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The Chordettes - Lollipop / ロリポップ - 1958

ロリポップ、ロリポップ~♪で始まるこの歌。やっぱりCMとかで使われたり、テレビで流れることが多いので、ザ・コーデッツのことや曲のタイトルは知らなくても、一度は聞いた事ある、知ってるって人は多いんでないかなあ…

彼女たちはアメリカの女4人組コーラスグループで、もともとはフォークソング専門のアカペラグループ。
こうした音楽スタイルはバーバーショップスタイルのカルテットということで、ロックが誕生するまでアメリカの音楽業界の主流でした。

※バーバーショップ音楽
1930年代以降に確立した、四声が主にホモフォニー的に進行する、ア・カペラの無伴奏同声合唱の形態の一つ。
各声部にはそれぞれ役割があり、通常、リードが主旋律を歌い、テナーが主旋律より高い音で、ベースが最低音でハーモニーを担当し、バリトンは和音を完成させる。
主旋律は不自然な声部連結を回避したり、装飾音を付けたりするときを除き、テナーやバリトンに歌われることは少ない。バーバーショップの1つの特徴は非和声音によりコードが変化する「スネーク」や「スワイプ」と呼ばれる進行を使うことである。
四声より少ないパートで歌われる箇所がある曲もある。バーバーショップ音楽には各声部1人ずつのバーバーショップカルテットと、合唱に近いバーバーショップコーラスの2つの演奏形態がある。

「Mr, Sandman」1954

昭和の時代の、NHKの朝の番組とかで流れてた感じの曲です。

で、バック・トゥ・ザ・フューチャーで挿入歌として使われていたり。とは言うものの、使われていたのは、the four acesのカバーバージョンの方。

The Four Aces  カバー 1955 by「Back To The Future」

「Teenage Goodnight」1956

「Lay Down Your Arms」1956

アーミーソング? なんでしょうか、謎。

「A Girl's Work Is Never Done」1959

「No Other Arms, No Other Lips」1959

「Never On Sunday」1961

これが実質、最後のレコードみたいです。

そして、やはり彼女たちの最大のヒット曲と言えばこの曲ですね。

「Lollipop」1958

アカペラ・フォークグループの位置づけですが、日本ではオールディーズに相当するのかなあ…
古き良きアメリカの50年代の音楽ってことで、60年代の別ジャンルと、ぜんぶ一緒くたにされてる気がするけどっっ

まっ、いっかって感じ。

で、彼女たちは1946年に結成されて、女性ということで結婚・出産により、幾たびかのメンバーチェンジが行われ(ケルティックウーマンみたい)、レコードデビューをしたのが1954年。なんだかんだで結婚出産で活動が難しくなり、61年には解散してしまったということみたいです。

けれど、動画検索すると、お年を召されての姿もあるから、「あの人は今」みたいな企画で出ることもあるのかなあ???

というところ、詳しくは解らないけど…


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/09/03 掲載記事より転載


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