
 
 
静寂の時間に長さが作られていく。
日常だった暮らしが戻りつつある。
 

*

2024.07.07 
THE DIALOGUE - 対話の時間


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