まずは、たくさんやってみる

結論: 初心者のうちは、とにかく数をこなすこと

どんな物事においても、
上達するためには、
量も質もどちらも大切である。
だが、
初心者のうちは質よりもとにかく練習量、
練習時間を増やすことが大切だと思う。
最初のうちは何も知らない、何もできない状態だ。
とにかく、
体を動かしたり、頭を使って、
経験をすることが大切だ。
習うより慣れろとも言い換えられる。
それをある程度続けていると、
壁に当たるようになってくる。
そこからは、
質を考えてやっていけば良い。
また、知っていることとやったことがあるという状態には、
雲泥の差があることも覚えておくと良い。
本や動画、インターネットなどで知識を理解できていたとしても、
それがやってみてできるかどうかは別ものである。
例えるならば、
プロのスポーツ選手の動画を見て、
それを見たからといって、
原理を理解したからといって、
すぐにできるわけではない。
それができるようになるためには、
膨大な練習量や体力が必要である事は覚えておくべきだろう。
また、一流の選手や一流のパフォーマンスを発揮する人は、
とんでもない努力をして、時間を投下していることも忘れてはいけない。
加えて、
そうなりたいのならば、
そうなるための練習をするべきだと言うことも知っておくと良い。
誰の言葉かはわからないが、
ボクシングの選手はたくさん走っているが、
チャンピオンになる人ももちろんたくさん走っている。
そこでその選手が言った言葉で、
「たくさん走って、チャンピオンになれるのならば、マラソン選手や陸上選手はみんなボクシングのチャンピオンになっている」
と言う言葉である。
ボクシングのチャンピオンになりたいのならば、 走ることよりも、ボクシングの練習をしなければいけないと言う事の例えである。
その目標を成し遂げたいのならば、そうなるための練習が必要である。
例えるならば、
梯子をかける場所を間違えていないか?
痒くない方の足をかいていないか?
と言うことだ。
まずは、とにかくたくさん何回もやってみることで、
体験して自分の体で気づきを得る。
「こうすれば良くなるんだ」
「だからできないんだ」
などの自分の体験を通して得られることは、
他人のアドバイスや本に書いてあることから受けることよりも、
大きな経験値になってくると思う。
例えば、
料理をして、
火加減や焼き時間、
野菜の切り方など、
いろいろ自分で経験してやってみることで、
最適解を探していけることになる。
また、
初心者のうちにする練習は、
周りから見ると、
かっこ悪く見えたり、
ダサく見えたりするのはよくあるケースだ。
だけど、
実際にそうやってやってみて、
汗をかいて体を動かして、
痛い思いをして経験していくのと、
何も苦労をせずにやっていくのでは、
経験値に圧倒的な差が出るし、
自分と同じような立場の人にも、
自分の経験をもとにアドバイスすることができると思う。
だからこそ、
もし、自分が全然だめだと思うような時があったとしても、
周りから何を言われたとしても気にせず、
まずはとにかくたくさんやってみることが大切なのかなと思う。
それに、大体の場合は、
長く続けている人が、
最終的には上達している。
どんなにセンスがあろうが、
どんなに才能があろうが、
それを使おうとしないのならば、
それは何もしていないのと同じかなぁと思っている。
どんなに不器用でも、
へたくそでも泥臭くても、
とにかく長くたくさん続けている人の方が、
周りからも頑張っているのは感じられるし、
見ていてもかっこいいし、
その人は必ず上達していると私は思う。
それに、
そのやっていることに関しては、
上達しているのはもちろんのこと、
人間として、人としても成長していると思う。
周りの意見よりも、
頑張っている自分を見つめて、
自分と向き合ってみる時間の方が大切だと思う。

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