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Ennio Morricone ‐ A Fistful Of Dollars / 荒野の用心棒 ‐ 1964

クラシックは退屈で寝てしまう私ですが、映画音楽は大好きです。もちろん、映画自体も大好きです。

とはいうものの、たくさん観たかというと、映画通の人ほど本数は観れてはないですねっっ

好きな映画音楽はそれなりにありますが、
映画音楽で好きな作曲家と言えばエンリオ・モリコーネ。

惜しくも、今年7月に旅立たれてしまわれました。
享年91歳 合掌

「A Fistful Of Dollars / 荒野の用心棒」1964

最初に聞いたのはこれですね。
西部劇が好きで、子供の頃はテレビ放映されるたびに観ていました。黒澤作品「用心棒」のリメイク(ただし非公式)ですが、オリジナルの良さとは別の良さと味わいがあって、傑作だと思います。
そして、クリントさんがめちゃかっこいいでーす❤️

映画「用心棒」予告 1961

For a Few Dollars More「夕陽のガンマン」1965

これも口笛がいいんだあ~
クリントさんもさながら、リー・バン・クリフが渋くてっっ

映画のこと語り出すと止まらないので音楽に戻ります。

「The Good, The Bad and The Ugly / 続・夕陽のガンマン」1966

これも面白かったです!

音楽は口笛こそなかったけれど、楽器で独特の音や動物たちの泣き声を模倣していて面白いです。

モリコーネのコンサートなどでは「黄金のエクスタシー」や
「ニューシネマパラダイス」と共に、必ずといっていいほど演奏されます。

「Ecstasy of Gold」1966

そして、モリコーネのこの西部劇三部作の音楽から影響を受けて、日本の「必殺シリーズ」のテーマ曲が誕生したのでした。

【必殺シリーズ】出陣&殺しのテーマBGMメドレー

必殺シリーズも大好きです💛

「il ritorno di ringo / 続・荒野の1ドル銀貨」1965

これはセルジオ・レオーネ監督の作品ではないのですが、これまたこの曲が哀愁があっていいのです。映画もジュリアーノ・ジェンマがかっこよくて、奥さん役の女優さんがとても綺麗な方でしたー

Orca「オルカ」1977

あとコレ「オルカ」
「白鯨」を彷彿とさせる内容ではありますが、妻子を人間に殺されたシャチが復讐する映画で、とても考えさせられるテーマです。

映画「オルカ」予告 1977

音楽もどこか物悲しくて、暗く静かな北の海と鎮魂歌を連想させます。

「Nuovo Cinema Paradiso / ニューシネマパラダイス」1988

これも忘れられない映画、そして素晴らしい音楽。脚本や役者さんの演技も素晴らしかったですが、映画と音楽が溶け合って、相乗効果を出していましたね。
映画史上に残る名作です。

映画「ニューシネマパラダイス」予告 1988

「Once Upon a Time in The West / ウエスタン」1968

これもコンサートでは必ず演奏されますね。

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」予告 1968

「La leggenda del Pianista / 海の上のピアニスト」1998

これもいい曲です けど映画は私未見なんですっっ

映画「海の上のピアニスト」予告 1998

「The Mission / ミッション」1986 

映画「ミッション」予告 1986

サラ・ブライトマンが、この曲をぜひ歌わせて欲しいと頼み込んで実現したのが「ネッラ・ファンタジア」でした。

Sarah Brightman「NELLA FANTASIA」1998

サラの歌声に癒されます。

「Exorcist 2: The Heretic / エクソシスト2」1977

この曲もモリコーネでした。

映画「エクソシスト2」予告 1977

いい曲たくさん作ってます。YouTubeではオフィシャルもあるし、彼のコンサートの音源が聴けるのが嬉しいです。

6年前だったかな、目の手術で一週間入院したとき、ヘッドホンして、モリオーネの曲をずっと聞いていました。
めちゃ癒されましたー!

本当に素晴らしい作曲家でした。
素敵な曲をたくさんありがとう♪


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/09/15 掲載記事より転載


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