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「学び直し」と「生涯学習」

どうも、WisteriaQです。

NHK「あさイチ」という番組で世間では最近「学び直し」が話題になっていると聞いた。

実は「学び」は大人になっても続くのである。それが「生涯学習」というもの。
その先駆けとなったのが徳川斉昭公が築いた藩校・弘道館である。

水戸藩の学習教育

弘道館は現代でいうところの中学〜大学のような役割を担っていたように思える。
一応就学義務制度は設けられているが、卒業の概念が無い為、義務制度を抜けた後も学習を続けることができる。

生涯に渡って学びを続けられることから「生涯教育」が伝統となり、現代の茨城における生涯学習の最先端となっている。

現代の学び直し

「生涯学習」は一部の人々にしか知らない、茨城県民の中でも知る人ぞ知るという認識のような気がする。
広い目で見てみると、大人になって他者から学んでいる人々は仕事以外では少ないように感じる。
現実的に「尊敬する人がいない」「ロールモデルがいない」というのが現状だろう。

今や他分野、他ジャンルのコンテンツが気軽に手に取れる現代。
コロナ禍がきっかけでYouTube上では教養系のコンテンツが増えてきた気がする。
現代では学び直す機会がいつでもあるのだ。

大人の学びは周りを豊かにできる

「学び」の概念は幅が広い。
目上からの学びだけでなく、次世代からも学びを得られる。
縦からも横からも学びを得られる。
学びは分野の垣根を越えることが可能だ。

これらをバランス良く取り入れることで、複雑化する脅威から身を守るリスクマネジメントにもなる。
また、新たなアイデアを発現することで「今まで無かったもの」を生み出すことができる。

茨城県は魅力度最下位の県ではあるが、発想・アイデアは先を行っている。
それがまだ世間で広く知られていないだけである。

古き良き伝統を守りつつ、分野の垣根を越えて最先端をどう活かしていくか考え合う。
そして次世代に語り継ぎ受け継ぐ。

これからの時代はこのような姿勢が大切なのではないかと私は思う。

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