【0082】松山選手の優勝に思うこと

プロゴルファーの松山英樹選手が、
ゴルフの4大メジャー大会のひとつ「マスターズ」で優勝しました!
少しでもゴルフに関係した人は、その偉業のすごさを理解してもらえると思います。日本人初、いやアジア人初の快挙です。
まさか自分が生きている間に、日本人がグリーンジャケット(マスターズの優勝者が着用するジャケット)を着るとは思いませんでした。
チーム松山の取り組みや、考え方に触れて思うことがあったので、
今回はそこをテーマにお話しします。

1980年代に経済の分野で世界のトップグループに上り詰めた日本。
しかし1980年代当時、スポーツの分野では、世界で活躍する選手は極少数に限られていました。
それが現在では、多くの日本人選手が世界で活躍しています。
野球の大谷選手、ダルビッシュ選手、テニスの大坂選手、錦織選手、卓球の張本選手、伊藤選手などなど
これから、更に多くのスポーツ選手が、世界を舞台に活躍していくと思われます。
特にZ世代からは目が離せません。

ビジネスの世界においても、若手が台頭してきています。
元々は米国政府のツールであったインターネットが、
1980年代以降、学者研究者などのコミュニケーションツールになり、
その後、社会インフラ化し、経済活動、社会活動、生活の重要なツールになりました。
ビジネスにおいて、テクノロジーの活用に長けた若手が台頭してくるのは、考えてみれば当たり前の流れです。
インターネットの業界では世界も日本もありません。

保険業界もしかりです。
今後、優秀な若手が数多く参入してきます。
もちろん海外からもやってきます。
なんの努力もしない、古い体制にあぐらをかいている保険代理店経営者は、
一掃されてしまうと思われます。
時代に合わせて変革、変容していくことが必要不可欠です。

では、社内の古株は居場所がなくなるかというとそうではありません。

ここで、「老いによる達人化理論」(Gero Trancendence)をご紹介します。要は、晩年になると以下の9つの特徴がみられる、というものです。

①自分のためにあれをしたいという気持ちが弱くなる
②誰かのために何かをしたいという気持ちが強くなる
③自分の健康や気持ちに対するこだわりが減る
④「あの頃は良かったなあ」と昔を振り返ることが減る
⑤「お金/地位/名誉」というものに重きを置かなくなる
⑥人間関係は量より質と思うようになる
⑦自分の存在や命は、過去と未来をつなぐ一部分と感じる
⑧自分の存在や命は、宇宙とつながっていると思う
⑨死と生に区別や境界は無いように思う

いかがですか?

仕事においては、老いも若いもありません。
保険代理店はサービス業なので、
お客様サービスの最大化が永遠の課題であり目標です。
社内においては、偏見をなくし、フラットな目線で「本当に大切なこと」は何かを見極め、やりがいといきがいを追求していく必要があります。

古株だけではなく、若手だけではなく、
同じ目標に向かってお互いを補完、活用しながら、両者が共存共栄していくことが必要です。

6月に25歳の女性営業マンが入社してきます。
新しい風がふきます^^

この機会を、自分自身の飛躍のチャンスととらえて、
さらに強固な女性活躍の体制を形にしていきましょう!

よろしくお願いします!

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