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浄化とヒーリング・クライシス

浄 化(じょうか)
浄めること。浄くすること。奇麗にすること。
不正や悪弊を取り除き、正しい状態にすること。
カタルシス。
Healing Ⅽrisis
直訳すると「癒しの危機」

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ボディ・ヒーリングを受けられた方から、その後に質問を頂きました。

頭痛(頭の芯の部分が痛い)が出てきて、一週間くらい顔がむくんでしまったとかで「これって施療と関係あるんですか?」とのこと。

はい、あります。こういうことは結構ふつーにあったりします。

エネルギー・ヒーリングとは氣の施療になります。中でも氣の譲渡はマグネティック・ヒーリング、氣をいじったり練ったものを入れたり取ったり、イメージを用いての施療はサイキカル・ヒーリング。

注意)スピリチュアルヒーリングは人間が行うヒーリングのことではありません。文字通り霊(スピリット)が行うヒーリングのことなので。そしてサイキカル・ヒーリングは、基礎としてのマグネティック・ヒーリングありきのテクニックであり施療になります。

他人という媒体を介しての氣の流入にしても、パワースポットなどでの森林浴のような、氣のシャワーを浴びることの氣の流入にしても、

今の自分の波動(3つの身体内に蓄えられた氣の波動)とはまったく異なる周波数/振動数の氣が入ると、

とくに今の自分の周波数よりも高くて細かい氣…それが入ってくると3つの身体に蓄えられている、もっとも周波数の低い氣(それに属するもの)が反応するんです。

とある周波数の中に、それよりも高い周波数の氣が混入すると、全体としての周波数が少し高くなります。(平均値が上がる)
すると、それまで平均値を下げていた、一番低いものが弾かれていくというか、その環境に耐えられなくなるのですね。低いものにとっては居心地が悪くなるわけです。

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このことを水温と水棲生物に例えて話してみましょう。

平均0度の水温のところに5度の温度の水が入り、全体としての水温が2度くらいになったとします。
すると、水温0度までは耐えられるというか、その0度という水温が生息限界の生物(魚とか貝とか海藻とか)にとっては、とっても住みづらい居心地の悪い環境になります。結果、水温のより低いところを探して移動したり、適応しようとするものも現れるかも知れませんが、下手をすれば死滅するものも出てくるでしょう。

とにもかくにも、環境としての水温が上昇したことで、全体あるいは一部で変化が起こるわけです。

ちなみにそれが短期間なら、一時的に彼らが苦しむ時期があり、数が減ったりするだけで適応するものもいたり、再び水温が下がったりしたときには、
元の数まで戻るかもしれません。

別の言い方で言うならば、淀み停滞していた水の中に、綺麗な水を流入させることで、滞っていた水に流れが出来て動きが出ます。それによって攪拌が起こり、底に沈んでいた汚泥やゴミなどが浮上します。それまで分離して動かなかったものが混じり合い、一気に水の汚れや淀みが増します。
こんな感じで、氣の流入があると氣も攪拌されるのです。攪拌によって色々なものが動き、底に沈んで停滞していたものが動くんです。
そして、いったん全部に汚れが回る…

こういった現象です。

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とはいうものの、これは例え話ですので、理解するための話として流してください。

そんな風に周波数/振動数が変わるということは、それまで違和感なく受け入れていたもの、環境の一部として溶け込んでいたとあるものが、体内の中で異物として弾かれていく…そういう現象が起こるということです。

そして、肉体には自然治癒力があります。
自然治癒力こそヒーリングそのものの根源的な力です。

元の形へと、本来あるべき状態に戻ろうとする力。           異物を排除して、健康的で恒常的な状態になろうとする免疫力。

人間にはその力があり、氣を活性化するとその力も賦活します。

好転反応と言われる症状がその良い例です。

ちなみに今回のケースの方は、今はかなり緩解していますが、過去に双極性の鬱病を患っており、長期間かなり強い薬を服用していました。

その時にかなりネガティブな考えに取りつかれて、頭痛も酷かったらしいので、その後遺症というのかな(たぶん憑依されてた)。脳とか頭の部分に溜ってた良くない氣が、色々と反応したのでは…と思ったりします。

幸いなことに、気持ちはすこぶる上向きで良好で、頭痛も耐えられないほどではないとのこと。少し様子を見る…と言いつつ、一週間で頭痛もむくみも治まったようです。

この方のように身体的な異変。具体的な症状として出ることもありますし、抑圧していた感情の爆発といったことで、出る場合もあります。

やたらめったらイライラしてしまい、ヒステリーを起こして、モノや人に当たりちらして暴言吐きまくり。貯めこんでいた感情をぶちまけてしまう人とか(その後スッキリするそうです)。

身体的な症状が出る他のケースとしては、一番多いのが、やたらと眠くなって一日中眠い…とか。身体がだるくてお風呂や温泉から出た後のようなけだるい疲れを感じる。熱っぽく風邪かインフルみたいな症状が出た、という人もいますし、昔傷めた部位(手術したことがある箇所)が痛くなって、その時の疼痛が出るとか。

後はトイレが近くなる人も多いですね。翌日お腹を壊して、便秘スッキリな人も。

やたらとお腹が空いて食べまくる人もいれば、お腹がまったく空かないで小食になったとか、お酒とかタバコとかの嗜好品に手が伸びないとか。

施療後、急に具合が悪くなって(痛みや強い症状)、病院に行ったら初期の病巣が見つかった人もいたり。

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メンタル的なものにしても肉体的なものにしても、だいたい1日2日とか、長くても1週間くらいで収まるようです。場合によっては一か月くらいある人もいますが、そのような人は稀です。

酔っぱらったようになる人もいます。二日酔いのような状態になったという人もいます。精神的にハイになって舞い上がる人もいるし、もちろん何も起きない人もいます。

とくにこれといった変化もなく…という人も多いですけれど。

…というわけ、これらがいわゆるエネルギーヒーリングを受けた後に、デメリットとして起こるかも知れない反応で、ヒーリング・クライシスとか浄化とか、よく言われる民間療法における好転反応の1例です。

デトックスともいいますね。

一箇所に滞っていた悪いものがほぐれて、体外に排出される一連の循環(老廃物の除去という浄化作業)の過程において、全身に毒素(老廃物)が巡って全体としての体調・健康状態が一時的に停滞する。

それが目には見えない、エネルギー(氣)の体という領域でもおこるわけです。

いずれにしても、改善される前には、症状がひどく悪化するようなことがあったり、一見それを受けたことで悪い結果に導かれたかのような、最悪とも思える状況/状態が訪れることもある…ということです。

肉体的な問題ではなく、人生の現象でいうなれば、光明の前の無明とでもいうのか。

そういう理由で
氣による施療を受けるときは
良い変化を期待するなれば…

自分よりも高い周波数の氣を持つ人から、それらは受けるべきなのです
自分よりも低い周波数の人から氣の譲渡を受けたとしても、状態が「良く」なっていくことや、状況の「改善」は期待できません。

自分を上に引き上げてくれる人、氣の周波数の平均値を上げてくれる人から施療は受けるべきであり、そのような場所を自分のパワースポットとすべきです。(他人にとって良い人や一般的に良いと言われる場所が、必ずしも自分にとって良い人で、高い氣の人や良い場所とは限らない)

そして身体の自己治癒力はその恒常性を持って、健康な状態に戻ろうともするけど、同時に怠惰な存在でもあって、長く慣れ親しんだ状態にも同時に戻ろうとするから、周波数/振動数が少し上がったからといって、その高い状態をずっと維持できるというわけではないのです。

もとの低い状態に戻ろうとする反作用も大きくて、戻るときはあっという間です。一気に上げると一気に下がってもしまう、だから少しずつちょっとずつ毎日の積み重ねてあげていくのが良いのです。

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氣の施療を受けて、自らの氣の波動の平均値が上がったと思ったら、そこで満足せずそれをキープするために、自分なりにその状態を保つ努力と習慣を持つべきです。

エネルギーフィールドの周波数/振動数を上げるのは、簡単ではなく時間がそれなりに掛かります。継続が大事というのは本当です。

でも下がるのはあっという間です。戻るのはホント一瞬なんですね。

一歩進んで二歩下がってまた二歩進んで一歩進んで、そんな前進と後退を繰り返し、ちょっとずつ波動というのは上がっていきます。まさに継続は力なりです。インスタントに身に付くものなど一切ありません。

病院に言って処方された薬飲んでるから治るって、病気が治ることと言うのは、そんなことでは無いことくらい、皆様もお解りですよね。

人の身体が…肉体含む3つの身体が、完全に恒常性を取り戻して、異常や問題のない本来の状態を取り戻すには、良くなったり悪くなったりの一進一退を繰り返し、少しずつ回復して一休みしながら、無理のないように適応しながら元の状態に治っていく…

慢性的で全体的な症状が出ている人とか、よくない状態の人ほど、回復期と言われるデトックス的段階のふり幅は広く、その期間も長くなります。

エネルギーヒーリングやセラピーの現場でも同じです。
氣をいじることでもまったく同じことが起きるんですよ。

だから、一度や二度の施療で結果を期待しすぎないでください。その時のヒーリングクライシスやデトックス症状を、怖がったり恐れたり否定しないでください。
むしろデトックスとして表れている、その状態や現象自体に対処したり向き合うことの方が、施療を受けている間よりも大切なことだったりします。

治るためには…
良くなっていくためには、前より良い状態に物事を改善して、生まれ変わるためには、その前の段階の不活発な状況や停滞…前よりも一時的に悪くなる状態も同時に受け入れないとなのです。

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