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解散の定義は私たちで作ればいい

11月が終わる。

今年、2021年の11月は特別な月でした。

33年の人生のうち24年間応援してきたアイドルグループが、11月1日に解散したから。

V6。

解散が決まってからその日を迎えるまで、心配して久しぶりに連絡をくださった方、あえてそっとしておいてくださった方、会うたび気にかけてくださる方…いろんな方がいて。自分という人間を構成する要素として「V6」の存在がいかに大きいのかを、実感しました。
自分が結婚したときよりたくさんの方に連絡もらったのでは!?というほど。

11月1日前後は世の中的にもV6がかなり大々的に取り上げられてましたね。過去には下火で迷走してると言われたり、解散説が毎年1回は噂されたり。それが、こんなに世間一般に愛されるグループになってたのか…と正直驚く気持ちもありました。

で、世間的には11月1日を境にV6は幕を閉じて、もうすぐ解散してしまうベテラングループという「コンテンツ」的な価値は下がったのかもしれませんが…

実はV6、全然幕を閉じてないんです。

こちらが心配してしまうほどに。

11月30日まで「V-Land」という、ファンがV6(の映像や写真)と一緒に過ごせる仮想空間が、ファンクラブ会員限定で用意されて。ファン同士が繋がれる憩いの場にもなっています。

今日までの期限だったのでこれで最後だ…と切なく思っていたらなんと12月15日からは「V-Land Portal」がオープン。これまで専用アプリで展開されていたさまざまなコンテンツが、今度はWebに引き継がれます。

こちらは2022年3月31日まで。私たちはV6に会いに行くことを許されてるんです。

メンバー個人個人のラジオでは普通にV6の曲が流れて、
事務所を出た「森田剛」の名前も普通に出て。
12月10日にはAmazon Primeでラストツアーの配信も決まっているし…


家ではV6から届いたアドベントカレンダーという贈り物を飾って、毎日一つずつ開けるのが楽しみで。ベストアルバムの特典なんですが、粋ですよね。


V6が残してくれた「ブイロクの木」にも、会いに行ってきました。


こうして日常をV6が彩ってくれているおかげで、あれ本当に解散したんだっけ…?解散ってなんだっけ…?なんて気持ちになったりもします。

それは間違いなくメンバーと、6人とファンのことを思って大人の事情を飛び越えて動いてくださってる全ての方々のおかげなのですが。

「今まで解散したことないから、解散がどういうかんじわからない」と話していた井ノ原さん。それは私たちファンも一緒で。


解散の定義は誰が決めるものでもなく、
6人と私たちと、
関わってくれる全ての人たちと、
これから作っていけばいいんだろうな。



解散したあとにこんなに明るく、未来が楽しみな気持ちになれるなんて人生わからないものだなあ。

いつまでも過去を引きずりたいわけではなく、
過去を大切に抱えながらも未来に向かって歩んでいけたら。

絶望が希望になる可能性は十分にあるし
自分たちしだいなんだな、と。
そんなことを日々教わってる気がします。

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