霊とエレメンタルの幽閉場所~反省部屋と隔離部屋について(後半)
さて、続きです。月の牢獄について。
月は地球の衛星。西洋占星学では巨蟹宮の守護星(サインルーラー)。
宿曜道では二十七宿、(中国占星術・天文学)の二十八宿では鬼宿と呼ばれる巨蟹宮の支配星。鬼宿は魂の宿り場、魂が回帰・帰還し、転生するまでにケガレを洗い流し、準備のために滞在するところ。同時に地獄の門(冥界の門)がある場所。日蝕や月蝕、夏至は月と地球をつなぐ道が出来、冥界の門が開く日。出所してくる霊と入所する霊が行き来し、地獄からの死者を迎え入れる日でもある…と言われる。
蘊蓄終了。で、ここから本題です。
エレヴァナたる隔離部屋や反省部屋で改心しなかったエレメンタルや霊は、
最終的に「月の牢獄」に送られます。
それ以前の地球にあるエレヴァナと言う場所が、どのような意味と性質を持った場所になるかは、そのエレメンタルや霊の状態に寄ります。仮釈放中の保護観察処分みたいな状態でのエレヴァナから、一時的拘留場所の留置所とか、感化院とか更生施設みたいな学びの学校とか矯正施設とか…軽犯罪の刑務所とかとか職業訓練所や奉仕活動をする場みたいな感じだったり…
そのあたりはケースバイケースなんですが。
自殺した霊の場合は、状態によってはエレヴァナに閉じ込められる霊もいるけど、大抵は三次元的な(自死した)場所に縛られること(地縛霊)になって、一定期間を過ごすことの方が多いかな。
自分はまだ死んでないと思い込んで、「死ぬ、死んでやる、死にたい」という直前の強い想いからの想念体をエンドレスループで読み込み、ひたすら死の場面を繰り返している霊の場合は、自ら作った牢獄、ラビリンスに迷い込んで出れなくなった…という感じです。
この状態が悪化すると、この波動に引きずられてしまう人が出てきてしまったり…最悪、波長があった人に憑依することになって、死してなお、知らずして他人を殺してしまう(自死へと引きずり込む)悪霊になってしまうことも多々。
※そうですねぇ…死刑になった死刑囚(殺人犯)の霊とか、反省して無い奴は死んでからも同じ思考なんで、行くべき場所に行くのを拒み、悪霊化して悪さをしているのはたくさんいますね。困ったことに。はい。世間を騒がす殺人事件や悲惨な事件の裏に、有名な死刑囚(犯罪者)の霊(単独だったりグループだったり)が憑依して被疑者を操っていたりすることも多いのです。
ああ、話が逸れた。
自分が死んだことに気づかない霊が反省部屋に入れられて、自分の一生の出来事を延々と見させられるという状態は臨死体験でも時おり起こることですね。よく、これまでの人生が走馬灯のように見えたって、アレ。
あれは総集編ダイジェストみたいな感じかな。とは言うものの、時間や空間の概念は4次元に無いので、3次元の(物理的次元という現実)世界での時間と一致しないのがミソ。
※現実では30分しか経ってないのに、臨死体験中はまるで数日か一週間過ごしてきたみたいな長時間経ったような…感覚に陥る。
さてさて、過去生の人格としてのエレメンタルの場合に戻ります。
対話して話を聞いてあげて、慰めたり説得したり、心残りを失くすことをする等々…当時の感情の落としどころを見つけてあげて、心の澱を吐き出させて傷口を癒したりしたならば…後は何がよくなかったのか、本当はどうするべきだったのか、どのように考えるべきだったのか、何故その人生でそのようなことが起きてしまったのかの状況説明(因果の理由解説)をするなど…そのパーソナリティを教条し、啓蒙するところまで行わなければなりません。
終わった人生ですでに過去のことではありますが、4次元と5次元には空間と時間の概念がないので、未だ現在進行形の出来事なんですね。なので、気付きをもたらして、光明を与えるところまで導く必要性があります。
この辺りは霊に対して行うこととまったく同じです<アゲアゲをするとき
ただ、データ処理の格納場所が違うだけ。その後のデータ送付先が違うってハナシ。
で、これは物分かりの良い、一部のエレメンタル(過去生)に限ってのことですが…エレヴァナに入れずに今の人格のオーラにくっ付けた状態で(格納場所にはまだ仕舞わないで)、一緒に行動させる場合があります。
現在の人格と一緒に、この現代社会(3次元であり、未来の自分のいる場所)において、自分の未来たる現在の人格の生活を体験・体感してもらう場合が。
これはまあ、そういう体験が必要な人の場合のみです。許可が下りた場合ですね。エレヴァナと言う檻と言うか~行動範囲の制限を与える枷を付けなくても大丈夫…って人格に関してのみ、赦された自由です。そのポジション・視点からの学びが必要で、癒しになる場合のみの対処法。
でも、エレヴァナに閉じ込めた状態で現在の人格の視点を通して、様々なことを勉強してもらう場合もあります。ていうかー 月の牢獄に入れた場合とは違って、エレヴァナに入れたものは結局、当人と繋がっているので…(すべてのエレメンタルはその人の魂(本体)とエーテルコードで繋がっている)
エレヴァナにいるエレメンタル(過去生の人格)からは、現在の人格(自分の未来の姿)の視ているものが視えるわけです。
このように説明しても、ちょっと解らないかも知れませんねっっ
まあ、解らなくてもいいです。
このエレヴァナの反省部屋で自分のしたことを振り返ったり(一生を振り返り、何がいけなかったのか気づくまでエンドレスループ)、現在の人格の生き方や経験、生活、未来からの情報を通して学ぶことをしたり… たまに他の出来の良い過去生の人格とかとコンタクトを取ったり、それとその人生での縁あった人の来訪とか…カルマのマスターとか透明なヘルパーさんたちとかがお説教に来たり…
※まあ、この存在たちを面会人と呼んでますけど。それで改心したり、気づきのステップへと至ることが出来れば癒しと解放の道に到れるので、格納場所に収納されて終わり…です。
ですが、
「コイツやっぱダメだ!」「振り出しに戻ってる!」「進歩無し!」
と…なってしまった場合には、月の牢獄に移送されるというわけ。
エレメンタルの場合は、過去生の記憶から一時的に抹消される(元データと言うか、ホストコンピューターとしての本体=魂には記録が残るけど、転生したときには抜け落ちているって感じかな。地球のアカシックと魂のアカシックのレコードとしてはあるけど、個人としての実体の領域には存在しないファイルになる…解りにくい説明でスマソ)。
これは神の慈悲です。
本人の霊的学び、霊的成長が進めば、いずれ戻ってくる記録(記憶)データです。この削除されたデータが多い人は、発達障害とかアスペとか…として生まれている人が多いですね。多くの転生(人生経験)のデータ、感情のデータが欠損・欠落している人たちという事で。
霊の場合は、エレヴァナは使えないです。まだ転生してないんで。現在の人格という宿り場、居場所(実家のようなスペース)が3次元にないもので。
なので、ダイレクトに「こいつしょーもねぇな」ってなった場合は、月の牢獄行きになります。いやさその前の段階がありますけどね。エレヴァナとは違う4次元の場所が。と言うか、その人生(生前か)において自分が創った大量のエレメンタルがてんこ盛りにある場所に行くことになる。そのエレメンタルを直視して、当人が自主的に反省会を開く感じ<内省。でも、そのエレメンタルを読み込んでしまい、そこに呪縛されてしまった進めなくなる人も多いかな。この状態を地獄とも言う。
実際の地獄は地上(現実世界とその人の心の中)にあるけれども。
月の牢獄は面会人もいない、誰とも接することの出来ない独房なんで、あそこも地獄と言えばそうかなあ。永遠の孤独しか存在しない場所。無音無臭で何も存在しない、ひたすら無の世界。
あと、4次元や5次元に学校があります。霊的知識を学べる場所。しかし求めるものにしか開かれないし、そうした場があることに気づくことは出来ない。光明を求めないことには学べない場所です。
でも、ここで学んで知識を得ても、転生して実体として三次元に生まれてきた時には、みんな忘れちゃうんだよね。過去生で作ったエレメンタルを再び読み込んでしまったりして、簡単に堕落してしまう。
何回も転生して、それでも学びが進まない、同胞である人類、他者に対して害することばかり…な人は、月の独房行きにまずなりますなあ。
それでも、本来の生きる場所たる舞台…学びの場所は地上としての地球の3次元にあるので、いずれ転生して、自己実現と言う人生を通してカルマのレッスンを受け、すべての負債を返済していくことにはなります。
罰を与えることが出来るのは、当人の魂(本体)のみ。
罪悪感を抱けるか否か。
色んな贖罪の方法があります。
それはまあ、他者が与えたり、決めるものでは無く、双方向に与え与えられるものというか…ブループリントとしての大まかな計画が決まったなら、あとは生前の縁によって、導かれていくのですね。
撒いた種は刈り取らなくてはなりません。
そして自分が過去に創ったエレメンタルに支配されたり操られることも、レッスンと乗り越えるべき試練の一部。
とりあえず、このくらいの説明にしておきます。
補足とかあったら、またそのうちー
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