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日々雑感

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日常を送っている上で、感じたこと・伝えたいことを、その都度、書き起こした記事です。
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#感謝

あたたかくて、やさしい

社会人になって、おかげさまで、約半年が経過しました。 まず、今を生きることが出来て、 周囲の人や環境への、感謝しかありません。 それに、この1ヶ月は、 特に、 これまで出会った方々のおかげで、 今を生きられていることを改めて実感しました。 今を生きられていることは、当たり前ではなく、 ある意味、奇跡なんだとも。 仕事では、まだ、新人なので、 できる業務も限られていますし、 自分のことで、上手くいかず、悔しさを感じたり、 自分以外のところで、上手く進まず、もどかしか

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色んなことが突然起きると、 色んな感情も降ってくるけど、徐々に感情を失っていく。 でも、やがて、戻ってくるんだと、最近、実感している。 映画やドラマなどを見聞きして、"泣けるようになった"。 泣けるようになった、という表現は、おかしく感じるかもしれないが、 私にとっては、結構な変化。 私は、13年前に、てんかんと分かった。 ただでさえ、高校生は多感な年頃だったけど、 晴らしようのない気持ちを持ちながら、 憤り、悲しんで、 ただただ、途方もなくぶつけて、ぶつ

たなばたさま

こんばんは。 今年は、珍しく、 晴れて、暑い、たなばたになりそうですね。 天の川も見られるとか。 この場所に移ってから、 夜空を見上げることがほとんどなくなったけれど、 今日は、見られても、そうでなくても、 忘れずに見上げようと思う。 たなばた、と言えば、 織姫と彦星の伝説が良く知られている。 一年に一度、七月七日、 会うことを許される。 と言っても、彼らは結婚後に、 各々の仕事・役目を怠ったため、 天帝によって、引き離された。 しかし、離されてから、織姫と彦星

再会---再開

本当に謝りたかったのは、わたしの方だったのに、 昨日は、彼女の謝罪から始まった。 真面目で、しっかり者の彼女が、 遅刻したり、予定を忘れたりというのは、 これまで経験したことも、聞いたこともなかった。 わたしも突然のことで驚いた。 でも、お互い、もう社会人。 それに彼女には家庭がある。 何かあったのかな、と想像しながらも、 新たにコーヒーを淹れ、飲みなおす。 予定時刻から、30分が経過した。 ああ、今日は難しそうだな、 そう思って、気を取り直して、 気が紛れそう

unvisible

「もう治っているんじゃないか、と思うことさえあるのよ。」 何年ぶりだろう。 母と落ち着いて、てんかんの話ができたのは。 私がてんかんだと診断された時、 「てんかんのことは誰にも話してはいけないよ。差別を受けるから。」 とすぐに言われた。 言われた私は、さらに傷ついた。 高校生だった、思春期だった。 薬の副作用で、思うように勉強できなかった。 何もないことで苛立つようになった。 ふとした瞬間に、泣くようになった。 元々の癇癪(かんしゃく)もちが、癲癇(てんかん)で

13th

本日は、「てんかん」啓発の日、通称、パープルデーです。 「てんかん」という病気をもつ人は、100人に1人。 決して少なくない数の方が、罹患する。 しかし、私自身、30年近く生きてきた中で、 てんかんをもつ方と知り合ったことはありません。 私が知らないだけの可能性もあります。 それは、打ち明けることに抵抗を持つ方が、 いまだに多く、いらっしゃるからです。 かくいう、私も、このnote以外では、 両手が余る程の数の人しか、公表したことがありません。 いまだに私も、正

巣立ち

先日、無事に卒業を迎えることができました。 6年間の研究生活、 日々、勉強させていただきました。 研究はもちろん、 色々な人と、近くで接するため、 人間関係についても、深く考えさせられました。 しかし、最後の方は、 人間関係で上手くいかないことも多く、 悔いと複雑の想いが残る結末でしたが、 これも経験かなとも。 一方で、ここまで、やってこられたのは、 周りの人の支えがあってこそだと、 今、身に染みています。 家族、先生、先輩、同期、後輩、 また、陰で支えて下さった皆

13 / 3.11.

数字には、意味や力がある、と思う。 例えば、 英語学習を毎日1時間続けると、 1年で365時間、学習したことになる。 365時間は、きっと、あなたの次への糧。 1日7時間、そして、残業を月5時間したら、 1年で1300時間程度、働いたことになる。 1300時間やアディショナルの60時間は、 きっと、あなたや周囲の人の状況や、社会を進める上での一歩。 3年前、ハラスメントを受けたことをきっかけに、退職し、 約1年間、転職活動をして、健全な現在があるとする。 この3

24/7/12/365

ここ半年くらい、考える機会が増えた。 誰かと過ごす時間のこと。 特に、最近は、そういう時期だからなのかもしれない。 だけど、私も、みんなも、1日/24時間しか持っていない。 24/7、なんてことはない。 さらに、何日、何年、これから先、生きられるか、 本当は、誰も知らない。 だから、 誰と、どれくらいの時間を過ごすか、過ごすことができるか、 常に心にとどめておきたい。 例えば、両親との時間。 私の両親は、たぶん、あと20年は生きられないだろう。 私も、一応、2

3.11に寄せて

みなさま、おはようございます。 今日は、東日本大震災から12年目の日です。 昨年にも書かせていただいたように、 たとえ現実の時間は過ぎていても、 ご自身の中の時計が止まっている方も、 多くいらっしゃると思います。 それは決して悪いことではないと思います。 むしろ、普通のことだとも思います。 私自身も、震災があった年、2011年は、 色んなことがありました。 その時から、しばらく、 ずっと時間が止まったままでした。 その止まった時間が、 いつ動くようになったのか、

今年をプレイリストで振り返る

昨年の振り返りを読むと、不思議な感覚に陥る。 私のことなのだけど、私のことではないみたいな。 大半のことを、知らず知らず、頭の片隅に、 どんどん追いやってしまっているからかもしれない。 最近、忘れることが多くて、我ながら困っている。 日々の習慣は、まるでデフォルトに設定された機械の様に、 考えることなく、こなすことができるのだが。 その場その場を懸命に過ごしている、 こう言えば、聞こえはいいけど、 なんとなく、良くない出来事を、 良かった出来事もろとも、 自分の頭の中か

ながいつぶやき

皆様、こんばんは。。。 日に日に、夜が早く来るので、 時計の数字と視覚・触覚とのギャップを埋めるのが、 なかなか追いつきませんね。 いつも、朝に、つぶやき投稿する私ですが、 今日は、気がかりなことがあり、緊張していたので、 すっかり忘れていました。。。 その気がかりなこと、と言うのも、 先月、皆様に背中をそっと支えて下さったおかげで、 参加するを決めたイベントがあったんです。 私自身が、非常に興味を持っている企業の方が、 私の話を直接聞きに来られる、ということで、 朝

おひさまをいただく

私は、夏の時期になると、日陰にいる。 陰の無いところでも、自分で陰を作るくらい。 それは、決して、陽を浴びるのが嫌いという訳ではありません。 私の持病である、てんかん発作が、 光刺激によって誘発されてしまう可能性があるからなんです。 だから、チカチカと明滅するような、光と陰の空間に、 目を開いたまま、ずっといるのは、避けた方が良いのです。 現在は、適切な投薬治療で、 てんかん発作は、ほとんど出現しないようになっているので、 あまり心配は要らないのですが、 もし、、、と

光輝に照らされて

4年前、不思議な人と出会った。 周囲には騒がしい人が多い中で、 極めて物静かで、 スマートな出で立ちだけど、 近寄りがたい影が映る、 妙に印象に残る人だった。 その人とは、その年、 一言二言しか、会話を交わさなかった気がする。 3年前、私の同期を中心とした、ある事件が起こった。 人間関係のいざこざ。 当時の研究室は、どす黒い雰囲気だった。 その人も、その渦中に巻き込まれた。 いや、わざと入ったのかもしれない。 私の同期を助けるために。 私も、同期を助けるために、