【0015】自分を変えてから

自分を変えないで相手を変える。
これ、あらゆるシーンで見受けられます。
実は、自分もよくやってしまいます。

ベースにあるのは自分は正しくて、相手が間違っているという認識です。
確かにそうかもしれませんが、同じことを相手も思っているわけです。

本来、自分も変えて、相手も変える。
だと思います。

相手との信頼関係があって、
自分本位ではなく利他の精神があって、
達成したい共通の想いがあって、
相手も変える意思があって
はじめて実行できる実は難しいアクションです。

子育ての現場でも多くみられます。

何度言っても子供がかわらないのは、当たり前で、
子どもの中に変える意思がなかったり、
変える目的がなかったり
変えるメリットがなかったり、
そもそも信頼関係が築けてなかったりします。

親子関係でそうなのですから、大人のビジネスの現場では
ますます難しいアクションです。
でも、逆にこれができると、一致団結したすごいチームになります。

人間だれしも、行動を変えるのはいやなことです。
自分が正しいと思っている行動を変えるのですから・・・。
たとえその行動が間違っていることに気が付いていたとしてもです。

行動を変えるのは居心地のいい(コンフォートゾーン)からの脱却です。
居心地がいいと自分の脳が認識しているその反応を変えていく作業になります。

当たり前のことですが、
ビジネスの成果は、過去の行動の結果です。
ちがう成果を得るためには、行動を変えなくてはいけません。
マネジメント側が、今と違う結果を求めるとするならば、
マネジメント側が、行動を変えることが求められます。

ではどうするか?

自分を変えながらの対話しかありません。
とことん時間をかけて、
信頼関係を築きながら
価値観に踏み込んで、
会社の理念に基づきながら、
お手本を見せながらの作業です。

WEBやコンビニの文化が広まり、何事もサクッと手に入る昨今、
長時間かけて物事に対応することに抵抗を感じるかもしれません。
でも、時間をかけて対応する価値のあるアクションなので、
ぜひ、時間を充分にかけてあきらめずに対応してください。

まずは、家庭内で実行しスキルを磨き、ビジネスに転用してください。

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