「支援者」を増やしていくのもこれからの福祉の役割
ウサギ食堂というのは、障害児者のお父さんがご自身の今の子育ての悩みや、なかなか普段は吐き出せない気持ちを美味しいご飯を食べながら語り合える場として約1年前から障害児の保護者支援を行っているNPO「ペアレントサポートすてっぷ」さんの主催で開催しています。
僕は支援者としての参加をさせてもらっていますが、あくまで「支援の仕事をしている同じお父さん」という仲間感覚でいつも過ごさせてもらっているわけなんですが、回を重ねるごとにしばしば支援者が出る幕がない時間があります。
先輩お父さん達がご自身の体験を通じて語るエピソードや思い方、考え方について語られる言葉のひとつひとつが、重みも深みも携えていて、僕ら支援者なんかよりも大きな説得力をもって後輩お父さんに届いていたりします。
それって僕らから見ると紛れもなく「支援」で、この場においてはお父さんが支援者に見える場面があるんです。
なんだかこの現象ってすごく素敵だな、と思いつつも、僕ら福祉人は、自分達こそが支援をする主体だ、としてしまうんじゃなく、いろんな人が自分の持ってるリソースを持ち寄った時にそこに「支援」が生まれるような環境や機会をつくる事もこれからの時代の役割として考えていかなきゃいけないのかも知れないな、と感じたんです。
そんな話。
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