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「クロスロード」「ええ愛のメモリ」バックグラウンドストーリー考察

どうも、WisteriaQです。

以前、UNICORNのライブレポを書いたのですが

「AI」「廃墟」「古代文明」
これらのキーワードがあまりピンと来なくて、ずっとモヤモヤしていて、改めてまた色々調べてみました。

※考察内容ですが、私の主観的な視点も踏まえて書いています。

世界観の謎

ライブに行った時、アルバムに関しては完全に初見で事前知識無しで行きました。
あるとすれば、オカルトや歴史、テクノロジーくらいしかありません。

ライブから数日後。
ふと、ABEDONさんのインタビューを見たくなり、改めて見てみると、今回のアルバムとツアーに関するヒントを話されていました。

過去・現在・未来が交差する物語

AI音声を使ったアルバムリリースPVが今回のツアーの世界観のヒントとなっています。
そして、宇宙兄弟の存在。

ある程度の構想は御二方の間でできていた、とのこと。

月に降り立った宇宙兄弟(ムッタ&ヒビト)
月を調査していくと、洞窟内に5人の人物が描かれた古代の壁画とユニコーンの石像を見つける。

ユニコーンの角のサンプルを地球に持ち帰り、古代文字やノイズを解析する。
そこからはある音楽が響いてくるのだった。

ツアーでグッズ販売エリアに飾られている壁画は、月の古代文明であることが分かる。

では、ライブのセットのモチーフとなっている「廃墟」はどのように関係しているのか。

廃墟の謎

宇宙兄弟が訪れた時には既に文明が崩壊していた。

私たちがライブとして見ている世界観は、崩壊の以前、文明最盛期まで時を遡っていることになる。
実際に時を遡る演出として、レーザーのデジタル日時が表れている。

つまり、ライブは文明最盛期を表現しているのではないかと私は思う。

交差点

今回は交差点も大きなテーマの1つだ。
ビートルズのオマージュともされているが、上記のストーリーを踏まえると、過去・現在・未来が行き交う交差点でもあると読み取れる。

また、もう一つのテーマである「とにかく明るい」も含むと、過去・現在を振り返りながら乗り越えて明るい未来を見ようというメッセージが込められているのではないかと思う。

音楽を心の底から楽しんでいるUNICORNらしいテーマとなっている。


バックグラウンドストーリーを参考に、ぜひUNICORNの音楽に触れてみてはどうだろうか。

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