最終的にその結末をうけるのは誰か?

結論:全ては自己責任

私のお気に入りの本である、
”嫌われる勇気”
の中に出てくる言葉で、
自分の課題と他人の課題を切り分けるときに、
課題の分離をする時の1つの考え方として、
”その行動によって最終的にその結末を受けるのは誰なのか”
を考えると、課題の分離がしやすいと言う話がある。
最終的に、責任や結果を受けるのは誰なのかという視点で物事を考えてみると、
自分の課題と他人の課題をうまく線引きしやすくなると思う。
自分の課題は自分のやるべきこと、
他人の課題は他人がやるべきことである。
子育てや日常生活、仕事などにおいても、
自分の課題と他人の課題をうまく分離して取り組むことが効率的であり、
お互いに成長を促せる方法なのかなぁと思っている。
例え話として、
子育てに関しての考え方を1つ話したいと思う。
子育ては、義務教育の1つである。
しかし、義務教育といっても、
子どもに関することを全てしなければいけないと言う事ではないのかなあと思っている。
子どもの課題は子ども自身の課題であり、
親の課題は親自身の課題である、
とうまく線引きしていくことで、
その人にとっての良い子育てになっていくのではないかなぁと思う。
例えば、
子どもが遊んでばかりいてご飯を食べない時、
そのご飯を食べないことによって、
お腹が空いてきつい思いをするのは、
親ではなく、子ども自身である。
親がそこでできることは、
ご飯を用意したり、食べやすい環境を調整することなどである。
そういう行動をした結果、
子どもが、ご飯を食べるかどうか、
つまり何をするかは子ども自身の課題であると考えてみよう。
もちろん、子どもがまだ年齢が幼かったり、理解力が伴っていない時は、
親がある程度の援助する必要はあるとは思うが、
子どもが成長していくにつれ、
親は課題の分離をして可能な範囲で親のやるべきことをやって、
後は子どもに任せるといったような、
自立を促す子育てをしてみるのも良いのかなと思っている。
また、いくら子どもでもやってはいけないことや取り返しがつかなくなるようなこと、破ってはいけないルールを破ろうとしていることなど、
親がどうしても止めなければいけない場合、介入しなければいけない場合はある。 そういう時は、適度に強い言葉で指導やアドバイスをしたり、
適切な言葉遣いや例え話を使って、
なぜそれをやってはいけないのかの説明をする必要はあると思う。
必要に応じて権力を振るうことも、
僕は最終手段としてはあり得るのかなあと思う。
ここで大切な考え方は、
適切な距離感を探し、その距離を保ちつつ接していくことが大事だと思う。
自分にできる事は可能な限り全部やる。
強制するのではなく、あくまで最終的な意思決定は本人に任せる。
それが本当の意味での自立を促すことだと思う。

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