私たちは真っ新で画像を見る事を出来ない

そう思ったのは
NASAが宇宙に浮かぶ謎の「?」マークを発見、正体は?
の記事を見たからだ。ネットでも話題になったカタカナに似たアルファベットで日本人はカナに見えてしまってアルファベットが読めなくなる現象があったが、人間は文字を発明して以来、文字に似た形象を見ると文字と認識してしまう傾向がある。

だからなんだということもあるが、それは偶然の一致と片付ければ問題ないのではないかと。しかし心理的な影響や隠れた影響は不明だ。しかし文字に似ていると認識してしまう事で純粋に映像としてのピュアな印象を掴めない可能性はありそうだ。

これは火星の着陸船から送られてきた映像にも人工物が映ったと話題になる事にも共通がありそう。人工物を認識しているから似て映っているものが見つかると引きずられてしまう。

いや映像というは訓練の賜物で見えるものと考えられてもいる。風景画をみて海辺の風景かと思うのは何べんも似た光景を見ているから認識できるのである。この世界はありきたりの風景で囲まれているが、それはあなたが同じところにいて何度も同じ景色を見ているからだ。

人は同じ景色ばかり見ていると飽きてしまうので、まだ見たことのない景色を求めて旅行や冒険に出る。見飽きてしまうという事は人間の根源的な欲求なのだと改めて思った。


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