自分の色がなくならないように
おはようございます。仕事がない平日デビューをして、毎日ソワソワしながら過ごしてる今日この頃。
眠りはどんどん浅くなっていて、お腹の中の人にコントロールされているような、ただただ膀胱が刺激されているだけのような。今朝も4時には目覚めて、眠りにつけず……そのまま夫と共に5時にベッドから出て今にいたります。
ここ数日はスーパーに買い物に行ったり、ごはんをつくったり、部屋の片付けをしたり、撮り溜めた録画たちを消化したり。
こんな穏やかに過ごしてていいのかな?って気持ちになったり、誰も正解を教えてくれない中で今日は正しく過ごせたかな?って不安になったり。ぐるぐるしてるかんじです。
会社員として仕事をしてる自分が日常からいなくなるだけで、なんだか自分の存在がうすーーーくなってるように思えるときもあって。
予定が入ってて人と会ったり、タスクに追われてる間は大丈夫なんですけどね。ふとした瞬間に「あれ、私これで平気?」って思っちゃうというか。
撮り溜めたドラマの中のひとつ、「海のはじまり」の特別編「恋のおしまい」を見てても思いました。
シングルマザーの水季が、子どもが産まれてから「自分の色がなくなっていく気がする」と言っていて。
自分のために、好きな人と出かけるために、ペディキュアを塗ったのが彼女にとって久しぶりの「自分の色」だったわけだけど……最終的にはたった1回塗っただけでまた拭き落として、いつもの日常に戻っていて。ああ切ないなあと。
私は自分の色のことだけを考えてこれまで生きてきたし、夫と結婚して多少混ざり合ったけれど……これから自分の色を失わずに、お腹の中の人の分を足して、きれいにカラフルにしていけるのか。どこかで不安なのかもしれません。
20代の頃は名付けるほどでもないしょうもない恋愛に翻弄されたりいろいろあったけど、今思えば、色とりどりの思い出たちで。それが今の自分の色にもなってるから……それはそれで消してしまいたくないし。
今自分が何色なのか、これから何色になっていくのか。過渡期だからこそのモヤモヤとした感情。
自分の色がなくならないように、でもちゃんと新しい色を取り入れて混ざり合っていけるように。
自分や夫やお腹の中の人や、日々出会う人たちと今日も向き合って。時には自分と混ぜて新しい色をつくりつつ。パレットに色を増やしていくように過ごしていけたらなあ……と思います。
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