「メソッド演技」の最近の具体例は? ━英語参考書『SPARK』より
先日、生徒と一緒に最近愛用の英語参考書『SPARK』を読んでいたのですが、
TRACK10上智大学出典の長文の中に「メソッド演技」に触れている箇所が出てきました。
「メソッド法」とは、スタニスラフスキー考案のいわゆる「憑依型」の演技に当たるものだけど、さすがにほとんどの生徒は知らないので、何かわかりやすい具体例をあげて説明しようと思い、映画好きの私としては、『エデンの東』(1955)のジェームズ・ディーンや『レイジング・ブル』(1980)のロバート・デ・ニーロの伝説的な体重コントロールに代表される鬼気迫る役作りを例に挙げたけれどこれはさすがに古すぎたし、
今年2024年10月に続編の出る『ジョーカー』のホアキン・フェニックスもピンとこないようだった。
そもそも今の高校生は洋画・洋楽にあんまり興味もってない子が多いんだよなあ。。
それでは、ということで、日本の漫画・アニメの名作『ガラスの仮面』の北島マヤをあげたけれど、こちらも知らないと。
マヤ、おそろしい子、も通じないのか。。
そこでその日は「メソッド演技」の内容だけ説明して終わりにしたのですが、何か高校生にも通じるもっと現代的な例はないのかなあと思って後日いろいろ探していると、見つけました!
【推しの子】、これぞ現代版『ガラスの仮面』、私はYOASOBIの主題歌だけ聴いたことあるくらいで作品は未見だったのですが、Netflixで1期をbinge-watch!
特に第7話の黒川あかねの感じは声優・石見舞菜香さん迫真の快演(怪演?)も相俟ってまさに憑依型!
生徒が【推しの子】の話をしているのは良く耳にしていたので、今後はこちらの例で説明してみようかな!?
【おまけ】
【推しの子】の日本語原題はダブルミーニングになっているので、英題は音訳の"Oshi no Ko"か、"My favorite idol"とか"Their Idol's Children"などとなっているようですね。
作品自体の感想はFilmarksに投稿したのでそちらも合わせてどうぞ!
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