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Ottorino Respighi - Siciliana / シチリアーナ - 1917

急にバロック音楽に行っちゃいますww

はい、好きですよ、バロック音楽。
イージーリスニングとして、BGMには最適だし、珈琲タイムやティータイムのお供として、雰囲気を味わうにはこれ以上は無いと言う音楽でもある。

この曲は昔から、たまーに耳にすることはあったけど、その時はさほど心動かず、普通に聞き流していたかな。
でも、村松健さんのピアノ演奏にて、カゴメのCMで流れたときにはめちゃくちゃ心がざわついたと言うか、
「あ゛ー いいなあ」って沁みた。

それって、やっぱりピアノだったからかなあ…

残念ながら、この演奏のCM。動画では見つからないのだけど。こちらのリュートの演奏のは見つかったんですけどね。

カゴメ アンナマンマCM

そう、バイオリンとか、リュートとか、ギターとか…
カルテットやアンサンブルとかでの演奏は、わりとよく聞くんだけども。ピアノでの演奏ってのがね。私の萌ポイントなんですよね…

まあ、もともとリュートのための曲ですしぃ。

これはギターの演奏ですね。

たまたま出てきた、この演奏がとても良かったです。

で、だいたいこのタイプのものが多いですね。

だがしかーし!

平原綾香さん

公式にUPされてたー! 嬉しい💛 

Francesco Zuccarelli

下記はカラヤンのベルリンフィルの演奏。

完璧っちゃあ、完璧なんだけど、私の求めているのはコレぢゃなーい! 

村松さんのは無いけど、こちらの方のも良いですね。

はい、やっぱピアノで聞きたいのよ、あっしは。。。
ピアノならではの物悲しい響きが何とも好き。

ちなみに「シチリアーナ」とはイタリア語で女性名詞。
そして、土地名であるシチリアに由来するのは周知の通り。

シチリアと言うと「ゴッドファ-ザー」の印象で
マフィアの巣窟なイメージがあったり

ルネサンス末期から、バロック音楽初期に遡ることが出来る舞曲。オペラのアリアにも応用されてて、様々なアレンジが存在している曲。

今となっては、イタリア民謡的ポジなフォークロア?になってるかな。古典ではあるけれど、民謡と言うとなんかアレだ。

で、もっとも有名なのが、このオットリーノ・レスピーギによって20世紀初頭に編曲された、16世紀イタリアの作者不詳のリュート曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」(第3組曲の第3曲としての弦楽合奏用)。

バッハ、モーツアルト、ヘンデル、チマローザやフォーレなども、この「シチリアーナ」のリズムを用いて曲を作ってたりするけど、それだけ古典で誰にでも愛されるメロディって感じなんですね。

でも、やっぱレスピーギのこの曲に刷り込みされちゃってるので、これかなー このバージョンじゃないとって感じ。

フォーレのシチリアーナ

バッハのシチリアーナ

ヘンデル リコーダーソナタ ヘ長調

ケックラン「ペレアスとメリザンド」

この劇付随音楽・組曲にも挿入されているそうです。

で、オットリーノ・レスピーギのこと。

19世紀末から20世紀初頭に活躍した、イタリアの音楽学者で作曲家、演奏家で指揮者です。
ヴァイオリンやビィオラ奏者として活動した後、作曲者に転向。近代イタリア音楽を始動した開拓者としても名高く、16世紀から18世紀の楽曲を発掘して復興もさせました。

「ローマの祭り」1928
Respighi 'Roman Festivals' - Vasily Petrenko / National Youth Orchestra - Complete Performance

「トッカータ」
Toccata for Piano & Orchestra" Konstantin Scherbakov

Suite "Belkis, regina di Saba" Ⅳ- Danza orgiastica/Conductor:Andrea Battistoni

「メタモルフォーゼ」Metamorphoseon modi XII

そうですね。
イタリア人なのにロ誌ア音楽っぽいとこがあるのは、ロ誌アに滞在していたことがあるのと、ファシストに支配されていた時代に生きたからかも知れないですね。

ドビュッシーやラヴェルなどのフランス印象主義音楽の影響を受けているらしいですが、あとラフマニノフとかとか…

いやさ、私はクラシックは基本的に苦手な人だから詳しくは解んないっすww

とにかくにも、
この時期に聞くピアノのシチリアーナは最高っす💛

薔薇の庭園と紅茶とバロック音楽の組み合わせ、サイコー!

ハープもいいいですねっっ

昔、ケルティックハープをマジメに習おうと思ったこと、あったんですよ、結局止めたけど<月謝もハープも高くて


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「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/11/02 掲載記事より転載


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