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NPO法人設立までの道のり       〜前編〜 仲間集め

〜目次〜
1)NPO法人って?
2)仲間集め

NPO法人って?

プールのNPO法人を設立しようと思ったのは、2019年〜2020年にかけてでした。
ただ正直その頃は「NPO法人」=特定非営利活動法人 をよくわかっておらず、ただ営利目的の会社とは違う、いろんな人と力を合わせていけるような組織を作りたいという考えから、「なんとなくNPO法人じゃないかな」といった感じでした。

ちなみに、色々と調べたりした中で、この記事がとてもわかりやすかったです。

NPO法人に関する書籍を読んだり設立に関する書籍を調べたり、東京都のNPO法人設立の説明会に行ったり、実際に活動されている方のお話を聞いたりして、やっと「特定非営利活動法人」とは何なのか、を理解していったという感じです。
設立を控えた2021年6月からは日本ファンドレイジング協会のファンドレイジングスクールにも通い、体系的な知識のほか、第一線で活躍するNPO法人代表の方のお話や非営利セクターに興味のある仲間との切磋琢磨でよりNPO法人に対する理解を深めていきました。

仲間集め

NPO法人を設立の際、必要となるのが「人」です。
会社は1人でも設立できますが、NPO法人には自分以外に「9人」の賛同者(社員、NPO法人の運営に関して議決権を持った人のこと)が必要となります。

今までさまざまな指導者やプールに関わる集まりに参加してきましたが、果たしてどの方に声をかけたらいいのだろうか…
そもそも、「NPO法人を作るので、協力してください」って、どうやって伝えたらいいのだろう…

もともと話す、プレゼンするなどが得意でない(苦手)な私。
それでも、「この人だ!」と直感で加わってもらいたい人に声をかけていき、最終的に理事となる2人が協力してくれることとなりました。

ちょうどこの頃はコロナの影響でzoomをはじめとしたオンラインミーティングが定着してきた頃だったので、「直接会う」ということができないことで逆に一対一で話をする機会が得られたのだと思います。
(私にとってはリアルより心理的にもハードルは低かったです)

オンラインを中心に多い時は週に1〜2回、NPO法人についての話し合いを進めていきました。
すでに株式会社という自分の船を持っていた2人に対して、私はそれまでいちインストラクター(個人事業主)。
さらに「株式会社」という営利組織と「NPO法人」という非営利組織への認識や知識の差など、手探りの状態から何もかもがスタートしました。

ただ、3人に共通していたのが「プールに関して自分たちが動くのが『あたりまえ』だと思っている」ということ。
根拠はなかったのですし、誰かから求める声があったというわけでもありません。
けれどなぜか、この活動を自分たちがすることが当然だという認識がありました。

そして、設立に必要な10人の残り7人を探し始めます。
それぞれの知り合いの方で私たちの描く未来像に共感してくださり、活動を推進する強みを持っていらっしゃる方。
それぞれが話をして、まだほとんと具体的な計画がないながらも私たちの船に乗ってくれる人を集めることができました。

これ以上ないメンバーに恵まれ、いよいよ正式な設立に向けての手続きを進めていくこととなりました。

自分が発起人となって団体を作るのも、
仲間と協力して何かを行うのも、
何もかもが初めての挑戦が始まりました。

今振り返っても、この頃関わった方々誰か一人がかけていても、このNPO法人は設立できなかったんじゃないかと思います。
そのくらいたくさんの人々が力を貸してくださいましたし、拙い私の言葉に耳を傾けてくださり、時には叱咤激励してくださいました。

何より、応援してくださる方がいるという事実は、初めての挑戦で落ち込むことが多かった私を奮い立たせてくれました。

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