プールのNPO法人を作りました!
重力からの解放
「プールって、何をするところですか?」
この質問をすると、ほとんどの方は「泳ぐ」と答えます。
私はこう答えます。
「プールは、重力から解放される場所」
地球で生活する限り、私たちは重力から逃れられません。
歳を重ねる、ケガをする、障害を負う…
普段は負担に感じないその重力も、体に変化が起こったときに私たちにとって大きな「重さ」となって襲いかかります。
そんな「重さ」から、地球上で最も手軽に解放される場所、それがプールなのです。
しかしこのままだと、いつかプールは日本から消えていきます。
プールの「できない」
「飛び込んではいけません」
「オムツをつけている人は入れません」
「帽子をつけていないと/化粧を落とさないと入れません」…
「段差があって使いづらい」
「更衣室が寒い」
「泳げないと行きづらい」
「体のラインがはっきり見える水着を着ないといけない」
「慣れている人でないと使いにくい」…
今の日本のプールは、たくさんの「できない」でがんじがらめになっています。
プールにはたくさんの「できない」があってあたりまえ。
本当でしょうか?
このあたりまえがある限りプールはその力を発揮することができず、徐々に日本から姿を消していくかもしれません。
それは
「重力から解放される場所が、日本からなくなる」
ということを意味しています。
それを変えたい。
「できない」あたりまえを「できる」あたりまえに変えられるはずだ。
そんな思いから、私たちはNPO法人日本プール利用推進協会を設立しました。
私たちがやること
「できない」を「できる」に変える
ソフト(ルールや仕組み・制度)、ハード(設備・施設面)、マインド(認識・意識)の3つの「できない」を、どんどん「できる」を増やしていくこと。
そのために
研究による 水中運動効果の証明
イベントなどの広報活動による 泳ぐだけではない魅力の体験や発信
制度の構築などの提言による プールの魅力を多くの人に届ける活動
この3つの手段で、私たちはプールの「できない」の壁に挑んでいきます。
私たちが目指すゴール
プール前提社会
「できない」を「できる」に変えてたどり着く場所=目指すゴールは
「プール前提社会」です。
それは
人生を豊かにする手段として人々の選択肢にあたりまえにプールがあり
誰でもあたりまえにプールを利用できる社会
プールが「誰もが利用したくなる雰囲気」なのがあたりまえ
プールが「誰もが利用しやすい施設」なのがあたりまえ
プールが「重力から解放される場所」という認識があたりまえ
そんな場所に、プールを変えていきたいと思っています。
私たちが目指す未来
生きている時間が豊かになる社会
そしてさらに先。
プールが解放され、「プール前提社会」へと姿を変えていった先に待っているのは、プールの利用により
「生きている時間が豊かになる社会」
です。
重力からの心と体の解放により、よりその人らしく生きることができる。
そして、その人の生きている時間が豊かにすることができる。
プールは、そんな場所になれる可能性があるんです。
プールの意味は”水たまり”です。
もっと自由で豊かな「水たまり」として。
100年先の未来で、プールがもっとたくさんの人を笑顔にする存在になる。
私たちの活動が未来のたくさんの笑顔につながることを信じて、たくさんの方と手をとりあって進んで行けたらと思います。
少しでも興味を持っていただけましたら、私たちの活動をぜひ覗きにきてください!(プールを普段利用しない方でも、大歓迎です)
プールの中から、外から、たくさんの方のご協力をパワーに変えて進んでいきたいと思います。
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