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Lynn Anderson - Rose Garden / ローズ・ガーデン - 1969

1970~80年代に活躍した、アメリカのカントリーシンガーです。日本ではカントリーミュージックはいまいち人気無いから、その辺りのシンガーについては、あまり知られる機会もないけど…

グラミー賞も取っているし、アメリカン・ミュージック・アワードではカントリーシンガーとして、初めて受賞をするという快挙も成し遂げているし、アカデミー・オブ・カントリーミュージック (ACM) のアカデミー・オブ・カントリーミュージック賞では最優秀女性ボーカル賞を受賞していたり、カントリーミュージック協会 (CMA) のカントリーミュージック協会賞でも、女性ボーカリスト賞なんかも受賞しているという、キャリアがすごい人なのでありました。

デビューは19歳の時で、デビューアルバムがいきなりの大ヒット。

「Ride、Ride、Ride」1967

「If I Kiss You (Will You Go Away)」1967

そしてこの…

「Rose Garden」1969

今ではカントリーソングのスタンダードナンバーとなりましたが、ジャンルを超えてもっとも売れた曲であり、当時ポップチャートのビルボードでも三位になったりなんかして。

そして、「カントリー音楽の歴史における最も偉大な100曲」の中では83位だったりします。でもって、このレコードを制作したグレン・サットンは御夫君だったり(子供が一人生まれた後、離婚しましたが)。

カバーももちろんたくさんされまして…

The Three Degrees カバー 1970

Glen Campbell カバー 1971

Loretta Lynn カバー 1971

彼女と言うと「歌え!ロレッタ 愛のために」という映画を思い出しますね。キャリーでおなじみシシー・スペイセクがロレッタ役で主演してましたっけ…

Andy Williams カバー 1971

彼と言えば「ムーン・リバー」でおなじみ。

南沙織さん カバー 1971

kdlangvideos カバー 1987

彼女の両親ともカントリーミュージックのソングライターでシンガーであり(ちなみにノルウェー系なのでAndersonという苗字なわけですね)、そんな両親のもと、幼少期から音楽に親しみ、歌う事をしていたそう。

でもって、馬術も得意で地元カリフォルニア州内外の馬術競技会で何と700もの賞を取り、カリフォルニア・ホース・ショーの女王と呼ばれてたそうです。

で、10代の頃からラジオに出演するようになり、母が書いた歌を吹き込んでラジオで流したところ、10位にチャートインするヒット曲となって、これを機会にレコードデビューと相成った模様。

「All My Friends Are Gonna Be Strangers」1965

その曲がこれ。
正式なデビュ-シングルは下記のこちら。
「For Better or for Worse」1966

ジェリー・レインと言う男性歌手とのデュエット。残念ながらチャートには入らず。

「He'd Still Love Me」

「I've Been Everywhere」

2015年に心不全で亡くなるまで現役で活躍していた人なので、たくさんのヒット曲などがあり、紹介しきれないということもあり、とりあえず今回はこんなところで~


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/09/21 掲載記事より転載


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