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Spiritual Case Study~輪廻転生からの学び

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Reincarnation~輪廻転生を繰り返す魂の変遷と履歴。名も無き人々の人生模様、生と死と癒しの物語を綴った、スピリチュアルセラピーの現場におけるセッションの記録。 星の数ほ…
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#スピリチュアル

Case Study-No,1「長い別れ」

執筆・初出は15年位前になります。以前のblogに「スピリチュアル・カルテ」あるいは「スピリチュアル・ケース・ファイル」として掲載していた何本かの文章。色々考えましたが、このようなものを書いて公開することとした経緯と趣旨を考えた時、やはりお蔵入りさせることなく、こちらにまとめておこうと思いました。blogよりもこちらNoteで見る方がPCにしてねスマホにしても読みやすいという話も頂きましたので。その辺りの事は別途書き起こします。 【スピリチュアル・カルテ~No,1】 これ

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Case Study-No,4「紅蓮の記憶」

【スピリチュアル・カルテNo,4】- Y・Wさん 一人ひとりの人生にドラマがある。 けれど、 たった一人の人間の人生にも、たくさんの壮大なドラマがあったりする。 今回のは、そのことを実感させられたケースのうちの一つ。 その人は占い師時代のお客さん。 ヒーリングの仕事を始めてまとなく、 私がヒーリングを始めたことを知り、再び訪れてくれたのだった。 「いつも気分がすっきりしなくて、何か後ろ向きで・・・」 相談の内容自体はいたってシンプルなもの。 椅子に座ってもらって、

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Case Study-No,7「1000年の呪い」

【スピリチュアル・カルテNo,7】wさんのケース 「人を呪わば穴ふたつ」という言葉がある。 他人を呪ったなら、それが倍になって返ってくるという。 (実際には、二倍どころか七倍なんだけれども) ヒーリング初回のときの説明でもお話しているが、 人の想念・・・考えたこと(思ったこと)、言葉にしたことは、 想念体(エレメンタル)という カタチあるものとして存在することになってしまう。 だから、 人は自分が考えること、口にすること(文章も含め)は、 注意をはらう必要があるし、

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Case Study-No.11「引率する人、される霊」

【スピリチュアル・カルテNo,11】N・Aさんのケース ヒーリングは何も、 過去生のトラウマや魂の傷にばかりに対して、行うものではない。 私の場合、得意分野なのか何なのか分からんが、 たまたまそれが確率的に多くて、 主流になってしまっているだけなのだけれど・・・。 一番肝心なのは、オーラの修復(クリーニングとリフォーム)、 エーテルダブルの補修、エーテルバイタリティーの補給、 チャクラや波動の調整とか、 エネルギーブロック(感情的しこり)の破壊と消去。 …というか、エネ

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Case Study-No.12「悲しき舞姫」

【スピリチュアル・カルテNo,12】T・Mさんのケース 人は、楽しかったこと、幸せだと感じたことよりも 苦しかった、哀しかった、辛かったと・・・ なぜか、そうした痛い記憶ばかり覚えているものだ。 私たちが行動へと向かう動機の背景には、 「快楽」か「痛み」か、そのふたつしかないのだという。 哀しい記憶は、当然ながら痛みに属する。 誰しもが痛みを感じて生きるよりは、 快楽を感じながら生きることのほうを選びたいと欲するだろう。 しかし、心はそれを求めながらも、 人は半ば反射

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Case Study-No.13「魔女狩りという冤罪」

【スピリチュアル・カルテNo,13】Tさんのケース 私自身、魔女裁判で処刑された過去生を経験していますが、 セッションには、同じ痛みや経験を持つ、かつての仲間というか、 同様の冤罪で殺された犠牲者に出会うことも少なくありません。 まあ、魔女狩りは数百年も続いた無知と偏見、 集団ヒステリーによる非人道的悪法ですし、 歴史の一部にさえなっています。 被害者の数はナチスの虐殺の非ではないですから、 確率的には珍しいことではないでしょう。 さて・・・ 紹介でN県からわざわざいらし

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Case Study-No.14「悠久の昔に運命めし道」

【スピリチュアル・カルテNo,14】N・Yさんのケース セッションやレイキのアチューンメントには、 医療関係の方、現代医学に従事される方も時にいらして下さいます。 そうですね。医師の方や看護師、薬剤師、ケアサービスの方などなど。 人の健康面をケアしていかなければいけない仕事だからこそ、 メンタルな面での癒しもよけいに必要なのかもしれません。 とくに医療従事者の方は、激務の上に、精神的なストレスも多く、 夜勤などで身体のリズムが狂われている方も多いのです。 医者の不養

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Case Study-番外編「人の妬みと排他的な町」

【番外編No,3】 ある日、友人とお茶をしていて、 「良い経営をしているところが・・・  流行っている店が長続きするとは限らない」 「気に入っていた、ステキなお店は何処も早仕舞いしてしまうよねー」 なんて話題が出まして、それで思い出したのです。 数年前、お店をやってる知人が、 それまでの店舗を新しく建て直した後のことを・・・ そのお店のある場所は、古くからある商店街で、 老舗だったある店舗が閉店して、 テナントとして貸し出されていたところを借りていたのでした。 当

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Case Study-番外編「飽食と消費、物あまりの時代」

【番外編No,4】   戦争が終わって 僕らは生まれた  戦争を知らずに 僕らは育った  おとなになって 歩き始める  平和の歌を 口ずさみながら  僕らの名前を 覚えてほしい  戦争を知らない 子供たちさ  若すぎるからと 許されないなら  髪の毛が長いと 許されないなら  今の私に 残っているのは  涙をこらえて 歌うことだけさ  僕らの名前を 覚えてほしい  戦争を知らない 子供たちさ             「戦争を知らない子供たち」 byジローズ この歌を知ら

Case Study-No.16「母と子の縁(えにし)」

【スピリチュアル・カルテNo,14】O・Sさんのケース 家族や親子として生まれてくるのには、それなりに意味がある。 すべての魂はひとつであるという、 ワンネスの考え方は脇においておくとして・・・ いちおう親子というの魂の上ではあかの他人として考えるべき。 「血」や「家」に縛られる必要はなく、 ギブアンドテイクの関係を築くべきなのだ。 何故なら、魂は合意の上で、その環境、その親を、 自らが必要とする経験を与えてくれる関係として、 保護者として選んでくるのだから。 さて、

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Case Study-No.17「原爆の傷あと」

【スピリチュアル・カルテNo,17】U・Tさんのケース 魂は肉体に宿るのではなく、 実のところ、肉体を内包している。 (魂、という言い方は語弊があるというか、正しくないが) ある意味では、オーラも魂であって、 肉体に位置している部分は、魂をひとつの細胞だとすると、 その細胞の核のようなものだといってもいいのかもしれない。 (正しくは、オーラも肉体も魂が作り出した、移し身なのだが) 魂は、過去の肉体のデータを持っている。 自分がどのような形状をとってきたかを・・・ まる

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Case Study-No.18「人生の有給休暇」

【スピリチュアル・カルテNo,18】Tさんのケース 医療にも「科」という専門があり、 学問にも「学部」という区分けがあるように エネルギー・ヒーリングの分野にもそれがあるのだろう。 私はたまたま、過去生ヒーリングが得意なよう。 ヒプノセラピーとは違うスタイルの、前世療法になるのかな・・・ ※当時は一方的に『読み取る』ことしか出来なかったけど、 今はヒプノセラピー(トラベル)で、 クライアントさん自身に見てきてもらうほうが早いので、 ヒプノをすることのほうが多くなっていま

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Case Study-No.19「幸福を邪魔する黒い影」

【スピリチュアル・カルテNo,19】H・Aさんのケース この仕事をさせて頂いている最大の「喜び」「醍醐味」は お客さんが自分自身と自分の人生を取り戻していく姿・・・ 明るく元気になっていく姿と過程を、 リアルタイムに、その近くで見られることにつきるだろうか。 それが何よりもこの仕事から得られる、人生からの私へのギフトで… その方が初めてうちにいらっしゃったのは、ある年の3月。 今から4年くらい前だったかと思う。 やはり、先に通っていたお友達の紹介でいらした方だった。

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Case Study-No.20「酒と仕事の日々」

【スピリチュアル・カルテNo,20】Iさんのケース 誰かのせいにするのは、とてもたやすい。 何か・・・のせいにすることも。 原因を、自分の外にあるものに結び付けて、 そのせいで上手くいかないんだ・・・としてしまうのは。 とても楽な、罪悪感から逃げ出すための安易な方法。 占いもそう。 「自分は運が悪いから、だから何をやってもダメなんだ」とか 「名前が悪いからだ」とか・・・ そうやって、自分が不幸なのは、自分のせいじゃない・・・として、 安心しようとする人々を、占い師時代、

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