ふみ

達観したい30代前半。日々思ったことを書いているので、オチとかものすごい真理とかはありません。 だけど、同じように悩んでる人が「こんな人もいるのねえ」と思ってくれたら幸いです。

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達観したい30代前半。日々思ったことを書いているので、オチとかものすごい真理とかはありません。 だけど、同じように悩んでる人が「こんな人もいるのねえ」と思ってくれたら幸いです。

最近の記事

【私の内省備忘録】嫌われるよりも、相手の気持ちがわからない方が怖い

人に嫌われるのを恐れるな、とよく言うが、それでも「じゃあ今日から気にしない!」なんて思いきれる人はなかなかいないし、思ったとしても気にする癖がすぐ治るわけではない。 私も子供のころから、人に嫌われるのが怖かった。 「どうしよう、この人私のこと嫌いなのかも」とかいつも心配していた。 明らかに好意を示してくれる人は大丈夫だけど、そんな人あんまりいない。 学生の頃、クラスの女の子たちに嫌われてしまったことがあった。 最初はなんとなく違和感があるくらいだったけど、次第に話しかけて

    • 【内省の記録】「自分のことが好き」はその時次第でいい

      自己肯定感という言葉をよく耳にするようになってから久しい。 私もかつてはその言葉をよく使っていたが、「自己肯定感の低いかわいそうな自分」という使い方をしてしまっているときがあることに気が付いて、あまり使わなくなった。 人生はいつだってイケイケなわけではない。 とんでもないミスをしてしまって、自分が好きになれないときもある。 そのとき「ああ自己肯定感が下がってしまった」と思って、「結局自分はだめだなあ」と思う。 結局その繰り返しになってしまう。 常に自己肯定感が高いことが

      • 【内省の記録】楽しめるときに楽しむべき

        かつて働いていた会社で全員参加必須の親睦旅行があった。 土日は潰れるし、折り合いの悪い人たちと2日間ずっと一緒なんて、めちゃくちゃ嫌だった。 友達が「楽しむ努力をしておいで」といった。 でも私は努力しなかった。 会社に対する文句の気持ちばかりが旅行中に浮かんでいた。 だからもちろん楽しくなかったし、同僚とのきずなが深まったわけでもない。 ネガティブな私は、カワイソウな自分でいるのが好きだった。 カワイソウな自分でいるのが一番心地よく、それが普通だった。 だから、カワイソウ

        • 【内省の記録】頭の中のもやもやループから抜け出したい。

          私はなにか不満があるときや、逆に何か面白いことがあったとき、 自分の気持ちや面白かったことの内容を誰かに話しているかのような感じで、頭の中で声が響き渡ることがある。 そしてそれはしばらくの間ずっと続く。 一度ループに入ると全然止まらなくなる。 特にお風呂に入っているときや、ベッドに寝転がってまどろみを待っている間、一番脳のおしゃべりが止まらない。 それを止めたいと思う一方、止めたくないと思う自分もいる。 何かを不満に思っているとき、それは同時に私は感じていることは正しいと

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          【内省の記録】優しさがうまくいかない理由

          優しい人に優しくしてもらったとき、「なんでこんなに優しい発想ができるんだろう」ととても不思議に思う。 相手が嫌じゃないかな?とか怒ってるかな?とかそういうことは考えるし、常識的に失礼なことを言わない配慮はできる限りしているが、それでも私の優しさ偏差値は高くない。 私は笑顔でいることが多い。 普通にゲラでもあるのだが、学生のころ「いつでも笑顔でいたら、敵意がないことを相手に示しやすいのではないか」と思った結果だ。 だから優しい笑顔ではなく、自分を守るための笑顔だ。 恋愛、

          【内省の記録】優しさがうまくいかない理由

          【内省の記録】ありのままに受け止めること

          言葉どおりに受け止めることがどうしてこんなにも難しいのか。 相手の気持ちをどうして邪推するのか 相手が言ってもないことをどうして頭の中で作り上げて、さも真実かのように思ってしまうのか。 相手を信用してないわけじゃない。むしろ大好きなのに。 不安というのが第一だと思うが、根底には「自分は間違ってない」という思いがあるのではないか。 人間、誰しも自分が間違っていると思いたくないが、その習性をどこで発揮するかを判断できることが大事だ。 仕事だったら、自分の仕事に対して自

          【内省の記録】ありのままに受け止めること

          【内省の記録】ポジティブシンキングってしんどすぎない?

          私は人生のほとんどをネガティブだと言われて生きてきた。 別にそれを侮辱ととらえているわけではない。 これだけ自己卑下がなんだと書いているが、ある意味これが自分だと受け入れている自分がいる。 なんなら、ネガティブの方が心地よいと感じることもある。 だけど、この私の性質のせいで今まで私はたくさんの人に我慢を強いてしまったし、自分自身も多くの機会を無駄にしてきた。 だけど、ポジティブシンキングはしんどすぎるのだ。 ポジティブに考えようとしてもネガティブがあまりに強すぎて、首の

          【内省の記録】ポジティブシンキングってしんどすぎない?

          【内省の記録】素直さが大事

          素直になれないと行きつく先は破滅。 私は身をもってそのことを知った。 私は、話し合いが苦手だ。 自分の意見を言ったとき、相手が反論したりすると、 自分の意見はすべて間違っているように思えてしまって、 その後発言ができなくなる。 友達とけんかした時もそうだった。 思ったことを言えず、結局後からもやもやしてしまう。 相手としてはもう話は終わったはずなのに私はいつまでも不満そう。 消化不良の私は素直な気持ちになれず、「どうせこの人も私を見下しているんだ」という妄想が始まる。

          【内省の記録】素直さが大事

          【内省の記録+随筆】離れているからこそ良いもの

          リズムよくバイクのエンジンをふかしている音が遠くから聞こえてくる。 1人で走っているようなので、暴走族というよりは、ただ目立ちたいバイク好きの少年/少女なのだろう。 ご近所さんは大変だと思うし、騒音はだめだけど、あまりにもリズムよくふかしているので笑えてくる。センチメンタルな夜の私の顔にも笑みが浮かぶ。 そして、遠くから聞こえるバイクの音はなんとなく「夜」を感じて好きだ。 私の家から見えない位置だが、少し離れたところに電車が通っている。 早朝や夜の静かな時間帯、澄んだ

          【内省の記録+随筆】離れているからこそ良いもの

          【随筆】怖いものが美しいものに変わるきっかけ

          私は小さいころ、宇宙が怖かった。 宇宙の話を聞くと、いつか空が落ちてきてみんな死んでしまうんじゃないかと想像してしまい、家族が宇宙の話をするとやめてくれと頼んだ。 家族は笑ったが、私は本当に怖かった。 次第に、空が落ちてくることはないと学んでいき、宇宙に対する恐怖心はなくなっていったが、宇宙に対して特別な思いを抱くわけでもなかった。 11歳の冬、ふたご座流星群がやってくると父がいった。 庭に敷物を敷いて寝転がって、11年間の人生の中で初めて迎えるその時を待った。 星は

          【随筆】怖いものが美しいものに変わるきっかけ

          5%の快と95%の不快、人がすがるのは5%の快

          私は過去、例えば暴力をふるう人や浮気をする人とお付き合いしたことはない。(というかそこまで恋愛経験がない) でも、そこまでじゃなくても、この人と一緒にいるとお互いにとってよくないとわかっていながら、一緒に居続けてしまったことがある。 その人に問題があったわけじゃないけど、恋愛としてその相手を本当に好きではなかった。でも好きだと思いこもうとしていた。 最終的には彼にもとてもつらい思いをさせてしまったし、私は自分を責める結果となってしまった。 5%の快にすがる理由彼は決し

          5%の快と95%の不快、人がすがるのは5%の快

          【内省の記録】すべての人は愛される価値があるか

          どんな人にも愛される価値はあるのか。 私には親友がいない。 親友と呼べるほど距離が近くなると、必ずその人との関係が終わりを迎えてしまう。 私は子供だった頃、いい子ではなかった。 友達を傷つけたこともたくさんあったし、わがままだった。 年を重ねて、そういうのはよくないと学んでいき、今では「いい人」と思われるように行動して、相手に嫌な思いをさせないように気を付けて生活している。 でも、私が周りに対して攻撃的だった過去は消えない。 私は愛されてはいけない人間なのではないか

          【内省の記録】すべての人は愛される価値があるか

          返信の速さ=愛の深さ という迷推理Vol.2

          私はありがたいことに愛されて育ち、不自由なく生きてきた。 日本の平和な土地に住んでいるから、生命を脅かされることもない。 なのにどうして、相手の返信速度ごときでここまで苦しむのか。 なぜSNSという娯楽にここまでのエネルギーをささげるのか。 前回の投稿で下記3つを原因っぽいものとしてあげた。 ・エゴイズム ・”自分”というものの不安定さ ・”愛されていることの特別感”への羨望 正直、人間関係が良好な人でも少なからず心に持っているものではないだろうか。 要するに、これらが

          返信の速さ=愛の深さ という迷推理Vol.2

          返信の速さ=愛の深さ という迷推理

          私は恋人に何百回も電話したり、何度も追いラインをした経験こそないが、返信が遅いとすぐにメッセージ迷探偵と化し、 返信が遅い = 彼/彼女は私を重いと感じている、嫌いである、という推理を繰り広げる。 実際に私の言動が重くてメッセージの返信が遅かったということは過去にあったし、SNSを開けば「ラインの返信が遅い=あなたに興味がない、よくない気持ちを抱いている」というのはもはや専門家の意見のように散見される。それらは全部、私にとっては動かぬ証拠。 相手への思いがカジュアルであれ

          返信の速さ=愛の深さ という迷推理

          自己紹介「ちょっと後ろ向きな私が前向きに生きるためnoteを始めてみる」

          はじめまして。ふみと申します。 「自分は愛されて育って、壮絶な過去などなにもないのに、なぜか生きるのがつらくてしょうがないし、周りの人にまでつらい思いをさせてしまっている人」っているんじゃないでしょうか。 私は30代前半。どこにでもいるような普通の女性です。 健康で、何も不自由なく生きてきて、家族関係も特に問題はないのに、 なぜかいつもうまくやれない。 でもそれってすべて、私の中の不要な考えや不安や恐れが引き起こしているのではないか。そんな風に思って、このnoteを始め

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