【内省の記録】「自分のことが好き」はその時次第でいい
自己肯定感という言葉をよく耳にするようになってから久しい。
私もかつてはその言葉をよく使っていたが、「自己肯定感の低いかわいそうな自分」という使い方をしてしまっているときがあることに気が付いて、あまり使わなくなった。
人生はいつだってイケイケなわけではない。
とんでもないミスをしてしまって、自分が好きになれないときもある。
そのとき「ああ自己肯定感が下がってしまった」と思って、「結局自分はだめだなあ」と思う。
結局その繰り返しになってしまう。
常に自己肯定感が高いことが人生がうまくいくコツのようにも思えるが、そんなことができるのはある意味才能じゃないだろうか。
私は「自分が好きか」という問いにはいつも答えられない。
わからないからだ。
でもそれでいいと思っている。
大事なのは、現状以上に自分を低く見積もらないことじゃないだろうか。
物事は常にシンプルで、ネガティブなイメージを作り出しているのは自分の脳みそだったりする。
自分が好きかどうかより、今楽しめているか、人につらい思いをさせていないか、未来に希望は持てているか、そんなことを考えて生きていきたい。