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ベールの向こう(前半)

本題に入る前に、まずは前回記事の補足から。

人が普段くっ付けている邪氣やケガレですが、神社とか、聖域などに行くと、その場の陽氣に弾かれて、中に入れなかったりするものがあります。

そういうものは、どこに行くのか。

時々、神社や聖域に存在する「陽氣」で浄化されちゃうのもありますが、 たいていが、敷地外とか入り口付近や参堂の両端にたまることになります。
とくに参堂の両端の日の差さない暗い木陰とか。

樹木が吸っちゃうことも少なくないのです。

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まるで真っ黒クロ助みたいに、それらはわさわさと蠢いていたりして。
(そして、これらは太陽光が弱まるごとに元気になるのです。
神社や神域に夕方以降行かない方がいいと言うのは、そういうことです)

そういうのって、人の欲望・・・悪しき邪念のゴミだったりするので、
神社に邪かつ利己的な欲望をお願いに行くと、同じお仲間同士、吸引し合いますから、結果的に「お持ち帰り」してしまうことになってしまいます。

本来は、聖域として古来から護られてきた場所というのは、大地のパワーや天から降り注ぐ陽の氣が強くて、自浄作用があるんですけれど…あまりにも人間が、汚れモンをたくさん持ち込むものですから、汚れがてんこもりになって、土地が痩せていくというか、浄化が追い付かないこともあります。

まあ、神さまも大変です。
お掃除をする宮司さんとかも、もち(現実のゴミだけじゃないし)。
お賽銭程度じゃ、あのゴミの始末はワリにあわないと思うな~っっ

だから、神社には利己的なお願いをしにいくのではなくて、
「いつもありがとうございます」と、感謝の気持ちを捧げにいったり、
純粋な気持ちで、陽の氣をもらいにいくのがよろしいかと。

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で、今日書こうと思った本題。

かなり昔ですけど、その手の怖い漫画(恐怖体験つまりは心霊モノ)を読むと、単純にその状況を想像して怖くなるばかりでなく、明らかにその場所と「繋がってしまう」という方がいました。

本人は、それがそれと自覚していたわけでは決してないですが、「何か」戦慄を覚えるような出来事が起こったり、妙な現象に悩まされることがあるとのこと。

その人の場合、たまたま「繋がって」しまったわけですけども。いつも必ずしもそういうことが起きるわけではなく、人がそんな状況に陥って、恐ろしい体験を自らに呼び込んでしまう原因のひとつに、本やコミック、テレビから受けた印象、視覚的イメージを頭の中で「想念体」にしっかり創り上げ、カタチあるものとして誕生させてしまうことが多々あります。
この場合、私達が存在している物質社会としての三次元ではなくて、想念の世界である四次元に作ってしまう・・・わけですが。

そういう自分が作ってしまった、
コワイ「幻」に悩まされることは、まあ、わりと多いのです。

この想念もエレメンタルの一種で、性質の良くないものは、ネガティブなものとなりますから、「ケガレ」として祓われる対象物にもなります。

で、その本やテレビで見た場所と繋がってしまう、稀有なケースのことですが・・・

私たちが肉体を所有して、自分を自分として、他人を他人として、知覚できるこの次元では、ある地点からある地点に移動するには、身体を動かして歩いたり(行動するということ)、電車や車などの乗り物に乗らないとたどり着くことは出来ないし、手段と移動時間がかかります。
※空間を移動するための物理的手間と所要時間遠くの場所にいる誰かと連絡を取るにしても、電話とか携帯とか、メールとか、無線とかの物理的手段は欠かせません。

ですが、想念の世界たる四次元では、物理的な肉体は用いませんから、
かかる所要時間と物理空間での移動は不要なんですね。

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その前に事前知識が必要ですね。

どこから説明すればいいのかしらと思いつつ。
(レッスンで、皆さんに説明していることではありますがっっ)

私たちがときに「幽霊」として捉えてしまう存在とか、物理的ではない存在にしても、生霊にしても…想念で作られるエレメンタルは、時間と空間の概念が無い次元に存在しています。

って、その前に私たちが存在しているこの物理的な次元・・・三次元と呼んでますが、"この世"はここだけじゃないんですね。

とりあえず私たち「人間」がいる(行くことのできる)次元・・・ここまで魂が、元の「神」である状態とイコールになれば、OK!といった、もう転生をする必要はないですよ、というゴールに相当する次元は…大きくわけで7つありまして、さらにそこが7つに分かれてたりします。
色々とややこしいので、うちの講座ではデパートみたいに1階から7階みたいに分けて、さらにフロアが7層に分かれてるといったように区分けして、比喩で説明しています。
例)1階の6層目、3階の2層とかとか。つまりは全部で49、階層があったりします。(その上にもありますけど、それはさておき)

※昔からオカルトの世界・・・神秘思想では、これらの次元の層の違い、区分けを「ベール」とか言ってますね。クロウリーのタロットにも、このベールは意図的に描かれていますし。アセンションをクチにする人たちは、よくこの次元の層がやがて消滅するとかも言ってたり。それは間違いではないけど、誤解されて理解されているようです。
でもって、仏教の曼荼羅も、この49階層を含めた、さらにその上の階層(次元)のことやら、そこに『居る存在』のこととか、そういうのを図式化したものになりますね。

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便宜上、1階から7階まで、物理的次元での理解といいましょうか…
フロアが下から上に上がっていくように、どんどん昇っていくようにそんなイメージや比喩になってしまうのですけれど、実のところ、この階層は上に上にと重なって存在しているわけではなく、同じ場所・空間に幾層にも重なり合う形で、同時に存在しています。周波数すなわち波動が違うので(低い-高い)、同一のところにありながら、交らわないわけです。

場所の概念でいうなら、ひとつの場所を共有しているようなイメージ。

別の階層でありながら、同じ場所にその世界はあるのです。

まー わけが解りませんよね。
たぶん頭の中、こんがらがっちゃうと思います。
(ブログで一方的に文章で説明するのは難しいです。)

だから、別の世界の人がたまに、視えちゃったりするのです。

それだけ。

ていいますか、49の層(レベル)に分かれている中で、自分がいる次元に近い場所のもの、自分がその次元に作ってきた想念がたくさん山盛りになっている世界、そういうものと引き合うんですよ。出合う確立が高いというか。

はい。とりあえず、後半に続きます。

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