深夜電力料金が、もはや全然安くない件。

 関東地方では、台風が去りあの猛暑が戻ってきました。如何お過ごしですか。犬猫等のペットを飼っているご家庭、夏休みでお子様がゲームやスマホ三昧で家に居座っているご家庭、亭主が定年退職し、今日も居間に陣取っているご家庭では、エアコンは欠かせません。かといって、深夜は深夜でネットやゲーム、食洗機、エコキュート、洗濯機、おやじのPCがフル回転しますので、これらの電気代とエアコンによる電気代は掛かります。一昔前なら、夜間電力料金は1kwh当たり10円くらいで、へでもなかったのですが、原発事故以来電気料金はウナギ登りとなっています。

いやいや、それでも「東電は、東電は、オール電化住宅を決して見捨てたりしない!」そんな淡い期待と願望を打ち砕くデータが得られましたので、白日のもとに晒すことと致します。

ソーラー発電付きのオール電化住宅に住めば、高い電気料金とは無縁とお考えの方は、ちょっと立ち止まり、上記のグラフを御覧ください。

 昼間はソーラーくんが頑張るので、東電から高い電気を買うことは回避できます。しかし、ソーラーくんは夜は無力です。手回し発電機にも負けます。

 最も安い電気料金を利用できる電化上手の方(おじさん、おばさん)は、1kwh当たり12.25円+2.9円=15.15円、電化上手に入りそこねたスマートライフプランの方(ナウでヤングな方)は、同17.46円+2.9円=20.36円の高い深夜電力を使うことを余儀なくされています。深夜電力で単価20円とか・・、一昔前の昼間の料金ですよコレ。

電気はいったいどこまで値上げされるのでしょう。          電事連は石坂浩二の口を借りてこう言います。

『私達は、エネルギーのベストミックスが必要と考えています。』   

はっきりと「原発再稼働が必要」と言わないところが実にイヤらしい。

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