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旅③北舟岡駅


2024年3月下旬
ばあちゃんちからの帰り道の途中で
寄り道と
お宿へ一泊した話です


寄り道①
「ハーベスター八雲」

とにかくその日は天気が
めちゃくちゃによくて
良いの中の最上級の青で
青の中の最上級の青で
大気圏的?青

内浦湾(噴火湾)は
生まれたときから何回も通って
見てきたけれど
こんなに美しかったこと
あるかなって程
それはそれは本当に美しい
写真を撮るには最高すぎる日だった
内浦湾の山々が
だーーーっと全部全部見えて
羊蹄山もくっきりはっきり見えて
いつも見えてたかもしれないけど
山にまだ雪が残っていたからこそ
はっきり見えたんだろう
美しすぎて見惚れて
事故起こさないように頑張りました
畑に白鳥たちがいっぱい
この時期、北海道旅行したい人に
本気でおすすめしたい
すっぴんのありのままの
地味で優しくひんやりと穏やかな
北海道が味わえる

昔、富良野のお店の人が言ってた
滞在におすすめの季節はね
4月とかGWとか雪が降る前
ですかね、
花も咲いてないし、
緑もないから
全然人がいなくてね
1番いいですよ
って
とてもいい顔をして教えてくれたな

本当そうだなって思った

平日だったけど
ハーベスター八雲の中はそれなりに
賑わっていた
春休みだからかな?
よかった、ほっとした
ちゃんと人気があって
素晴らしいところだから
ずっと終わらないでほしい

お昼用にやきとり弁当買ってたのに
見たらどうしても食べたくなって
チキンを買ってしまった
朝ごはんもばあちゃんちでたっぷり食べたからお腹空いてないけど
食べたいし今残すと後で絶対食べないから
全部食べた
全然あっさり食べちゃった
本当においしいから

旅①にも書いたけれど
八雲から長万部間の
本当に本当に地味すぎる海岸線が
好きすぎる
母は、
ああ、あそこのお店もうなくなったかと言ってたり…
寂しく感じているかもしれないけど

本当に何もなくて
車でもJRでも通る人にとっては暇すぎる景色かもしれない
ぐっすり睡眠ポイントかもしれない
でも私にとってはここが
一番楽しみな景色
心が無になる
物思いにふける
聴いてる曲の中に入り込む
大好きな時間

高速は通りたくない
海が見えなくなっちゃうから


文章だいぶ長くなってきそうだな…

長万部通り過ぎて
峠を越え
次は私がずっと憧れてきた場所へ

寄り道②
「北舟岡駅」

伊達市にある北舟岡駅
隣の伊達紋別駅は特急北斗も
停まる駅
北斗に乗って札幌から函館へ
向かうとき
室蘭を通り過ぎると美しい海岸線が
近寄るのがこのあたりで
北斗に乗るとここのラインが
1番楽しみで海に見惚れる時間
北舟岡駅は一瞬で通過してしまうので
知らなければ気が付かない

なんせ今日は空が抜群に青い
そんな日に北舟岡駅で写真が撮れるなんて…考えただけで涙がでそう…
もちろん雨の日の撮影も
雰囲気が出て最高だろうけれど
写真のプロでもうまい人でもない
私が撮るには晴れがいいし
青空と海と駅
これを撮ってみたかったから

国道から北舟岡駅までの小道に入る
細い一本の下り坂に入った瞬間から
車内全員の歓声があがった
海がキラキラ輝いていた
その海にまっすぐ突っ込んでいくような感覚だった
そして、駅についた
ついについた

テンションあがりすぎて
連写のように大量に撮っていた
中から
とりあえず選出

後日、フィルム写真でも撮ってたのも
あげてみようかと思う
フィルムカメラ持ちながら
ケータイ持ちながらで
手元がむちゃくちゃだった

一眼レフにケータイを
セットできるやつ
今1番使う時なのに
テンションあがりすぎて
すっかり忘れてた

子供が
どうしても北斗が通過するのが見たいというので
時刻をチェックしたら数分後に通過するのがわかったから
私は上から
母と子供がホームで待機

停車しないから高速で通過する
その瞬間
北斗の運転士さんが
母と子供に手を振ってくれたらしい
白い手袋をして
若い運転士さんが
手を振ってくれるのがはっきり見えたみたいで
母、歓喜 笑
うれしいよね、それは

私1人で来ていたら
夜までいたかもしれない
この後の夕日は絶対美しいのは
もうわかっていたし
夜、月や星がきれいなのも
わかっていたから
全部全部見たかったけれど
それはまたいつか
子供が大きくなり
私が1人で旅ができるように
なってからの
楽しみにとっておこう

また来ます
恋しました
大好きです
忘れない
忘れられない

この後、天然豊浦温泉しおさいへ
泊まりに行った話は
長くなったから次に書こう
そちらも最高だった

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