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Suzi Quatro - Devil Gate Drive / 悪魔とドライブ - 1974

クアトロねーちゃんと呼ばれた、スージー・クアトロもしくはスージーQは、数少ない女性ベーシストで、女性ロッカーの先駆者と言ったところ。

彼女がいたからこそ、「女子もロックをやっていいのね?」と言うがごとく、女性がロックをすることやガールズバンドの道が開けたといっても過言でないかも? 
※パティ・スミスの存在も忘れちゃいけないが。

パティ・スミス in フジロック 2002

初めてスージーを見たのは、やはりテレビのチャート番組で一瞬ではあったけれども、小柄でスレンダーな身体に黒いジャンプスーツを纏って、後ろにワイルドな兄~ちゃんたちを従えながら、ダイナミックにシャウトしながら歌い、演奏する彼女の姿に…

「かっちょええ!!」とため息ほろり。

その小柄でキュートな顔立ちと、ワイルドな立ち位置が対照的でね。

「Rock Hard」1980

日本のCMにも出たかなあ お酒のCM。
「酒、オン・ザ・ロック」ってコピーで…

このCM 動画アップしてくれている人がいましたー!

1978 サケロック大関

そっか、大関だったのか…

「Roxy Roller / ロキシー・ローラー(サケ・ロック)」1977

元歌はこれでーす。

「Can The Can / キャン・ザ・キャン」1973

こっちも使われたはず。

いやさ、かっこよかったー❤️

「The Wild One / ワイルド・ワン」1974

これも曲の出だしの煽りがいいです。

ホント姐さんって感じ。ジェーン・ジェットの方が目力とか迫力は上ですがww あっちは姉御って感じかな?

ギタリストとしては、同じランナウェイズだった仲間
リタ・フォードの方が評価が高いのであった

ちなみにジェーン・ジェットは、ランナウェイズでデビューする時、グループの中での自分のキャラとして、このスージーを模倣することにしたんですよ。

Joan Jett「I Love Rock 'N Roll」1981

だから、ジェーン・ジェットのスタイル(ファッションその他)は、すべてこのスージーに起因してて、スージーなくして、今のジェーン・ジェットは生まれなかったのでした。

「Devil Gate Drive / 悪魔とドライブ」1974

画像粗いですが、この曲のこのダンスとか可愛い。
たまにカラオケで歌いますけども、キーが結構高いです。

「Your Mama Won't Like Me / ママのファンキー・ロックン・ロール」1975

日本では人気あったんだけど、本国アメリカではヒット曲は出したものの、人気はイマイチって感じで、ロッカーとして評価されてない気がする。

そこが残念ですね。
女性ロッカーの道を切り開いた先駆者であるのに…

「If You Can't Give Me Love」1978

そして今も現役で、officialYouTubeあります。リマスター版の音源はあげてるみたいだけど、動画自体少ないので。だから動画は、ほとんどファンのとこからもらってきました。

「Bad Moon Rising」2022

あとコロ助期間中に、自分の曲のベース・チュートリアルを出していましたが、今見るとないなー 
止めちゃったのかなあ??

「She's In Love With You」1979

とにもかくにも、女性のロック史を語る上で、スージーは絶対外せない存在なのでした。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/10/20 掲載記事より転載


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