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日々雑感

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日常を送っている上で、感じたこと・伝えたいことを、その都度、書き起こした記事です。
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記事一覧

13th

本日は、「てんかん」啓発の日、通称、パープルデーです。 「てんかん」という病気をもつ人は、100人に1人。 決して少なくない数の方が、罹患する。 しかし、私自身、30年近く生きてきた中で、 てんかんをもつ方と知り合ったことはありません。 私が知らないだけの可能性もあります。 それは、打ち明けることに抵抗を持つ方が、 いまだに多く、いらっしゃるからです。 かくいう、私も、このnote以外では、 両手が余る程の数の人しか、公表したことがありません。 いまだに私も、正

巣立ち

先日、無事に卒業を迎えることができました。 6年間の研究生活、 日々、勉強させていただきました。 研究はもちろん、 色々な人と、近くで接するため、 人間関係についても、深く考えさせられました。 しかし、最後の方は、 人間関係で上手くいかないことも多く、 悔いと複雑の想いが残る結末でしたが、 これも経験かなとも。 一方で、ここまで、やってこられたのは、 周りの人の支えがあってこそだと、 今、身に染みています。 家族、先生、先輩、同期、後輩、 また、陰で支えて下さった皆

windy

振り返れば、風の強い場所だった。 どうすれば、 こんなに強い風が吹く、通り道ができるのか、 何度も疑問に思ったけれど、 春には、美しい、 夏には、爽やかな、 秋には、愁いを帯びた、 冬には、透けるような、 空気を創り上げていた。 だから、時に厳しく、時に優しい、 あの場所の風が、好きで苦手だった。 ほぼ雰囲気で選んだことに、自分でも戸惑うこともあったけど、 やはり、風の心地よさで、この場所を選んでよかった、と思う。 でも、場所が狭くなると、 風はさらに強くなって、息

13 / 3.11.

数字には、意味や力がある、と思う。 例えば、 英語学習を毎日1時間続けると、 1年で365時間、学習したことになる。 365時間は、きっと、あなたの次への糧。 1日7時間、そして、残業を月5時間したら、 1年で1300時間程度、働いたことになる。 1300時間やアディショナルの60時間は、 きっと、あなたや周囲の人の状況や、社会を進める上での一歩。 3年前、ハラスメントを受けたことをきっかけに、退職し、 約1年間、転職活動をして、健全な現在があるとする。 この3

新しい年になりましたが。。。

こんばんは。 新しい年がやってきました。 快く、お迎えしたかったのですが、 一昨日、昨日、また今日、続けざまに、 痛ましい災害を見聞きし、 私も眠れない夜を過ごしています。 本当は、 明日という一日が無事に来るかどうかも、 この数秒先も無事に過ごせるかどうかも、 分からないと分かっている、わたしたち。 しかし、 たとえ一瞬でも、 安らかに、穏やかに、 許可した覚えのない時間を、 ゆっくりと受けいれたいのです。 でも、それは過ぎてから、風のように感じるもので、 その時

今年も終わりますね

あと残すところ1日。 この1日という日は、風のように軽いけど、 経過時間と共に、身体には酷くこたえる。 たかが1日、されど1日。 そんな時間に、追い回され、追いかけた、1年でした。 実のところ、時間に追い回される日々は、しばらく続きそうですが、 一旦、今年は今年で区切りを。 みなさまは、どんな1年でしたか? 今年は、学位の取得について、よく考えさせられました。 自分自身に対しては、もちろんのこと、 とりわけ、後輩たちを見て、そんなことを考えさせられました。 『

あまのじゃく

乳酸菌飲料と野菜ジュースの力添えでなんとか保てている、気がする。 というのは、少し過ぎた表現かもしれないが、事実。 週に数回、途中のコンビニに立ち寄って購入する。 コンビニの店員さんに思われているだろうことなんて、もう気にならない。 気になるのは、食べ物に頼る度に、心身の重さが増えること、だけ。 自分の才能や価値を反芻する。 考えて生まれるものじゃない。比較して見えるものでもない。 結局、自分にも、誰にも、分からない。 だから、時に、これらの言葉の存在さえ疑う。

fall-en

太陽の刻が過ぎて、今は、月の刻。 近かった空気も、いつしか遠く、蒼い。 どこから来たのか分からない一陣の風が、 キンモクセイの歓びとイチョウの悲しみを知らせる。 来たる厳しさに備えて、舞い、転がり、落つる。 まだ見ぬ未来へ向けて。 お久しぶりです。wisteriaです。 皆様はいかがお過ごしでしょうか? お身体の具合、悪くなっていないでしょうか? 最近の私は、、、朝から夜まで、博士論文を書き、 空き時間で、英語学習、後輩指導、残務処理。。。 1日があっという間

ナンダカンダ ラストナンダ

お盆休みも終わり、日常が戻ってきましたね。 私の頭の中は、まだ、色々パニック状態です(笑) 最近、実験が上手くいかず、現実逃避の日々を過ごしています。 特に、やったことのないことに、 こちらは真剣に向き合っていたとしても、 自分のポテンシャルが追い付かなくて、 「(私を扱うには)100年早い!!!」みたいに、 突っぱね返されている、 そんな感覚を無機物から感じています。 全部が全部振り向いてくれるわけではないのですが、 この研究生活で、一番の難敵かもしれません。 そ

People with Epilepsy

昨日、偶然、この記事を目にしました。 来春から就職する私にとって、胸がキュッとなる内容でした。 目の前で、誰かが倒れたり、動かなくなってしまうと、 誰しも、パニックに陥るでしょう。 私も数回程度、他の方が目の前で倒れてしまった経験がありますが、 恐らく、パニックが勝っていて、 適切に対応できていたかどうか、未だに分からず、 おぼろげな記憶しかありません。 その時、その時では、パニックになっても仕方のないことだと思います。 想定外のこと、特に、自分に経験のないことに対して

学生生活 最後の夏

皆様、こんばんは。 こうした記事を書くことから、すっかりご無沙汰してしまいました。 端的に言うと、noteへ割く時間が取れなくなってしまったからです。 実験、来月の学会への準備、 書類作成、人間関係、 家族・親戚の行事、 内定先への連絡、などなど。 また、もうすぐ、卒業するために必要な書類や論文の作成がやってきます。 そんな日々を過ごしているためか、 毎週、毎月、風の様に過ぎています。 寝ても覚めても、色々なことを考えてしまって、落ち着きません。 世間は、お盆で、

ジグソーパズル

私自身の人間性、私以外の人間性、人間関係など、 広く、人間について、 漠然と、でも、ずっと考えている。 私は、元から、自由気ままなほうで、 裏を返せば、わがままなほうだから、 幼い時は、誰のことも気にせず、 自分のしたいことをやっていた、ように記憶している。 あの頃は、有り余るパワーを、 外に、自分の興味に、自分の好きなことに、解放しきって、 明日へ備えていた。 そんなパワフルな私は、未だに私の中にある。 でも、大人になるにしたがって、 断片的でも、それなりの知識やあ

breathe

自分が吸う空気も、自分が吐く息も、 他人が吐く息も、他人が吸う空気も、 感じるどころか、 信じることさえ、難しかった。 自己防衛であり、 また、他者への思いやりのため、 息に気を付けていた、3年。 その月日は、いつの間にか、 息の仕方も、希薄にさせてしまったのかなと思う。 現在は、3年前に戻りつつあるようだが、 ついこの間までは、在宅ワークが推奨されていた。 私も、在宅と研究室を、1週間で行ったり来たり。 実験する日、データ処理する日、を分けて生活していた。 私は、

りんごと丸太

気付かないうちに、無意識のうちに、 他人だけでなく、自分自身にも期待している私は、 一喜一憂ではなく、 一喜十憂からの苛立ちに溺れる。 脳が火照ると、 これまでとは違った、 いや、これも本物なのだが、 別人格が現れる。 すべてがいたらない。 すべてが完璧だ、と思い込んでいる。 私も他人も。 どうすれば良いか、考えすぎて、 また、脳がオーバーヒートする。 冷却機能がバグを起こしている。 いや、私は、そもそも冷却機能にバグがある。 気にしなくていい。 何度、聞いただ