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I・Eさん2013年度レポート

★スクールの振り返りレポート

この一年を振り返り(もしくは講座の初期の頃から)、自分がどのように変化したのか、について。グループレッスンでの学びを通して、自分が得たもの、気づけたこと、出来るようになったこと、成長できているのではないかと思うこと。自信をもてたるようになったことや自分への評価、ものの見方など、観察を通して他の人(クラスメイト)のことで気づけている変化や自分が受けているなと思う影響、etcetc

※全体として、講座受講初期(数年前)からの変化について書きました。

【自分の変化】
■憑依体質が改善

「憑依体質をどうにかしたい」というのが受講のきっかけでした。まだ完全ではないものの、憑いてるかどうかの自己判断と、その対処はある程度できるようになりました。

■霊的真理を理解する
エソテリックな知識を得ることで、世の中の仕組みを今までとは違った角度から理解できるようになったり、自分の人生に起きている事柄の意味について客観的に考えるようになりました。そのおかげで、現実的な問題へのアプローチ方法も変わり、日々の瞑想などもやりつつ心の平穏もわりとキープできているように思います。また、人生で価値のあることの優先順位が変わりました。

■サイキック能力の開発
受講当初の自分の目的(=体質改善)とは違いますが、目的と必要に応じてサイキック能力が身に着きました。

■自律心が育つ
無意識の自分本位な性格に自覚的になりました。また、流されがちな性格だったのですが、比較して多少、意志が強くなりました。

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■世界への信頼感と謙虚の大切さを学ぶ
スクールの知識やこれまでの経験から、自分の内面と外側の世界が同じものであることについて、最近やっと実感できるようになりました。私はいまだに自分自身を疑っているところがあるのですが、少しずつですが、抵抗がなくなってきたかもしれないです。

また、ここからは説明が難しいのですが、「自分や世界を信頼すること」「感謝をすること」、このふたつは非常に近いところにあり、さらに信頼と感謝の心はそのまま謙虚さにつながっていく、という関係性も実体験として理解できました。そして「謙虚さを保つこと」は、通常の対人関係だけでなく、霊的真理を学ぶうえの様々な局面においてわりと重要な要素でもあると気付きました。今後は、これらの気づきを常に意識付けして実践していきます。

★上の文章を図解するとこんな感じ・・?
自分と世界が同じものであると実感できる
↓↑
世界(自分)に対して信頼感をもつ

感謝の心UP ≒ 謙虚さUP(感謝の心が生じると謙虚さも出てくる)

【他人(クラスメイト)の変化】※箇条書きにしています。
・顔つきが変わりました。学びが進んでくると、なぜかみなさん女性らしくきれいな顔になっていきますね。
・去年の混成スクールから特に見る傾向ですが、自分以外の方への指摘も「自分ごと」として聞けている方に、特に成長著しいものがあるように感じます。
・他人の幸せを願ったり傷をいやしたりするエクササイズのおかげか、みなさん思いやりや感謝の心が以前より育っています。
・特にこの方、というのであれば、YCさん。ご自身では「あんまりできてない」とよくおっしゃいますが、「かなりできている(できるようになった)」と思います。能力的にもそうですが、それ以上に日々の過ごし方や
お人柄などが特に素敵に進化なさったと。。。
・影響を受けた方は、Fさん。素直に実践することにかけてはスクール1で、そのまじめに取り組む姿勢にかなり影響を受けました。

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◎スクール前、そして2013年まで

最初にお会いしたときは、私は仕事ばかりやっていて、プライベートもなく、時間管理も甘く、遅刻ばかりしていました。しかも、仕事のしすぎで体をこわし、定期的に入院している状態でした。それでも「自分はまだできていない」と思い、体をこわす自分を責めていました。

心の奥にある会社への怒りや、仕事以外に価値を見いだせないことに対する恐怖、自分が迷惑をかけている友人やまわりの方たちの心から目をそらして。今思うと、なんとひどい人間だったろうと思います。

スクールでは、霊的な基本知識を学ぶかたわら、アルマさんのご指導のもと、仲間たちといっしょに、日々の毎日を意識的に過ごすレッスンに取り組みました。

「意識的に過ごす」というのは、霊的なアタックから身を守ったりそういうエネルギー的なものに対処するということではなく(そういうことも多々ありますが)、それよりも、約束を守る、人の心を大切にする、感謝をする、
自分の欠点から目をそらさない、など、言葉にすると当たり前といえるようなことですが、なにより大事な真理を日々実践することです。

それは簡単に言うと、「人としてまっとうに生きること」です。

アルマさんは、いわゆる「霊能力」は人格がダメでも宿るが、本当の意味での霊能力、つまり「霊格」は人格に比例する、とおっしゃいます。
さらに、その人が繰り返す失敗パターンには根拠があること、そして本人の性格や欠点が、実は過去生から繰り返されていた失敗パターンをなぞっているにすぎないという教えは、目から鱗でした。

人格を高めるということは、イコール、過去の課題(カルマ)を解消し、性格を矯正していくことです。それによって、結果的に霊的な力も向上します。逆に言えば、いくら力を目指しても、性格がダメダメのまま力を求めると必ずどこかでエゴイズムのワナにかかってしまうのです。

その教えをいただいたとき、
実は私は「そうか、この自分の悪いクセは直せるんだ」と救われたような、安心したような気持ちになったのを覚えています。そのとき、私はとにかく自分でもよくわからない何かに振り回されているような気がしていました。
いつも目の前にある何かに追われている気がして、本当の自分を見失ってしまっていたように思えていたのです。

私が最初に自覚していた課題は、仕事ばかりしてプライベートや体と心のバランスが取れないこと、そしてすぐにのっとられる憑依体質でした。でも問題は、その奥にある、自分という存在を軽視するクセ、そして、自分と同様に他人を軽んじてしまうクセにありました。

スクールに通い始めた当初は、とにかく自分の憑依体質をどうにかしたいということばかりでした。それが次第に、自分に何かの原因があるのではないかと思うに至り、自分の中のウソや言い訳に気付かせていただくようになったのです。

それを、数年間かけて、スクールでの座学や、失敗したことやトラブルのパターンを通じて、少しずつ薄皮をはぐように矯正していただきました。

アルマさんの指導内容は、とにかく自分を見つめることです。ニュートラルな視点で、自分の行動や考えがどういうエゴイズムに基づいているかを見つめて、実際に次からの行動で修正していく、その繰り返しです。
過去から繰り返したパターンなので、頭でわかっても何度もやってしまいます。それをそのたびに「違うでしょ」とご指摘いただき、私たち生徒は反省して次は直そうと努力します。そこには華やかさや耳ざわりのよさはありません。

でも、そのトライ&エラーが、人が本当の意味で幸せになるためのおそらく一番確実な方法です。

アルマさんの根気強さと忍耐強さ、そしてスクールの仲間のサポートがあってはじめて、私はそれに気付かせていただくことができました。おまけのようにサイキカル能力が発達しましたが、あくまでも結果論であり、それよりも一番大事なことを何度も形を変えて教えていただいたことは、とてもありがたいことであり、また私にとっての大変な幸運でもあったと思います。

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◎2013年~2015年の間に学んだこと

この間に一番大きな変化は、あれほどこだわっていた「仕事」、正確には会社員という身分を捨てたことです。

世間的には、こんなにいい職場はないといわれていた会社でしたが、結局自分は仕事を通してしか自分に価値を見いだせず、しかもそこに安住していただけだと気付いたからです。そこから離れることは勇気のいることでしたが、やはり今後の私の人生で、価値観というところで大きな取捨選択をしたのだとあらためて思います。

そしていったん手放すことで、逆にたくさんの別の道筋が見えてきて、やるべきことが次々と出てきて出会いもいただきました。そこには不思議な偶然や、ありえない導きもたくさんあり、宗教ではないのですが「神」という存在について以前よりずっとリアルに考えるようになりました。

それと同時並行で、あらたな課題も山ほど出てきました。それまで自分が自分に対して思っていたセルフイメージや、自分のクセなどが、本当は全然別の意味を持っていたり、真逆の姿をとっていたりすることがわかりました。

たとえば私は自分のことを人間的に淡泊で、あまり感情が動かないタイプだと思っていました。でも本当はそのそこにものすごいドロドロとしたものを抱えており、それを隠そうとフタをしていただけだったり、また過去生で自分の負った傷がおかしな具合にねじれて今の自分のクセにつながっていたりといったことです。

自分の現在かかえているエゴイズムと向き合って、分解して、修正して…といった作業を2013年までやっていたとすれば、ここ2年間は、そのエゴイズムのさらに下にある根本原因と向き合ってきたのだと思います。

それには、この期間でたくさんしていただいた、多くの過去生の解放も深く関わっています。それも、私自身の、人間としてプラスとマイナスのルーツを知る上でとても役に立ったと思います。自分でも原因不明のこだわり、マイナスのクセなどの理由を知ることができて、それによって次以降の課題もよりはっきり見えてきました。


◎2016年からの課題

・自分を客観的に見つめる、きちんと生活する、内省をする
一見バラバラのようですが、すべて同じところから派生していると思ったので、まとめさせていただきました。

自分の波動が落ちると、とたんにすべての行動や思考がマイナス方向に向かいます。弱気になり、自暴自棄になりやすくなり、憑依されやすくなります。過去のマイナスの習慣である遅刻グセや問題の先送りグセ、人嫌いも復活します。免疫力も落ちるので病気にもかかります。

そしてもっとも問題なのはそれに気付かないことが多々あり、先生や仲間に指摘されるまで自分で放置してしまったことも…。そもそもの原因として、あるときは自分を甘やかしてしまったり、またあるときはマゾヒスティックに自分をいじめてしまったりと、自分のありのままを把握できずに、自分で自分を扱うときに両極端な形をとってしまっていることから生じていると思います。

それは結局、自分のプライドが高く、間違えそうな自分、できていない自分が許せないからです。そうして、等身大・現実の自分を客観的に知るということからしつこく逃げていたために、このようなことになっていたのだと思います。

それを早い段階で修正するために、内省、エクササイズ、何度も書いている基本ですが、とても大事なこれらの習慣を欠かさず続けます。また、何かに集中するとほかのことがおろそかになってしまうクセも残っています。とにかく、バランスが欠けやすい自分をもっと自覚して、生活なり、精神的なところなり、毎日きちんきちんと見つめ、規則的な生活と精神を心がけることが大事だと痛感しました。

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・他人の心に目を向ける
上のように、自分の中のバランスが崩れると、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまい、人のことを思いやることができなくなってしまうのだと、(本当に今更ですが)最近気付きました。

過去生の数々を思い出したり、現在の自分の悪いクセなどをあらためて見てみると、やはり自分は、人のことを思いやる気持ちが育ち切れていないと感じます。しかも、ただでさえ弱いところを、上のように精神的・肉体的なバランスを欠くことでさらに悪化させがちです。自分のことしか見ていないから、人が自分の行動によってどう感じたか、相手は何を考えているのかなどに思い至りません。

あとは、頭で考えてばかりで、心で感じることをおろそかにしていました。
これから、身近な人を幸せにする、いっしょにいて楽しく感じてもらう、そうした基本的なところができるように、自分のできていない部分をちゃんと見つめなおし、とにかく過去の自分が見落としてきたことをひとつひとつ実行していきたいと思います。

・自分の使命から逃げない
最初の「自分を客観的に見つめる」が今までできていなかった理由のひとつに、そもそも、この「自分の使命」から目をそらしていたということもあったのかなと、今になって思います…。根本から逃げていれば、現在の自分からも逃げるのも当然です。

年末のスクールで、人間として生まれてきて何をすべきかのそもそもの最初の理由を教えていただきました。それはまさに、私がずっと、逃げていたことです。

逃げていたどころか、逃げた瞬間に「逃げた」ということすら忘れてしまうほど、強力に抵抗が働いていたことでした。

それでいて、指摘いただいたときに、心から痛いところを突かれた気がして、なおかつ「ああ、そうだった」と納得したことでした。ただ、この使命は、最初の項目の「自分のこと」がきちんとできて、次の「人の気持ちを思いやった行動」がとれていて初めて実現できるものです。

最初にのべたように、今の自分の欠点は、過去生の失敗パターンから強くインプットされてしまった欠点でしたが、それはそもそも、すべてが、最初に決めていた「使命」から何度も何度も逃げ続けたことによって生まれたのだなあと、最後の最後で気付きました。

こんなにシンプルな一本道だったのに、ずいぶんといろいろ回り道をして、本当にすみませんでした。

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・お金との付き合い方を考える
過去生の影響から、お金のありがたみを感じるという認識が薄いです。加えてその時代時代にまつわるお金のトラブルのせいで、お金は流れていくもの(自分のもとには残らない)という思い込みもあり、何度も経験する中で強固に自分の意識にすり込まれていきました。使い道もしっかり考えず、世のため人のためという意識も低いものでした。だったら執着はないのかというとそうでもなく、本当は出て行くお金に気持ちを残していました。

これらのクセはそのまま、今生でも反映されております。これらのお金に対するマイナスのカルマを、あえて意識的にプラスに変えていく作業が必要だと思っています。お金に感謝をし、使い道をよく考え、気持ちよく手放す、こういったことを日常の中でやっていきたいと思います。

今でもまだ、全然課題は解消できていません。相変わらず、油断するとすぐに自分本位の考えに陥ってしまい、エゴイズムに足をとられます。

でも、課題のありかを教えていただいたことで、自分が陥りやすい罠の方向性もわかりました。それと同時に、そもそもなぜその課題が生まれたのか、
なんのために人として生まれたのか、その理由もなんとなくですがわかるようになりました。

これは、どれだけ高いお金を払ったとしてもわからないままで一生が終わることのほうが圧倒的に多いくらいの価値のあるものです。

人生を生きる上で、とても貴重なヒントを、スクールで学ばせていただきました。ときには厳しい御言葉でおしかりいただき、ときにはまわりの人の姿から同じ課題を感じとっていくことで、学びにつなげていかせていただきました。

長い間学ばせていただいた割には、まだまだ進みは遅く、自分で気付かない課題もたくさんあると思います。

それでも、スクールの通い始めの自分には戻りたくないと心から感じます。
少なくとも、人生はまったく違ったもの(悪い方向に)になっていたはずです。もっと人の顔をうかがって、自分というものがなかったはずです。

これからは、少しでも本来の自分が目指していた姿にこの人生で近づけるよう、間違いもしてしまいながらになってしまいますが、努力と内省、忘れずにいきたいです。

そしてもっと、少しでも人として、昨日よりも一歩でも成長し、まっとうな人格者になること。それが、これまでご指導くださった先生と、スクールの皆さんの月日を無駄にしない方法でもあると思っております。本当に、ありがとうございました。

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